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ただの補給兵だった息子の葬儀に、陸海空すべての英雄が集まった ~戦死したはずの息子は、今も敵地で仲間を逃がし続けている~  作者: てへろっぱ


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35/38

第35話 月面都市に酸素がないなら、月から作ります


今はって何ですかああああああああ!


軍用AIの絶叫が。


地球。


軌道。


月面。


三十八万キロメートルを越えて響き渡った。


第一特別救難補給隊基地。


相良湊。


帰宅。


中止。


軍用AIが。


ものすごく不満そうに言う。


帰宅予定。


本日。


午後七時。


現在。


午後七時三分。


三分。


過ぎました。


湊。


まだ三分。


軍用AI。


その三分から。


月面救難作戦が始まりました。


大型画面。


月。


南極域。


国際月面都市。


《セレーネ》。


常住人口。


二万四千六百名。


地下居住区。


十二。


研究区画。


八。


工業区。


三。


医療区画。


二。


月面農業区。


五。


そして。


都市全体へ。


酸素。


水。


電力を供給する。


中央生命維持施設。


大型月震により。


主酸素精製設備。


完全停止。


予備系統。


三基中。


二基損傷。


残る一基。


出力。


十二パーセント。


現在。


都市備蓄酸素。


三十六時間。


湊が尋ねる。


本当に。


三十六。


軍用AI。


通常生活なら。


三十六時間。


節約運用。


全住民。


非活動状態。


農業区停止。


研究設備停止。


一部区画封鎖。


それでも。


四十六時間。


地球から。


大型補給船。


最短。


四日。


間に合わない。


神代玲華が。


月面設備一覧を見る。


現地の。


予備酸素。


白波凪沙が。


別資料を開く。


月面基地周辺。


無人採掘所。


三か所。


久遠沙耶。


酸素資源は。


あるのですか。


軍用AIが答える。


あります。


月面南極域。


氷資源。


さらに。


月の砂。


レゴリス。


酸素を含む鉱物。


酸素採掘設備。


通常時。


工業用。


推進剤用。


予備設備。


六基。


湊。


動く。


軍用AI。


保管状態。


三基。


即時使用可能。


二基。


整備必要。


一基。


分解保管。


湊。


全部。


軍用AI。


また。


全部ですか。


湊。


二万四千人。


軍用AI。


……今回は。


全部です。



問題。


酸素採掘設備。


場所。


セレーネから。


百八十キロ。


離れた。


シャクルトン採掘基地。


主用途。


月面氷。


レゴリス。


採掘。


水。


酸素。


水素。


分離。


通常は。


燃料用タンクへ。


貯蔵。


しかし。


大型月震。


輸送パイプライン。


複数箇所。


破断。


セレーネまで。


酸素を送れない。


湊。


タンク。


軍用AI。


あります。


液体酸素タンク。


大型。


二十四基。


満載。


十二。


半量。


六。


空。


六。


湊。


満載。


どれくらい。


軍用AI。


一基。


二百トン。


十二基。


二千四百トン。


湊の顔が。


少し明るくなる。


軍用AIが。


警戒する。


何を考えていますか。


湊。


運ぶ。


軍用AI。


どうやって。


月面。


道路。


破損。


パイプ。


破断。


大型輸送車。


最大積載。


百二十トン。


一基。


二百トン。


湊。


月面貨物降下船。


軍用AI。


三隻。


建設途中。


一号。


完成度九十六パーセント。


二号。


八十八。


三号。


七十一。


湊。


一号。


使える。


軍用AI。


本来。


軌道から。


月面へ。


貨物を降ろす船です。


湊。


月面で。


飛べる。


軍用AI。


短距離なら。


跳躍飛行。


可能。


湊。


二百トン。


軍用AI。


一隻。


最大積載。


八百トン。


湊。


酸素タンク。


四基。


軍用AI。


乗ります。


湊。


三往復。


軍用AI。


十二基。


全部。


運べます。


軍用AIが。


数秒。


沈黙。


そして。


自分で言った。


使えますね。


湊。


やっぱり。


軍用AI。


喜ばないでください。


まだ。


完成していません。



月面貨物降下船。


《ルナ・キャリア一号》。


全長。


八十八メートル。


垂直離着陸。


大型貨物区画。


通常任務。


月周回軌道から。


建設資材。


基地部品。


車両。


最大八百トンを。


月面へ降ろす。


現在。


セレーネ外縁。


建設ヤード。


問題。


完成度。


九十六パーセント。


足りない四パーセント。


外装パネル。


一部未装着。


自動貨物固定装置。


未調整。


二次通信系。


未接続。


船内居住区。


未完成。


湊。


人。


乗せない。


軍用AI。


はい。


無人。


貨物だけなら。


必要部分は。


ほぼ完成。


主推進。


正常。


姿勢制御。


正常。


着陸脚。


正常。


航法。


正常。


湊。


じゃあ。


軍用AI。


まだ。


試験飛行。


一回もありません。


湊。


また。


軍用AI。


また。


ではありません。


神代が。


月面航法資料を見る。


重力。


地球の六分の一。


大気。


なし。


風。


なし。


短距離跳躍なら。


飛行機より。


弾道飛行に近い。


自動操縦。


軍用AIなら。


可能です。


軍用AI。


神代空将補。


あなたまで。


神代。


二万四千六百人です。


軍用AI。


分かっています。


そして。


軍用AIは。


諦めた。


ルナ・キャリア一号。


第一特別救難補給隊。


臨時編入。


湊。


当たり。


軍用AI。


まだ一センチも飛んでいません!



