-ロイ編-はじめての敗北
今回からときどき主人公エンキと白髪の男の子ロイとの2つの視点から物語を描く事がありますが、
ご了承ください
白髪の男の子ロイはあの赤い髪の毛の男に戦いで大きな心の傷を受けていた。
あの時ロイは自分の持てる魔力の全てを使いきって中級詠唱魔法『ディ・ロスト』を放った。
しかし、エンキは初級魔法『フレイム』で相殺したのだ。
(僕が、あんなやつに、あんなやつに…)
森林の中でロイは1人うつむいていた…
グルルルルル……
「ビッグウルフか…火傷の後がある…それに来た方向からすると彼に会ったんだね、そしてやられて僕なら倒せると思ったと…」
ビッグウルフとは、エンキが気合いフレイムで辛くも勝った狼である。
「残念だけど僕は今…気分が悪いんだ…除外させてもらうよ。」
―10分後―
そこには煙が身体中から出て、黒こげになったビッグウルフがいた。
「図体だけのやつだったね…」
(と、こんなことしてる場合じゃない、急がなきゃ。)
彼が目指してるのは試練の間?の先にある町デュニアである。
そこである用事があるのだ
「まぁ、ここの景色がこんなになってるのにも驚いたな。これじゃ…壊しがいがない。」
ロイは先を急いだ。
少し進んでいると前に3人の男がいた、
「おい、小僧悪いことは言わねぇ、有り金全てよこしな」
3人で横一列にならんだうちの真ん中の男が言った。
こいつがリーダーか…
「いいけど、僕に勝てたらね」
「兄貴、俺らのコンビネーションでやっちまいましょーぜ。」
「そうだな」
すると両サイドの二人が左右に散り、ロイの左右そして前が塞がれた。
「「行くぞ!」」
両サイドの二人が一斉に短剣で挑んできた。
「…『エレキ』」
バリバリバリ!!
両サイドの二人が一気に煙を巻きながら吹き飛ぶ。
「残念だな!くらえ!『ウィンド』!!」
(あぁ、両サイドの二人はおとりか…そして自分は詠唱風魔法ね、)
「単純…」ロイが呟いた。
ブォオオオオオオ!!!!
竜巻はロイを直撃した。周りの木々が竜巻に巻き込まれる
「ははは…あいつもよわかったな」男が勝ち誇ったように言っていた。
「誰が弱いの?」
ロイが平然と立っていた。
周りに…雷を纏いながら
「まさか…武装魔法だと…」男が驚愕する
「よく知ってるね、そう、『エレキアーマー』」
ロイの周りに魔方陣が発生する
「な、なにをする。」
「『ディ・ロスト』」
紫色の空に光が差し込んだ…




