表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/16

第14話 旗神の泉の謎と人狼ゲーム大会

校長の早川との話が終わり、碧月は「人狼ゲーム大会の事はみんなに聞いてみよっか。」と、生徒会のLINEを開け、とりあえず今生徒会室に誰かいるかどうかを尋ねてみた。返事しだいで、碧月はそれからの行動を決める予定だった。

ところが返信が全く返ってこない。10分後、再びLINEを見てみると、既読がついたのは隣にいる桐崎ただ1人。返事どころか既読すらもついていない。

「うーん...誰も生徒会室にいないのね...」

「じゃあ鍵を持って上がりましょうか。」

「そうね。」

碧月と桐崎は職員室で生徒会室の鍵を借りようとした。

ところが、生徒会室の鍵が職員室にない。その時職員室にいた東原に聞いてみても、鍵の在処はわからなかった。

「鍵がないってまさか...誰か持って帰っちゃったの??

すぐに聞かなきゃ!!」と碧月はLINEを開けるが、やはり既読が1しかついていない。これでは、言ってもすぐに返信が帰ってこない可能性が高く、碧月はこの行為を無駄に思えた。

「ん、LINE...」桐崎がスマホを開ける。

「......??」桐崎は真顔になった。

「誰から??生徒会の人だったら...」碧月が言おうとしたところを桐崎が制する。

「いえ、ただのお店の公式垢の広告です。」桐崎は軽く笑った。

「とりあえず、生徒会室に上がってみましょう。開いてるかもしれないですし。話はそれからですよ。」

桐崎の提案で、2人は生徒会室に向かうのだった。


その頃生徒会室では、匁沢と三織、鳳月、それに高村が何やら準備をしていた。

「なんか最近会長が元気ねーからな、俺らで励ましてやろーぜ!」匁沢が張り切って準備をする。

机が四角にセットされ、その上には大量のお菓子と唐揚げが置いてある。他にも飲み物が入っている大きなペットボトルが数本、あとは簡単に生徒会室を装飾するつもりである。

そんな中、1件のLINEが来た。

通知を見た瞬間、匁沢の顔が真っ青になる。

「あ、やっべ瀬戸に鍵持っていってること言うの忘れてた!!いくらサプライズとはいえ、これは後で怒られるな...」

「じゃあ私が返信しときまs...」

「待て!!」匁沢が高村を制した。

「それではサプライズの意味がなくなってしまう...責任は俺がとるから、決してLINEを開けないでくれ。」

いつになく真顔で言われて、高村はすくんだ。

「わ、わかりました...」高村もそう答えるほかなかった。

「ほら、早姫ちゃんにそんな怖い顔線でもえーやん??早姫ちゃん、大丈夫やで??」鳳月が高村をなぐさめる。

「はい...そーいや詩織さん、ずっと気になってたんですけど、関西弁使ってるので関西出身なんですか...??」

「あー...えっとねー、実はうちなー...」

「待て。足音が聞こえてくる。おそらく瀬戸...と、桐崎か?」

匁沢は瀬戸たちが生徒会室に向かっていることに気づいた。

そして、「じゃあ、それぞれの場所に座ってくれ。」と言って、三人は無事準備を終え、碧月たちを待ったのだった。


生徒会室についた碧月と桐崎は、生徒会室の後ろの方のドアを開けようとしたが、鍵がかかっており、全く開かない。

「うーん...やっぱり開かないなぁー...鍵がないとダメ...」

前のドアは桐崎が確かめに行ったが、どうやら開いていないようだ。

「どうしよう...誰か持って帰ってくれてたらいいんだけど...」

「そうですね...。」2人揃ってため息をつく。

「じゃあ、帰ろっか。」

「そうですね...あ、僕はトイレに行くので先帰っててください。」

「わかったー。じゃあねー!!」

そうして、桐崎と碧月はわかれた。


それを生徒会室内で聞いていた3人は慌てた。

「なんで桐崎のやつ...前開いてないって...」

「何か考えがあるんちゃうー??」

「でもたしかに不思議です...。」

噂をすれば影がさす。生徒会室に桐崎がやってきた。

「あれ、お前帰ったんじゃないのか??」

「いえ、そんなことより、匁沢さん、スマホ貸してください!」

「ああ、いいけど...何する気だ??」

「瀬戸を呼び戻します!!」

「なるほど...ま、お手並み拝見といこうか。」匁沢が持っていたスマホを桐崎に投げた。

桐崎はしっかり受け取る。

「ロックはかけてねえ。好きにしてくれ。」

「ありがとうございます!!」

そうして、桐崎は匁沢のスマホで碧月へのLINEを開いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