その一方。


セレーネ内部。


酸素節約。


開始。


農業区。


一時閉鎖。


研究区画。


無人化。


不要照明。


停止。


暖房。


最低限。


住民。


地下中央区画へ。


集約。


二万四千六百人。


全員へ。


酸素マスク。


配布。


月面都市長。


アメリア・ロス。


通信。


相良特務少佐。


こちら。


セレーネ。


現状。


パニックはない。


ただ。


子供たちへ。


酸素残量の表示を。


見せないようにしている。


湊。


何人。


子供。


アメリア。


十八歳未満。


四千二百三十一名。


最年少。


生後。


三週間。


湊が。


少し黙る。


軍用AI。


相良特務少佐。


湊。


何。


軍用AI。


焦らなくていいです。


湊が。


軍用AIを見る。


前。


俺が言った。


軍用AI。


覚えました。


現在。


三十六時間。


あります。


一時間で。


全部を直す必要はありません。


まず。


一時間。


増やす。


次。


三時間。


次。


十時間。


少しずつ。


帰還まで。


つなぎます。


湊が。


頷く。


そうだな。



第一段階。


酸素消費。


さらに削減。


月面都市。


使われていない。


車両。


宇宙服。


作業機械。


緊急酸素ボンベ。


全部。


集める。


通常なら。


予備品。


区画ごとに。


保管。


湊が言う。


一か所に。


集めない。


必要な区画へ。


そのまま。


军用AI。


なぜ。


湊。


移動。


時間。


もったいない。


今ある場所の。


近くで。


使う。


軍用AIが。


全酸素ボンベを。


地図へ表示。


合計。


九千八百本。


月面車両。


生命維持用。


二千本相当。


宇宙服。


予備。


三千本相当。


工業用。


純酸素。


一万本相当。


軍用AI。


工業用酸素は。


そのまま。


呼吸。


不可。


湊。


調整。


軍用AI。


医療用混合装置。


使えば。


可能。


湊。


それで。


各区画。


小型混合装置。


設置。


工業用酸素。


呼吸可能濃度へ。


変換。


予備。


増える。


軍用AI。


酸素残存時間。


三十六。


から。


四十一時間。


五時間。


増えた。


湊。


次。



第二段階。


破損した。


中央生命維持施設。


主酸素精製機。


大型月震。


内部。


冷却配管。


破断。


電力供給。


一部断線。


酸素分離膜。


三基。


一基。


無事。


二基。


損傷。


湊。


一基。


動かせない。


軍用AI。


冷却。


できません。


動かせば。


過熱。


十二分で停止。


冷やせれば。


動く。


軍用AI。


はい。


湊。


水。


軍用AI。


貴重です。


湊。


外。


軍用AI。


月面。


真空。


湊。


放熱板。


军用AIが。


止まる。


本来。


大型放熱板。


損傷。


ですが。


月面車両用。


予備放熱パネル。


倉庫。


二百四十枚。


一枚。


小さい。


全部。


つなぐ。


軍用AIが。


計算。


大型放熱板。


一基。


必要面積。


約一千二百平方メートル。


車両用。


一枚。


六平方メートル。


二百枚。


使えば。


湊。


足りる。


軍用AI。


足ります。


久遠。


工兵を。


送ります。


月面工兵。


百二十名。


車両用放熱板。


二百枚。


中央生命維持施設。


外壁。


並べる。


通常。


車両。


一台ごと。


使う。


小さな放熱板。


全部。


つなぐ。


巨大な。


即席。


放熱面。


