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「メルフィ。まだ起きてたの?」
「ユフィアこそ」
「ええ、なんだかすぐには眠れなくて」
「わかる。私もなんだー!見る景色が新鮮で興奮しちゃって」
「そうなのよね」
「それに、それに!あんな素敵な騎士様達と一緒にいられるなんてまだ夢をみているみたいで!」
「そっちか!」
「だってだって!皆素敵なんだもの。でもやっぱりジェイル様かなー?気さくで優しいし、楽しいお話も沢山してくださるし!」
「メルフィ、ああいうタイプが好みだったの?」
「やっぱり憧れちゃうよー。都会の男性って感じだし。あ、でもでも、クールな感じのシリウス様も素敵だし、真面目だけれどちゃんと私達のこと気遣ってくれていたリオン様は騎士様って感じでこっちも素敵だし!あー、やっぱり皆素敵かも!」
「……全く、あんたは」
「そういうユフィアはどうなの?」
「は?何が?」
「三人の中ではだれがタイプなのってこと!」
「はああ!?ないない、そんなの。っていうか、まだ会ってから一日しかたってないじゃない。好みも何もないわよ」
「相変わらず、ユフィアってば恋愛にクールなんだからなー」
「別にそういう訳じゃない…と思うけど」
「否定しきれてないし」
「うぐっ」
「それともやっぱり初恋の王子様に操を立ててるとか?」
「いや、だからそれはないってば」
「なら、せっかくのチャンスなんだから頑張らないと!騎士様達が駄目でも王都に行ったらきっと素敵な男性だっているはずよ。恋愛の女神さまは待っててなんてくれないんだからね!?」
「え、ええ。そうね」
「だから、一緒に頑張ろうね。恋愛することは悪いことなんかじゃないんだから」
「…そうね。そう言う相手に出会えたら、頑張ってみようかしら」
「その意気だよ。気になる男性が出来たらまず会話する事。相手の事がよくわかるからこれ大事よ」
「ええ、分かったわ」
「ふふ。頑張って二人で一緒に幸せを掴もうね」
「そうね。ってそろそろ寝ないと、明日起きれなくなるわね」
「あ、本当だ。じゃあ、そろそろ寝ようか。おやすみー」
「おやすみ」
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