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資料調査① 卒業アルバム内の校歌について



こんばんは、無記名です。


前回掲載した卒業アルバムについて、

追加調査を行いました。


今回は、

アルバム内に記載されていた

校歌について記録しておきます。




──────────────────




問題の卒業アルバムには、

学校名の記載がありませんでした。


表紙、

背表紙、

校章ページにも、

名称らしきものは確認できていません。




ただし、

巻末付近に、

校歌と思われるページが存在していました。




古い卒業アルバムでは

珍しくない構成ですが、

内容に少し違和感があります。




まず、

作詞・作曲者名が記載されていません。




また、

校歌ページだけ、

紙質が若干異なっているように見えます。




後から差し込まれたものなのか、

元々そういう仕様なのかは不明です。




──────────────────




以下、

判読できる範囲で

歌詞を書き起こします。




──────────────────




『山かげ遠く

 雲は流れて


 水音静かに

 橋を渡る


 帰るやさしく

 夕は満ち


 白き布ゆれる

 ふるさとの道




 深き緑に

 声は眠り


 みんなで帰ろう

 あの橋へ


 帰る場所には

 人は待つ


 今日も変わらず

 戸は開いている』




──────────────────




全体としては、

古い地方校歌に見えます。


ただ、

いくつか気になる点があります。




まず、

“橋”と“帰る”という表現が

異様に多いこと。




一般的な校歌でも、

郷土や自然を歌う例はあります。


しかし、

この校歌では、

ほぼ全節で

“帰る”ことが強調されています。




また、

「戸は開いている」という表現も、

校歌としてはやや不自然に感じました。




──────────────────




さらに気になったのは、

アルバム内の他ページとの共通点です。




寄せ書き欄には、

以下のような記述が複数見られます。




『また帰ろうな』




『橋の向こうで待ってる』




『先に帰ってます』




卒業アルバムの文面として考えると、

違和感はありません。




ただ、

他ページでも

“帰る”という言葉だけが

異様に多く使われています。




──────────────────




校歌について調べるため、

歌詞の一部を検索しましたが、

一致するものは見つかりませんでした。




ただし、

一節のみ、

古い民謡資料との類似が確認されています。




『橋を渡る』




この表現が、

九州地方の山間部に残る

古い労働歌の一節と

部分的に一致しています。




ただ、

該当地域については、

現在詳細不明です。




──────────────────




また、

情報提供者から、

気になる話を聞いています。




アルバムを確認していた際、

ページをめくるたびに、

頭の中で

歌のようなものが繰り返し浮かんだとのことです。




最初は、

どこかで聞いた校歌だと思ったそうですが、

家族に確認しても、

一致する学校はありませんでした。




提供者本人も、

その地域とは無関係とのことです。




──────────────────




個人的に気になっているのは、

この校歌には、

“学校”そのものを示す表現が

ほとんど存在しない点です。




一般的な校歌にある、


・学び舎

・若人

・希望

・未来


といった語句がありません。




代わりに繰り返されるのは、




・橋


・帰る


・待っている




という表現です。




──────────────────




また、

歌詞の一節について、

少し気になる点があります。




『今日も変わらず

 戸は開いている』




この部分ですが、

なぜか、

アルバム内でのみ

インクが滲んでいます。




保存状態の問題かもしれません。




ただ、

他ページには

同様の滲みは確認できませんでした。




──────────────────




現時点では、

校歌と集落との関係は不明です。




ただ、

これまで確認されている記録の中で、




・橋


・帰る


・白い布




といった共通表現が、

繰り返し出現しています。




偶然かどうかは分かりません。




引き続き、

この学校、

または歌詞に

心当たりのある方は

情報提供をお願いいたします。

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