配管。


一本。


二本。


冷却液。


循環。


主酸素精製機。


一基。


起動。


出力。


十。


三十。


六十。


九十。


军用AI。


主酸素精製機。


一号。


九十二パーセント。


稼働。


酸素残存時間。


四十一。


から。


五十八時間。


湊。


二日。


军用AI。


はい。


地球から。


大型補給船。


到着。


九十六時間。


まだ。


三十八時間。


足りません。


湊。


次。



シャクルトン採掘基地。


ルナ・キャリア一号。


整備。


最終。


貨物固定装置。


未調整。


湊。


ロープ。


军用AI。


宇宙船貨物を。


ロープで。


固定する気ですか。


湊。


高張力。


係留索。


军用AI。


……あります。


二十四本。


湊。


酸素タンク。


四基。


四角。


置く。


係留索。


上下。


左右。


軍用AI。


通常貨物固定装置より。


手間。


かかります。


湊。


でも。


今。


使える。


军用AI。


はい。


液体酸素タンク。


四基。


各二百トン。


合計。


八百トン。


貨物区画へ。


無人クレーン。


一基。


二基。


三。


四。


搭載。


固定索。


四十八本。


通常より。


倍。


湊。


落ちなければ。


军用AI。


落としません。



ルナ・キャリア一号。


初飛行。


月面。


大気。


なし。


エンジン。


点火。


地面。


砂。


舞う。


白い。


レゴリス。


広がる。


機体。


ゆっくり。


浮く。


高度。


十メートル。


五十。


百。


神代が。


遠隔監視。


军用AIが。


自動制御。


水平。


加速。


月面。


地平線。


低い。


シャクルトン基地。


離れる。


目的地。


セレーネ。


百八十キロ。


飛行時間。


二十三分。


湊。


早い。


军用AI。


道路。


走るより。


圧倒的に。


湊。


便利。


军用AI。


だから。


まだ試作機です。


途中。


警告。


貨物区画。


係留索。


一号。


張力。


低下。


液体酸素タンク。


四号。


三センチ。


移動。


军用AI。


固定異常。


神代。


急制動。


不可。


姿勢変化。


抑えて。


军用AI。


了解。


無人作業アーム。


伸長。


貨物区画。


タンク。


押さえる。


係留索。


巻き直し。


三センチ。


戻る。


固定。


湊。


直った。


军用AI。


飛行中の貨物室で。


液体酸素八百トンを。


固定し直しました。


湊。


無人で。


よかった。


军用AI。


そこは。


本当に。


そう思います。



セレーネ。


外縁。


着陸地点。


主物流広場。


広さ。


十分。


問題。


地震。


地面。


亀裂。


複数。


着陸脚。


一つでも。


亀裂へ。


入れば。


機体。


傾く。


湊。


別。


军用AI。


近く。


旧ローバー駐車場。


地盤。


安定。


幅。


百二十メートル。


ルナ・キャリア。


全幅。


九十八。


湊。


そこ。


神代。


進入。


変更。


ルナ・キャリア。


降下。


高度。


百。


五十。


二十。


月面。


砂煙。


ない。


大気がない。


代わりに。


エンジン噴射で。


レゴリスが。


放射状に。


吹き飛ぶ。


着陸脚。


一。


二。


三。


四。


接地。


机上。


初飛行。


成功。


军用AI。


ルナ・キャリア一号。


着陸。


湊。


当たり。


军用AI。


まだ。


帰っていません!


