3/7
ep.3 ひさしぶりの感覚
お風呂から出るとリビングは静かだった。
もう寝ちゃったのかな。
そんなことを考えながら廊下を歩く。
目に入ったのは、手をつけていないご飯のおにぎりたちと、そこら辺の椅子のクッションを下敷きにして床で眠るはるちゃん。
ベッドで寝てない?!?!
しかも上何もかけてないし。
「しょうがないなぁ、、」
過去に彼女は持ち上げられるのに抵抗あるって言ってたけど、風邪ひかれたほうが大変だ。
そう思い、彼女をベッドに移動する。
知らされてた通り、彼女は起きなかった。
(寝顔思ったより可愛いな)
そう思ってしまったバカな自分をはたき落とす。
彼女に掛け布団をかけて机を片付けようとふと視界に入った。
(睡眠薬、飲んだんだ。)
ふと気づいてしまった。
薬のゴミがあったから。
残ってしまったご飯を冷蔵庫にしまい、俺は客用の布団を出して、寝床につく。
これから生活費と彼女をどうするのかを考えながら眠りについた。




