神の御加護…始動
「会うのは初めてですね、エンキくん、私は『神の御加護』のリーダー、ライジだ。よろしく」
「いや、敵のリーダーに挨拶されても…」
エンキは困って気合いモードも解除してしまった
「君には、特別に話しておこう。我らの今回の目的は絶望の魔石の回収、その理由は"覇王"を目覚めさせることだ」
急にライジが語りだしてしまってエンキも困ってしまう
しかもなんだ?覇王?
「覇王?なんだよそれ」
「我らは魔王を倒そうとしている、君らと同じだ。そのために覇王を目覚めさせるのだ」
「…」
エンキは黙ってしまった
たしかに自分の目的は魔王を倒すことだった
しかし、なぜだろう…自分の本能がこの連中を拒んでいた
「なら、なんで関係のない人を巻き込むんだ」
「君は、バカかい?魔王が目覚めるということは世界の終わりを意味する、つまり最初から皆関係しているのだよ」
正直話のスケールがすごかった、世界の終わりやらなんやらと
「だから君も我らと協力しないかい?」
突然のライジの誘いだった
「残念だけど…」気合いモードにエンキがなった
「そうか…」
「『炎の槍』!」
これが開戦の幕開けだった
「武装魔法『黒の衣』」
ライジの回りに黒いオーラが纏う
「ガルネクに似てるオーラだ、気を付けなきゃ」
その後ろから魔法が飛んでくる
「「蒼き風」」タツマとアリサだ
「ふふふ、元気だな」黒いオーラがをまとったライジは自分から竜巻に飛んでいく
「ばかな!」
そして悠々と竜巻から出てくる
「いくぞ『闇の雷』!」
タツマに雷が襲う
「させない!『バーニング』!」ブルーの炎が雷を消した
「くらえ!『炎の槍』!」再び発動した槍は至近距離でライジへ
「ふんっ!」
1払いで槍を蹴散らす
「まだだ!」
エンキが槍の1つをもって襲いかかる
しかしその槍もライジに押さえられる
バリバリ!
「惜しかったな!あと一歩で…」
「ならその一歩を踏み出すぜ!」
もう片方の手にはもう1つの炎の槍があった
そしてライジに直撃
したはずだが…
なぜかライジが煙のように消えた
「ふふふ、あと一歩、だったろ?」
ライジが勝ち誇ったように中に浮いていた
「く…!」やはりこいつ…強い…
「今回は退散だ…いくぞ二人とも」
3人は突如消えてしまった
「くそ…あいつ次元が違う…」エンキにまた新しい目標ができた
―ライジたち…―
「ふむ、まぁ物はあるから良しとしよう」
「ごめんなさいボス」
「それで、いつ目覚めさせるの?」
「そうだな…来週だ」
タイムリミットはあと7日…




