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おとめの夜あけ  作者: 合川明日
♯3 おとめ達
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人物「セリフ」

黒いドレスの女「――われ々は彼女に、死刑しけい求刑きゅうけいしたいと思います!」


ハイネ「ミス・ゲーテ!一体何を!?」


ゲーテ(黒いドレスの女)「落ち着きなさい。それは貴女きじょ魔女まじょ証明しょうめいし、それをまえての話よ。もっとも、証明出来ればの話だけれども」


ハイネ「魔女だと証明するため裁判さいばんなのに、それが出来たら死刑だなんて――」


ゲーテ「安心あんしんなさい、出来なきゃ無罪むざい放免ほうめんよ――もっとも、『オズ』はあきらめてもらうけど」


仮面(能面)の女「さて――貴女あなた、名前は何というの?」


おとめ「八乙女やおとめ…、ツクス」


ゲーテ「では、八乙女さん。貴女は魔女と呼ばれる存在そんざいだと聞いています――自身じしんが魔女である事を証明する事は出来ますか?」


おとめ「…いいえ、今は――」


ゲーテ「では、貴女は魔女について、何処どこまでごぞんじで?魔女というものについて少し、説明していただけませんか?」


ハイネ「それは私が説明せつめいしましょう――」


ゲーテ「私は彼女に聞いています。どうですか?八乙女さん」


おとめ「私は…つい先日せんじつ、自分が魔女である事を知りました。以前いぜんから自分のそれを知ってはいましたが、それが魔法まほうで、魔女そのものである事は知りませんでした」


ゲーテ「魔法とは?」


おとめ「――そうとしか言えない出来事…」


ゲーテ「具体的ぐたいてきには?」


おとめ「――貴女あなた他人たにん走馬灯そうまとうを見た事がありますか?もし、見た事があるならそれは魔法かもしれない」


ゲーテ「……」


ハイネ「――彼女は、魔法で銃弾じゅうだんはじいて見せた。もちろん、私の目の前で」


おとめ『私そんなことしたかな…』


ゲーテ「何故なぜそれが魔法といえるのですか?」


ハイネ「貴女にそれが出来て?」


仮面の女「では、彼女が銃弾をふせいだから魔女だと?」


ハイネ「彼女は『OZ』を知っていました。状況的じょうきょうてきにそう考えるに決まっています」


ゲーテ「貴女、魔法とは何か知っていて?」


ハイネ「具体的には断定だんてい出来できかねますが、私の国の書物しょもつでは――」


ゲーテ「論外ろんがいね。このさい貴女のお国はいておきましょう――『オズ』についても教えてください。それは何処どこにあるの?本当に実在じつざいするのですか?」


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