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結論。メルフィとの会話が一番長かった。そしてシリウスが思ったより短かったけれど、性格上仕方ないかと慣れたらもっと話すようにはなってくれる筈です。

と反省を書いておいて夜会話はこんな感じで、会話だけになります。会話だけなのは夜会話のみです、イベントによる分岐などはしっかり描写が入ります。

翌朝。

目を覚ました私達は川で顔を洗って、身支度を整えると朝食を済ませてさっそくラディッツの町を目指して出発することになった。


「出発の準備は済んだか?」

「ええ、大丈夫よ。ラディッツの町に着くのはいつ頃になるのかしら?」

「何もなければ昼過ぎには着くと思う」

「その辺は大丈夫。この俺が昨日ばっちりとルートを調べてあるからねぇ。魔物に会わずに安全に迎えるぜ」


褒めて褒めて、と期待に満ちた目で私達を見てくるジェイルにリオンは棒読みで。


「ああ、そうだな。凄いな、ジェイルは」


と告げていたので、ついでに私も棒読みで。


「素敵だわ。ジェイル。流石騎士様ね」


と言っておいた。


「お前達、俺の扱い酷くない!?」


なんて抗議する声が聞こえて来たけれど無視していたら、メルフィがしょんぼりとした様子で私の側までやってきて言ってきた。


「ねぇ、私、シリウス様に嫌われてるのかな?」

「え?どうして?」

「…さっき、荷物を片付けて運ぼうとした時、地面にあった石に躓いて転びそうになったのね。それで丁度すぐ近くを通っていたシリウス様に抱き着く形になったんだけれど、すごい勢いで引き剥がされちゃって…そのまま、私が持ってた荷物をもって足早に去って行かれちゃったんだよね」


成程、確かにそれはショックを受けても仕方ないかもしれない。

私が納得していると、そばで話を聞いていたジェイルが明るく笑って言ってきた。


「ああ、メルフィちゃん。違う違う、それ誤解だわ」

「え?」

「シリウスの奴、ちょーっと女性が苦手なだけなんだ。苦手って言うかどう接していいのかわからないってやつだな。だから抱き着かれて驚いてついそんな行動に出たんだと思うぜ。その証拠にメルフィちゃんが持ってた重い荷物代わりに持って行ってただろ?」

「あ、あれ、そうだったんですね!私てっきり嫌われたのかと思ってました」

「大丈夫、嫌われてないから。だからメルフィちゃんも避けないでやってな?」

「はい、勿論です!」


ほっとしたからなのか、ジェイルと話せたからなのかはわからないけれど、すっかり調子の戻ったメルフィの様子を見て私は軽く溜息をついた。


(全く、現金なんだから。まぁ、メルフィらしくて良いけれど)


とまだ笑顔でジェイルと話しているメルフィを見守っているとリオンが声をかけて来た。


「そろそろ出発していいか?」

「そうね。出来るだけ早く町に着きたいし、行きましょうか」


そうして私達は、ラディッツの町へと向かって再び出発した。

道中は、ジェイルの選んだ安全なルートのおかげか、魔物に遭遇することはまた全くなく無事にお昼前にラディッツの町へと辿り着く事になった。

町へと足を踏み入れた途端、私もメルフィも唖然とする。

村の人やお父さんからは、町は私達の村と違って大きくて建物も立派で人も多いとは聞いていたけれど。


(まさか、本当にこんなに広くて大きくて人も沢山いるなんて…!)


思わず圧倒されてしまうのは、田舎育ちの身としては仕方のないことだと思う。

立ち尽くしたまま言葉も発せない私達を見て、リオンが不思議そうに首を傾げた。


「ユフィア?どうしたんだ?メルフィも」

「いや、だ、だって!町がこんなに広くて大きいなんて思ってなかったから、圧倒されちゃって…!」


私の言葉にメルフィも同意するようにこくこくと頷く。

その様子を見て、ジェイルは面白そうに笑みを浮かべて行ってきた。


「二人とも、本当に村から出たことなかったんだな。このラディッツの町は他の町に比べたら小さい方だぜ?」

「え?本当に!?」

「ああ。ここで驚いてたら、王都に行ったら心臓飛び出るんじゃないか?」


なんてジェイルは冗談交じりに言っていたけれど、それが冗談じゃないような気がして私はメルフィと顔を見合せた。


「都会って怖いのね…」

「う、うん」

「ま、まぁ、慣れれば大丈夫だ。村も町も人は変わらないからな」


リオンはそう言ってくれたけれど、少しだけ王都に行くのが不安になったりしたのだった。

それから、私達は今晩の宿を探す方と、食料を調達するほうに別れて行動する事になり。

宿を探す組はリオン、食料を調達する組はシリウスとジェイルに別れて、慣れていない私とメルフィはどちらかに一人ずつついていくことにした。


「メルフィ、どちらにする?」

「私はどっちでもいいよ。ユフィアが先に決めて」


そう言われて、私は少し悩んだ後。


リオンと一緒に宿を探すことにした。→8-1へ

シリウス・ジェイルと食料を調達することにした。→8-2へ

次はイベント分岐の為、普通の小説のように描写がしっかり入ります。その為、UPには時間がかかるかもしれません。

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