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5/20

情報提供④ 地方紙の切り抜き



こんばんは、無記名です。


今回も、

前回に引き続き

情報提供をいただいた内容を掲載します。


送られてきたのは、

熊本県内の地方新聞の切り抜き数枚でした。


いずれも昭和後期頃の記事で、

保存状態はあまり良くありません。


ただ、

掲載写真の一部に、

これまでの記録と共通する特徴が確認できました。




──────────────────




最初の記事は、

地域欄の小さなものです。


見出しは

以下のようになっていました。




「山間部にて

 実態不明の生活痕を確認」




記事本文は、

途中が大きく欠損しています。


判読できる箇所のみ、

書き起こします。




──────────────────




『県内山間部にて、

 無人と思われる集落跡が確認された。


 現地には、

 生活に使用されていたと見られる

 複数の建物が存在。


 洗濯物と思われる布類、

 炊事用具、

 車両なども確認されている。


 ただし、

 現時点で居住者は確認されていない』




──────────────────




ここまでは、

廃集落や限界集落の記事にも見えます。


ただ、

違和感があるのはここからでした。




──────────────────




『現地調査を行った関係者は、


 「無人ではあるが、

 放棄された印象ではない」


 と話している』




──────────────────




記事中には、

現地写真も掲載されています。


画質は粗いものの、

以下が確認できます。




・山間の細い道路


・斜面沿いに並ぶ民家


・古い軽トラック


・干された洗濯物




ただし、

人物は確認できません。




掲載写真の一枚には、

橋も写っています。


木造と思われる古い橋で、

欄干の一部が歪んでいます。




その橋の奥は、

木々に隠れており、

ほとんど確認できません。




記事キャプションには、

短くこう書かれていました。




「現地入口付近」




──────────────────




別の記事では、

さらに気になる記述がありました。




『現地調査は、

 安全上の理由から一時中断された』




ただし、

その“安全上の理由”については

書かれていません。




紙面の続き部分が

切り取られているため、

元々掲載されていたのかも不明です。




──────────────────




提供者によると、

切り抜きは、

閉店した古書店の整理品に

混ざっていたとのことでした。


同じ封筒には、

別の記事も数枚入っていました。




そのうち一枚は、

かなり短い地域記事です。




──────────────────




『山間部にて行方不明となっていた

 男性二名について、

 現在も捜索が続いている』




地名部分は、

インク滲みで判読不能でした。




記事内には、

以下の一文があります。




『現地は道幅が狭く、

 土地勘のない者が

 立ち入るのは危険』




ただ、

不自然なのは、

行方不明時期です。




記事の日付と、

別記事の現地調査日が、

ほぼ同時期でした。




──────────────────




また、

同封されていた写真の裏面には、

手書きで

以下の文字が残されていました。




『帰ったか?』




誰が書いたものかは不明です。




──────────────────




さらに、

新聞写真を拡大して確認したところ、

気になる点がありました。




橋の欄干付近に、

白い布のようなものが写っています。




最初は、

洗濯物かと思いました。


ただ、

別角度の写真にも、

同じ位置に白いものがあります。




布なのか、

別のものなのかは判別できません。




また、

民家周辺の写真にも、

白い布のようなものが

複数写っています。




不思議なのは、

どの写真でも、

風景に対して

布の位置だけが

少し浮いて見えることです。




気のせいかもしれません。




──────────────────




別件ですが、

前回掲載した卒業アルバムについて、

進展がありました。




卒業生と思われる人物の名前を、

複数特定できています。




ただし、

現在の戸籍情報、

居住記録などと一致しない例が多く、

本人確認には至っていません。




また、

一部については、

実際に接触を試みています。




現時点で、

応答は確認できていません。




──────────────────




個人的に気になっているのは、

新聞記事と卒業アルバムの間で、

“帰る”という言葉が

繰り返されている点です。




アルバムの寄せ書き。


写真裏面の書き込み。


現地調査記事。




いずれも、

「帰る」という表現だけが、

妙に強く残っています。




ただ、

何に対しての“帰る”なのかは

分かりません。




──────────────────




現時点での整理:




・集落の物理的痕跡は存在している


・ただし、

 居住者は確認されていない


・橋付近の記録が欠落しやすい


・調査は途中で中断されている


・“帰る”という言葉が

 複数媒体で共通している




なお、

これらの情報は断片的であり、

正確性は保証できません。




引き続き、

似た地域、

写真、

新聞記事などをお持ちの方は

情報提供をお願いいたします。

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