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最終章 第60話 コンサートマスター達の礼

コンサートマスター達の礼


 八艦が、戦場上空に展開した。 


全長五百メートルを超える巨大飛行艦が八艘——空を覆った。




帝国の軍が、空を見上げて動けなくなった。





 各艦のコンサートマスターたちが——ソニック・バスターを見た。



     ――――― 八方位から、一斉に——



     ―――――「我ら敬愛し、偉大なる師父に礼をする」——————


八人が、同時に深く頭を垂れた。 




ソニック・バスターが、オーラ・タクトを構えた。




鼓動が、八艦の鼓動と——同調し始めた。



「——最後の一楽章(フィナーレ)になるかもしれない」 静かな声が、戦場全体に届いた。



「それでも、奏でたい音がある——ラベルの未来のために」


ドン——一つ。


ドン——二つ。


ドン——三つ。


完全同調。



   ――――――――ソニック・バスターを中心に、八艦が八曜の陣を敷いた。―――――――




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