6日目
メリクリです。
評価、ブクマありがとうございます。
筆が遅くなってしまいすみません。
忙しくてなかなか添削が追いつかない…
森をひた走る
この旅で最新のピンチを迎えている
今までも小さな問題はあったが、負けることはなかった
「っちくしょう!まだ追ってきやがる!!」
「とりあえずアイリンの氷魔法と俺の毒霧で足止めして体制を整えよう!ゆいピー、みんなに結界と誘導よろしく!」
「り!」
「いくです!アブソリュート・ゼロ!!」
飯田の『力ある言葉』により氷の壁が築かれる
触れたものを凍てつかせる絶対零度の氷壁だ
実際には超長い詠唱と膨大な魔力がいるが、飯田のスキル『詠唱破棄』により『力ある言葉』のみで発動できる
「消臭玉を投げるぞ!みんな煙を通っれ!」
俺は消臭玉を投げ、煙をみんなが通るのを見届けると更に匂い玉を投げる
両方とも陽介が作ったアイテムだ
安直なネーミングだが俺らの臭いは紛れ、更に強烈な臭いが魔獣の鼻を誤魔化してくれる筈だ
陽介と殿を務めながら、全員いるのを確かめつつ直走る
俺たちを追ってくるオルトロスの群れが少しずつ引き剥がされていく
死の森に来て、斉藤達の攻撃でも時間がかかるようになってきた
一撃では倒せない
魔物が強くなっているということだ
だから俺たちは連携して魔物対多数で戦ってた
ここに来てそれが逆転したんだ
オルトロスの群れは連携し、大勢で俺たちを囲いこちらの連携を壊した
俺たちは狩る側から狩られる側になり今走っているわけだ
結構やばいな
日も傾きだしてる
夜になれば圧倒的に不利だ
消臭玉を使ったけど、臭いが完全に取れたわけじゃ無いのでそのうち追いつかれるだろう
「ゆいピーどのくらい進んだ?」
「ルートはそんなに外れてないっす。ちょっと逸れちゃったけどそこまで影響ないっす。」
「そっか。じゃとりあえずそこで一旦休憩しよう。」
「おう!みんな大丈夫か?とりあえず下に降りようぜ。その方が落ち着けるだろ。」
3メートル程の崖を降りて下の川辺に着くと水瀬は座り込んでしまった
一番レベルも低いし、元々運動が苦手なのでしょうがないか
「っぷはっ!水気持ち〜な!」
「良いっすね〜。疲れたぁ。」
「めっちゃ走ったですぅ〜。(疲れた〜。クソ犬どもめ!)」
だからと言ってあれは気が緩みすぎというか…
水の中に魔物がいた場合はどうするんだよ
とりあえず朝比奈に頼むか
「朝比奈、式神まだ大丈夫そうならこれをなるべく遠くに置いてきてほしいんだが。」
「まだ余裕あるっす。なんすかそれ?」
「ん?俺の血。」
「「「「え?!」」」」
「たぶんだけどあいつら血の匂いを追ってくると思うんだ。夜の襲撃とか怖いだろ?だからちょっとでも撹乱できたらと思ってな。」
「なるほど〜。りょーかいっす。」
「それでっと、小林、今日はここでキャンプで良いのか?」
「そうですですね。みんな疲れてるしこのままここで休みましょう。今日は見張りも増やさないとなぁ。」
「みんな〜できたよ〜。いや〜疲れた。魔力消費が激しいからしばらく僕も休むね。」
「おう。ありがとう陽介。」
「?」
「崖に穴を掘ってもらってたんだ。囲まれてる方が多少、気が楽だろ?」
「先輩、流石っすね!」
「で、ちょっと話があるんだが良いか?」
俺は今後について小林に提案と指示を仰いだ
あくまで提案
決定権は相手
しかし、こちらの思惑通りに話を進める
話を上手く誘導し、こちらの意図を隠し相手が自分の判断で決めたと感じるように話を進めるのは割と得意だ
今回はそこまで難しいことじゃないしちょろいな
俺が斉藤じゃなく小林を相手に選んだのは相手の思考回路が読める方が楽だから
確実性を考えて
斉藤は俺には思いつかないような奇抜なことをしでかすからな
花畑回路は読めん




