三眼人族の言語習得
どんな世界、社会、種族だろうと。
一定数の小悪党、悪党、はみ出し者は存在する。
言語習得方法の為に。
その一定数を食べれれば好かったのだが。
そうそう都合よく出会える訳も無く。
レオン君とシュンナは。
ソロで活動する冒険者、旅人を狙う事にした。
レオン「…今更だけど。俺が怖くないか? 」
シュンナ「は、はいっ。い、いえ、わわわたしは別に…///」
三眼人族(人)を食べる。
嫌われる。
逃げられる。
そう思ったレオン君は。
遠回しにシュンナに改めて目的を話す。
シュンナは今だ窒息死を防ぐ為のキスの所為で会話がかみ合わない。
が、逃げる気が無い事は窺えたレオン君。
気合いを入れて街道脇の茂みの中で、獲物(人)が来るのを待ち伏せする。
目は良さそうだと窺えたが。
鼻は分からないので。
潰すと臭いがちょっときつい草を顔に塗って体臭を消す。
レオン「……おっ、来た~♪ 」
如何やら目が良いだけの様だと。
近づいて来る様子から判明し。
目前に来た瞬間。
旅人「うわっ!? うべぇ! 」
足を払って前のめりに転ばし。
起き上がる前に背中を思いっきり踏み付けて止めを刺す。
レオン「上手くいった」
シュンナ「血、血でこの場で何かあったと気づかれます」
シュンナの指摘通り。
旅人の口から大量の血が飛び出た。
レオン君は土を掛けて隠蔽工作をして。
旅人の死体を担いでこの場を速やかに離れる。
レオン「誰も居ないな。誰も来ないな」
シュンナ「…居ないようです」
シュンナは目の前で殺された旅人に手を当てる。
化けて蘇らない事を念じる。
レオン「今から食べる。シュンナは少し離れて居てもいいんだぞ」
シュンナ「いえ、見届けます」
そうかと。
旅人の服や装備を剥いで。
シュンナが嘔吐とかしない様に。
手早く死体を腹に納める。
ボキボキ、バキバキと骨まで食べる。
レオン「一人で言語を話せるようには、ならないよな」
シュンナ「習得した時に何かあるんですよね? 」
レオン「あ、ああ。突然頭にビビッとくる感じ、だと思う。なんせ数年…生まれて間もない時の記憶だからな。うろ覚えなんだよ」
今はその何とも頼りない習得方法で。
三眼人族語を習得しなければ。
この国では真面に活動できない。
だから、次の獲物を探しに。
街道沿いを慎重に進む。
次の獲物は。
二人組の冒険者パーティーだった。
町に逃げ込まれたら厄介なので。
シュウナが泣き声を出して誘き寄せ。
隠れていたレオン君が確実に一人を瞬殺。
残った冒険者は木の棒きれや石を投げて牽制し。
逃げるのを封じながら。
シュンナと力を合わせて仕留めたレオン君。
レオン「これで習得できると好いんだけどな」
シュンナ「主(海竜様)よ、どうか彼等の御魂を天国へ」
海竜の巫女っぽいとレオン君は思いながら。
旅人と同じ様に素っ裸にした男たちを腹に納める。
ビビッと頭にきた。
レオン「多分、三眼人族語を習得した、できた」
シュウナ「主よ、罪をこれ以上重ねる事が無い事を、感謝します」
二人は手に入れた服を改めて確認し。
血が付いて無い服を着る。
身体が縮んだレオン君は。
ぱっつんぱっつん。
シュンナに至っては布地が余って。
縛ったり、短剣で切ったりして調節した。
二人とも不器用なので。
なんだか乱暴された様な感じ。
レオン「ちょっとこれは…町に入れないか」
シュンナ「あまり見ないで、下さい///」
必死に発育途中の胸元を隠すシュンナ。
レオン君はシュンナの好感度がどれ位なのか気にする余裕が出て来た。
その為。
言われた通りにあまりじろじろ見ないように心掛けた。
レオン「さて、俺たちはこいつ等が来た方角とは反対側に行こう」
下手に人口が多いとこは。
魚人や宝石人とばれたら不味い。
言葉と服を手に入れた。
次は顔の化粧を手に入れる。
もしくは似た色の草汁、樹液、泥で化粧をお互いに施し。
村と思えるところで、ばれるか早々に試す。
シュンナ「できれば、臭いがきついのはやめません? 」
レオン「贅沢は言えないだろ」
魚人族の視覚で。
三眼人族の男女の顔をよく調べて。
二人は三眼人族に成りすます化粧をする。
そんなこんなで二日費やし。
見事変装を果たす。
レオン「い、行くぞ」
シュンナ「はい」
シュンナにも魚人族の言語習得が可能が試したが。
習得できたのか不明。
なのでシュンナの言葉が通じない場合は。
喉が風邪気味でとフォローしてもらい。
レオン君がなんとか交渉を成功させると決めて。
○○村と書いてある標識を頼りに。
村に歩いて行く。




