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食糧難と友達にシュンナを紹介

レオン君の家(洞窟)


メルゲン「昨日も餌がなかなか見つからなくてね♪ 」

ルチェル「昨晩は私…寂しかったんですよ♪ 」


「モグモグ…」


目の前でイチャラブを展開する両親の餌・料理を見て思う。

食糧難だ。

シュンナの料理を振る舞いたいけど…。

両親の体形じゃ洞窟は通れない。


「地上からは結構遠いってシュンナが言っていたな…(ブツブツ)」


メルゲン「どうしたレオン♪? 餌はまだあるぞ♪ パパやママに遠慮しなくてもいいんだぞ♪? 」


レオン君が餌を食べるのを止めたのに気付き。

メルゲンさんはレオン君に餌はまだまだ有るからとかつおを指でちょっと押す。


ルチェル「わたしのも食べていいわよ、レオン♪ 」


ルチェルさんは食べかけの鰹を歯で綺麗に切断し。

綺麗な方をレオン君に差し出す。


「うんうん、これで十分だよ。父さんも母さんもちゃんと食べないと力が出ないよ♪ 」


2人のラブラブでお腹一杯だから…。


メルゲン「パパと何時になったら言ってくれるんだい? 」

ルチェル「あなた、呼び方よりもレオンがわたし達を心配してくれたことを喜びましょうよ♪? 」


メルゲン「あ、ああそうだね♪ ッチュ♡♪ 君の言う通りだよ♪ 」

ルチェル「ンンン♡♪ 不意打ちはずるいですよ、モ~~♡♪ ッチュ♡♪ 」


「ごちそうさま。友達と遊んでくるね」


再びイチャイチャし始めたご両親のピンクで甘~い空間から逃げるレオン君。


メルゲン「おや? レオンには成人はまだまだ先かな♪ 」

ルチェル「当たり前ですよ♪ まだあの子が生まれて一回しかお化けサンゴ礁が餌を出して(産卵して)ないじゃないですか♪♪ 」


※魚人族に日付を付ける習性は無い。

餌の地上人の多少の命乞いの中で日数は空に輝く太陽で分かるようになった程度。

1年なんて数えているより狩りに集中したいと考える。

そんな彼等彼女の中で変人・地上人に詳しい知識を得た魚人が。

家の材料に使っているお化けサンゴ礁が。

規則正しく1年に1回産卵すると魚人族に広めた。

お化けサンゴ礁は瀕死、もしくは栄養をしっかり取っていれば必ず同じ時期に毎年子孫繁栄と勢力拡大のために産卵する。

魚人族と共に共栄した時から徐々に遺伝子レベルでその様に進化した。

まあ、産卵した卵は殆どと言うか…。

残らず魚人族の餌にされているのだが。

今も絶滅せずに生息しているのだからよしとしておこう。


メルゲンさんはまた遠くの海域に海流に乗って行く前に。

ルチェルさんの子宮を存分にデザート代わりに味わい尽くしてから出かけた。


ルチェル「ッ♥ ンーーッ♥ イッテラッシャ~~♥♥ 」


腰がガクガクで数時間快楽の余韻に浸ってから。

貝を拾いにルチェルさんも浅瀬に出かけた。


◇◆◇


「最近餌を獲るのが大変になってきたな……」


人族の軍隊が動いているのと関係ありかな? 

