―ロイ編―魔神化の修行
ここは……どこだ……
周りは何も無い空間、僕は確か究極の間に飛ばされて…………
「ロイ、貴様の修行は私がつけてやろう」
ロイの目の前に突如現れたのは雷の魔神、トールであった。
「何をすれば強くなれるの?」
「貴様は私の上半身を魔力で召喚することで操り、戦えるな」
「あぁ、そうだよ」
「それじゃまだだめだ。」
トールの目つきが変わりロイを見る、依然ロイは腕を組み質問の意味を考えていた
「魔力での召喚、つまり魔神化をそれぞれの部位で個々に魔神化出来なければ意味がない」
「どういうこと?」
「基本、今までは自分のオーラとして体からてきとうに放出してる魔力を私の体に変化させることで力を使うことができていた。しかし、それだと魔力の消耗が激しいのと、動きが遅く、当たりにくい」
「でも、どうすればいいの?」
「放出する魔力を体の一部分、例えば腕に集中させてそれを魔神化させれば腕のみの魔神化が可能になる。さらに自分の腕のように使うことができる、魔力の消耗も少ない」
ロイは頭の中で魔神化のイメージを浮かべていた
しかしどうにもいまいち浮かんでこない
「まぁ、実戦でやってみるのが一番だな」
雷神が両手を合わせて魔力を貯めるとそこから紫の雷で出来た人が出た来た、いや、正確には人型の魔神化ということか
「さぁ、始めよう、こいつは君と同じステータスの力を持つ」
「ふぅん、僕とね」
ロイは片手に雷を蓄積させた
「デス・ロスト!」
紫の雷はロイのコピーに当たった
…………が、コピーに変化はない
「そいつは雷で作られたお前のコピーだ。雷魔法は効かない」
雷神がにやけながらいう
「なら……究極魔法!『雷神召喚』!」
ロイのオーラから雷神が構築される
「ふっ、お前が部分魔神化を達成できなければこいつは倒せないぞ」
「そんなことは………………」
ロイが超スピードでコピーを魔神の手で叩きつける
「……ないよ」
叩きつけられたコピーは何事も無かったかのように立ち上がる
「なっ……に……」
「そいつの魔力源は私だ、私のみの攻撃でダメージは与えられない」
「いちいちうるさい!」
ロイが怒鳴ってオーラを荒立たせる
「『雷轟』!!」
雷神の手のひらに雷轟を当てて、連発用の装填をする
コピーは雷をばちばちさせながら動かない
「くらえ!『双雷轟』!!」
雷を奮い立たせて雷神の両手から放つ
しかしコピーはその雷すらも両手を広げて受け止めてしまった
「くっ…………」
ロイが思わず後ずさる
するとそれを待ってたかのようにコピーが蹴りをはなつ
「肉弾戦か……僕は雷神のオーラで守られてるんだよ、そんな攻撃」
話してるロイのオーラをすり抜けて蹴りが命中する
「ふんっ、上半身全て魔神化してるのは相当な魔力と集中力を使うんだよ。今のお前は完璧に魔神化出来てない」
「はぁ……はぁ………まだだぁ!」
ロイが魔神の左手を前に出す
「もう一発!『雷轟』」
大きく放たれた雷はいともたやすく吸収される
「くっそぉ、どうすれば……」




