第18話
第18話
「ん、お母さん?」
「おはよ、しゅう君!」
目を擦りつつ体を起こす息子に
気づけば目が開いてる娘。
「あら、2人ともおはようございます。」
子供達がおきる前に話し終えて良かった。
「ゆーちゃん、おっぱい飲もうか〜。」
「シュート君はおやつありますよ。」
さっきまでの暗い雰囲気を
感じさせないように
ヴェレーナさんもしてくれて助かるなぁ。
子育て経験者は違うわ。
先輩だし色々聞けたら良いな。
「失礼します。ヴェレーナ様。ちょっと。」
「……ノックも無しに入ってきて
その態度は何ですか!
この方はダリオ様のお客様ですよ!」
「……その方がお客様?まさか!
厄介者でしょう?」
おぉ、メイド長はヴェレーナさんに
ケンカ売っていくタイプなんだね。
「……分かりました。
お前はメイド長から降ろすよう
ダリオ様に進言しておきましょう。」
「な!なぜです!?その女が!「黙りなさい!」」
「っ!」
「ダリオ様の意思を尊重できない
使用人など必要ありません。」
まぁ、正論だね。
主人に逆らう使用人とか最悪だよね。
「メイド達がお前の指示で
嫌がらせした事は聞いています。
部屋で謹慎していなさい!」
メイド長は悔しそうに顔を歪め
一礼して部屋から出た。
ヴェレーナさんはふぅ。と息を吐き
「すみません、どうやら急用ができましたね。
坊ちゃんに話をつけてきますわ。」
そう話して子供達にも声をかけ彼女は
部屋を出た。
これは、吉と出るか凶と出るか
が分かんないな。