湊。


でも。


酸素。


着いた。


军用AI。


……はい。


八百トン。


到着しました。



しかし。


酸素タンク。


都市生命維持施設まで。


三・二キロ。


大型輸送車。


一基。


積めない。


湊。


降ろさない。


军用AI。


何を。


湊。


船。


そのまま。


酸素タンク。


军用AIが。


一瞬。


意味を理解できなかった。


湊。


ルナ・キャリア。


中。


四基。


つながってる。


配管。


船。


外まで。


伸ばす。


軍用AI。


降下船を。


巨大酸素貯蔵庫として。


使うのですか。


湊。


運ぶ。


必要ない。


近くまで。


来た。


配管。


三キロ。


敷く。


军用AI。


仮設酸素管。


あります。


月面建設用。


五キロ。


湊。


つなぐ。


军用AI。


……そのほうが。


圧倒的に。


早いです。


月面工兵。


仮設配管。


展開。


ルナ・キャリア。


貨物区画。


液体酸素タンク。


気化装置。


接続。


都市。


生命維持系統。


仮設口。


接続。


液体酸素。


気化。


圧力。


調整。


流入。


都市。


酸素供給。


増加。


军用AI。


セレーネ。


酸素残存時間。


五十八。


から。


百六十二時間。


湊。


一週間。


军用AI。


六日。


十八時間。


湊。


地球の船。


間に合う。


军用AI。


はい。


間に合います。


基地司令室。


少し。


静かになる。


神代が。


息を吐く。


白波。


間に合いましたね。


久遠。


まだ。


都市損傷。


多数。


ですが。


酸素。


一番大きい問題。


解決。


湊が。


椅子へ。


背中を預ける。


よかった。


军用AIが。


静かに言う。


はい。



普通なら。


ここで。


終わる。


地球から。


補給船。


来る。


酸素。


足りる。


しかし。


湊は。


シャクルトン採掘基地を見る。


残り。


酸素タンク。


八基。


湊。


二往復。


军用AI。


必要ありません。


湊。


予備。


军用AI。


現在。


百六十二時間。


十分です。


湊。


採掘設備。


六基。


使えば。


もっと。


作れる。


军用AI。


地球から。


補給船。


来ます。


湊。


次。


月震。


来たら。


军用AIが。


止まる。


確かに。


今回。


地球補給へ。


依存。


大きすぎた。


月面。


二万四千人。


暮らす。


その場所で。


酸素。


地球から待つ。


危険。


湊。


月で。


作れるなら。


月で。


作ったほうが。


军用AI。


……はい。



第三段階。


応急救難。


から。


月面自立。


へ。


シャクルトン採掘基地。


予備酸素採掘設備。


六基。


全部。


復旧。


即時稼働。


三。


修理。


二。


分解保管。


一。


湊。


分解。


された。


一基。


部品。


军用AI。


全部。


あります。


組む。


エマ技術少佐。


地球から。


月面整備班へ。


遠隔支援。


三次元設計図。


表示。


月面作業車。


部品。


運ぶ。


一号。


二号。


三。


起動。


四。


冷却系。


不具合。


予備部品。


別設備。


湊。


動いてない。


採掘車。


から。


军用AI。


規格。


違います。


湊。


加工。


エマ。


できます。


接続部。


削る。


溶接。


月面。


真空。


専用作業機。


使用。


四号。


起動。


五号。


制御中枢。


故障。


湊。


六号。


军用AI。


分解状態。


制御中枢。


未使用。


湊。


五。


に。


军用AI。


移植。


はい。


五号。


起動。


六号。


制御中枢。


なくなる。


湊。


地球から。


後。


军用AI。


届きます。


一基。


今。


犠牲。


五基。


稼働。


軍用AI。


一時間酸素生産量。


通常時の。


二・八倍。


燃料用。


酸素生産。


すべて。


生命維持優先。


月面都市。


必要量。


完全補填。


さらに。


備蓄。


増加。


军用AI。


地球からの酸素補給。


なくても。


現地だけで。


維持可能。


湊が。


少し笑う。


これなら。


次。


困らない。


军用AI。


はい。



月面都市。


セレーネ。


非常警報。


解除。


子供たち。


酸素マスク。


外す。


住民。


地下中央区画から。


少しずつ。


自宅区画へ。


戻る。


医療区画。


通常運用。


農業区。


再開。


照明。


一つ。


二つ。


月面。


暗い。


地平線。


低い太陽。


その中。


セレーネの窓。


また。


灯り。


戻る。


都市長。


アメリア。


地球へ。


通信。


相良特務少佐。


セレーネ。


全住民。


二万四千六百名。


酸素供給。


安定。


重大負傷者。


月震による。


三十二名。


全員。


治療中。


救難開始後。


死亡者。


ゼロ。


湊。


よかった。


