表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おとめの夜あけ  作者: 合川明日
♯3 おとめ達
48/131

―――。は、時間経過や、過去…

ハイネ「場所はわからないが、『女性街じょせいがい』がそれを証明しょうめいしている。ここは『OZ』の大使館たいしかんそのものなのだから」


ゲーテ「貴女きじょ勝手かってにそうおもんでいるだけでは?何ひとつ証明するものが無い――差詰さしずめ、この教会を、このステンドグラスを見たのでしょう」


ハイネ「そのステンドグラスが証明している。魔女まじょも『OZ』も――『女性街』の存在そんざいも説明がつく」


ゲーテ「貴女はこの国に来てまだ日があさい。この国の歴史れきしを知らない――バテレン弾圧だんあつかく教徒きょうと踏絵ふみえ火炙ひあぶりされたのは魔女だけではないのですよ…」


ハイネ「この国の歴史がそれだというの――そんな…そんな事……ありえない」


ゲーテ「むべき歴史はどの国にも存在する。貴女の国もそうでしょう?」


ハイネ「………」


仮面の女「――少し落ち着いてください。冷静れいせいに」


ゲーテ「その前に、八乙女さん。貴女は何か反論はんろんはある?」


おとめ「ひとつ。彼女は…一体――」


(走馬灯そうまとうで見た)少女A「貴女あなた何処どこかで?――」


 ――――。


ハイネ「私は此処ここなにもなしに来たわけではない…。たしかに確証かくしょうは無いが、此処は『女性街』であり、『OZ』でもあるんだ――二代目にだいめならわかってくれるはずだ…」


おとめ「――私が此処を『オズ』だと感じたのは、私が此処へれたから。ただそれだけ。でも、きて此処へ辿たどいた、それだけで私はそう思わずにはいられなかった…」


ハイネ「…見たの?走馬灯――」


おとめ「行くのでしょう?『オズ』へ。『女性街』から――そのために貴女は此処にる」


ハイネ「勝算しょうさんでもあるの?」


おとめ「彼女――彼女は何故なぜ此処に居るの?裁判さいばん関係かんけいでもあるの?」


ハイネ「彼女は、私もよく知らない。彼女がどうかしたの?」


おとめ「私の見た走馬灯に彼女が出て来た――その時はとてもいや予感よかんがして、つい彼女を、走馬灯を変えてしまった。もし、少しでも何か変化へんかがあれば…」


ハイネ「その影響えいきょうが出ているというの?かりにそうだとしても、それをどう証明するの?」


おとめ「夜音よねなら…あるいは――」


 ――――。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