第16話
第16話
色々不安なことはあるけど今この時は
ゆったりとした時間が過ぎた。
「あら、そろそろお昼ご飯の時間ですね。
一緒に食堂に行きましょう?」
ヴェレーナさんの一言で食堂へ。
途中でダリオさんを誘って。
「今日の昼も朝とあまり変わらないんだ。すまない。」
「いえ!食べられるだけ有難いです!」
そうしてお昼ご飯を食べ終わった。
本当にこの世界のご飯終わってる……。
美味しくないわ……
でも目立つのは良くないし。
にしても、ヴェレーナさんが居るだけで
みんな凄い頭下げるじゃん(笑)
力関係がガッツリ見えたわ。
メイド達の嫌がらせが少し落ち着くといいけど。
エスカレートさせると大変なのは
メイド達の気がするし……いっか!
ダリオさんよりもヴェレーナさんのが
使用人達は頭が上がらないというよりは
ダリオさんがヴェレーナさんに
頭が上がらないから皆も頭が上がらないのよね。
にしても、ご飯どーにかしたい。
でも、見つかる危険度が上がる。
はぁ……。ダリオさんに功績を押し付ける?
……ううん。これ以上の迷惑はダメだ。
気づけば部屋についていた。
「ゆっくり休んでくれ。」
「ダリオさんも休める時は休んでください。」
「あぁ。ありがとう。」
彼は仕事しに行くのだろう。
何かちょっと疲れた顔してるのよね。
その時ヴェレーナさんがそっと傍によってきて
ソッと耳打ちしてきた。
「子供達がお昼寝したら少しお話しましょう。」
ドキッとした。
彼女が本当の味方なのか見極める時かもしれない。