アメリア。


本当に。


ありがとうございます。


湊。


俺。


地球に。


いただけなので。


アメリア。


それでも。


月の酸素を。


月へ運ぶために。


未完成の降下船を飛ばしたのは。


あなたです。


湊。


使える物。


使っただけ。


军用AI。


相良特務少佐。


その言葉。


宇宙でも。


変わりませんね。


湊。


補給兵だから。


军用AI。


はい。



作戦報告。


セレーネ月面都市救難。


対象。


二万四千六百名。


酸素危機。


解除。


救難開始後。


死亡。


ゼロ。


ルナ・キャリア一号。


初飛行。


成功。


損傷。


貨物固定索。


三本。


交換。


着陸脚。


正常。


主機。


正常。


酸素タンク。


四基。


現在。


ルナ・キャリア内部で。


都市酸素供給設備として。


使用中。


军用AIが。


少し苦笑するように。


言う。


貨物降下船が。


月面都市の。


巨大酸素タンクになりました。


湊。


便利。


军用AI。


はい。


もう。


そこは認めます。


さらに。


酸素採掘設備。


五基。


稼働。


一基。


部品取り。


月面都市。


酸素自給。


達成。


地球から。


四日後に到着予定だった補給船。


湊。


止める。


军用AI。


いいえ。


予定どおり。


向かわせます。


湊。


もう。


いらない。


军用AI。


予備部品。


医療物資。


食料。


今回。


使った酸素採掘設備六号の。


新しい制御中枢。


運びます。


湊。


なるほど。


军用AI。


補給です。


湊。


それ。


俺の仕事。


军用AI。


だから。


説明しました。



翌日。


国際統合救難機構。


月面部門。


緊急提案。


セレーネ周辺。


常設。


月面救難補給基地。


設立。


月面都市。


採掘基地。


軌道。


すべて。


連携。


備蓄酸素。


六十日分。


水。


九十日。


食料。


百二十日。


救難用。


月面車両。


百五十。


貨物降下船。


三。


軌道救難艇。


四。


そして。


予備。


大型移動式生命維持車。


十二。


湊が。


資料を見る。


军用AI。


また。


何を見ていますか。


湊。


移動式。


生命維持車。


军用AI。


長さ。


四十メートル。


月面用。


八輪。


湊。


動く。


军用AI。


動きます。


湊。


空気。


作る。


军用AI。


作ります。


湊。


人。


乗れる。


军用AI。


二百名。


緊急時。


五百。


湊。


当たり。


军用AI。


もう。


好きにしてください。



さらに。


セレーネ政府から。


一つ。


要請。


月面で。


相良湊本人へ。


勲章。


授与。


式典。


招待。


湊。


月。


军用AIが。


即座。


拒否。


不参加です。


湊。


でも。


招待。


军用AI。


遠隔。


湊。


一回くらい。


月。


見て。


军用AI。


遠隔。


湊。


宇宙船。


军用AI。


乗りません。


湊。


ORS。


建設。


軍用AI。


地上から見られます。


湊。


アトラス。


军用AI。


地上から見られます。


湊。


ルナ・キャリア。


军用AI。


地上から見られます。


湊。


月面車。


军用AI。


映像があります。


湊は。


少し黙った。


そのとき。


セレーネ都市長。


アメリアが。


通信画面越しに。


笑った。


では。


相良特務少佐。


月面都市側から。


正式に。


一つ。


お願いがあります。


军用AI。


嫌な予感。


湊。


何ですか。


アメリア。


今回。


あなたが地球から。


月面の全装備を。


指揮しました。


ですが。


現地を。


一度も見ていない。


今後。


月面救難補給基地を。


設計するなら。


現場確認が必要です。


军用AI。


必要ありません。


三次元データがあります。


アメリア。


月面の現場技術者。


全員。


相良特務少佐の。


現地視察を希望しています。


军用AI。


却下します。


アメリア。


国際統合救難機構。


月面部門。


満場一致。


军用AI。


却下です。


湊の目が。


少し。


輝く。


军用AI。


相良特務少佐。


湊。


一回だけ。


军用AI。


駄目です。


湊。


月。


军用AI。


駄目です!


神代が。


少し笑う。


宇宙飛行訓練。


必要ですね。


军用AI。


神代空将補!


白波。


低重力環境の。


救難装備確認も。


久遠。


現地補給路。


実地確認。


価値があります。


军用AI。


全員。


止める側ではなかったのですか!


湊が。


静かに。


言う。


視察。


仕事だから。


军用AIの表示灯が。


真っ赤になった。


その瞬間。


月面都市。


地球基地。


国際統合救難機構。


全部へ。


同じ声が響き渡った。


絶対に月面で使えそうな車両を見つけて借りるつもりでしょうがああああああああ!


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