両親に人族の料理をふるまいたいけど。

シュンナが料理に毒を盛ると思うと…。


目の前でシュンナの同年代の少女を食い殺して脅したのは不味かったと今更後悔するレオン君。

だが、そうせざる得ないほど。

地上人は魚人族に冷たかった。


「なんであそこまで嫌われなくちゃならないんだ…」


俺はまだ悪いことをした覚えは無い初対面だっつうのに……ああ、餌・食料難に日々の栄養もままならないのに。

どうやって両親にお腹一杯安定した食事をさせられるんだ…。


浜辺で毎日食事なんてしてたら。

両親まで変人扱いされる、よな。

後、食材も絶対追いつかないで直ぐ底が着くな。


「それとやっぱり……地上人が襲ってくるかもしれないしな」


安心して食事をしたいんだ。

争いたいんじゃない。


そんな色々悩んでいると。

ラプーン君とジーラス君がレオン君を見つけて泳いできた。


ラプーン「何怖い顔で悩んでんだ? 」

ジーラス「レオン君、今日もあの地上人の処に行くの? 」


「二人ともおはよう」


友達に会ったので。

シュンナと名前を付けたんだと会話を切り出す。


ラプーン「アッヒャハハハ♪♪ 」

ジーラス「ラプーン君!? 」


突如大爆笑のラプーン君。

余程ツボに入った様だ。


ラプーン「ハ~♪ レオンはほんとに変わった奴だよな♪ 地上人に名前を、付けた? ダーッハハハハ♪♪ 地上人を家の材料かジイー様の餌の繁殖みたいなことをすんのか♪? 地上人一匹で数増やせんの♪? 」

ジーラス「ラプーン君。レオン君はぼく達とはちょっと違うだけだよ。笑うのはかわいそうっていうか…その……」

「フォローしようとしてくれるのはわかってるよ」


ラプーン君に散々笑われて。

レオン君達3人は海竜の祭壇に通じる洞窟へ向かう。


◇◆◇


ラプーン「着いたーー♪ 」



シュンナ「っひぃ」


突然地底湖から飛び出して来た魚人族に免疫がまだできていないため。

過剰に驚くシュンナ。


「シュンナ、俺だ!? 」


祭壇の傍の光源から洞窟の奥に逃げようとする背中に呼び掛ける。


シュンナ「・・あなたですか」


心臓がドクンドクン治まらないが返事を何とか返す。

返さなければ…生きたまま喰い殺されると目の前で殺された同僚の死の光景がフラッシュバック。

同僚の姿を自分に置き換えた光景が脳裏に過った。


シュンナ「お、おはようございます」


「ああ、おはよう」


ラプーン「ぶふ♪! 地上人とあいさつしてるよ♪♪ あいさつ…♪ 」

ジーラス「ラプーン君…」


レオン君の行動がもう完全にツボになってらっしゃるね、ラプーン君。

笑い死にしなければいいけど……。


「まあ、そっちの彼は無視していいから」

シュンナ「は、はい」


レオン君はシュンナに料理は作れると聞く。


シュンナ「簡単なものなら…できます」


巫女少女であった時に先輩の修道士や神官達が作る料理を。

レオン達に作る。

魚人族に対しては少なすぎる量で作られた質素な料理が一品。


ラプーン「少な!? 」


ジーラス「これが地上人の餌…料理」


「おいしそうだな♪ 」


毒が入っていないと言うのは友達の未知との対面に水を差すなと2人より先に毒見。


「うん、素朴な味付けだ」

ラプーン「モグモグ。味がしねえぇ」

ジーラス「そ、そうかな…ぼくはおいしいと思うけどな…」


「ジーラス君。無理しなくていいから…」


シュンナ「……一生懸命に作ったのに(ボソリ)」


神殿の食事の評価が散々だったのに対し。

今度作る時は本当に味付けをしないようにしようかと考える。


毒は盛らないのは……恐怖の方が強いからか? 

それとも……。


ラプーン「地上人の家を見に行こうぜ♪ 」

ジーラス「あ、それはいいね♪ 」

「シュンナもどうだ? 」

シュンナ「一緒に行っていいのなら」


レオン君達は鍾乳洞をシュンナの掲げるランタンで照らされながら進む。


ラプーン「地上人は暗闇では目が見えないって本当だったんだな♪ あははは♪ 」

ジーラス「地上人は身体的にぼく等より劣っているんだ。この洞窟は鍾乳洞って言うんだ♪ へぇ~レオン君はどうしてそういうこと知っているの? 」

「まあ、色々な大人の会話を注意深く聞いてるから、かな? 」


そんな会話で神殿の海竜の間に到着。

ラプーン君とジーラス君は(宝石人族の)建築物の残骸を見てはしゃいで今日の遊びを終え。

日が傾いたらシュンナを海竜の祭壇に戻してレオン君達は両親の元に帰った。


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