世界創造の脅威
「なんで……俺を助けた」
エンキがロイに聞いた。
目の前には煙をあげながらバリスが倒れていた
「覇王、つまりライジさんの成し遂げようとしたことは僕の理想じゃなかったんだ」
「理想?」
「うん、ここだと敵が来たら困る、一度戻るよ」
「戻るって……俺はここにようが」
エンキが歩き出そうとした
「ここには、バリスより強いやつがまだ二人はいる。そんなやつらに今の君が勝てるの?」
「………………っ」
俺とロイはライトベースをひっそりと抜け出した
「じゃあ話すね。ライジさんたちが成し遂げようとしてるのは、世界創造だ」
「世界創造?」
「3つの秘宝は、とてつもない魔力をもっている。それでまず魔王を蘇らせる。そしてもうひとつ、魔神ベルセルカスの復活だ」
「魔神……ベルセルカス?」
「うん、確か君は別の世界から来た人間だったよね、そして魔神の御加護はその世界に目をつけた。」
「俺の……世界?」
俺がいた世界……それは戦争がない、普通の平和な世界だ、それのどこに
「君たちの世界に争いがない。つまりは兵器がない、だからベルセルカスを君の世界へ送り込んで人間たちを皆殺しにする。そうして、向こうの世界で新たな世界を作ろうとしてるんだ」
それは、衝撃的な言葉だった。今まで自分にはどこか違う次元の話だと思っていた
しかし今消されようとしているのは、間違いなく、俺の世界
「僕はライジさんに拾われた。そのときに言われた。「俺はみんなが仲良く暮らせる世界にしたい……」と」
「みんなが……」
「でも違った……僕の想像した世界とライジさんの想像した世界は違ったんだ。」
その後……俺たちはライトベースをはなれ、近くの町にいった、そこにスズも置いてきてるし
「これからどうするつもりだ。」
「もしよかったら君に同行させてほしい。」
「あぁ、俺はいいぜ」
「まず僕らのやることは、古代施設で敵がどうやってベルセルカスを君の世界へ送り込むのか、それを調べよう」
「わかった」
こうして、最強タッグが誕生した




