決着!!エンキvs白髪の男の子
戦いは激しさを増していた。
「だめだよそんなんじゃ、君死ぬよ?」
男の子の方が笑いながらエンキに杖で何やら光線を飛ばしてくるがこれがまた厄介。
威力も巨石とまではいかないがなかなか大きい岩も1発で吹っ飛ばしてしまう。
「はぁ、はぁ、なんだよあれ。」
エンキもさすがに息がきれはじめた。
「あれは魔法の通常攻撃『魔弾』だ。あれなら術名はいらないし、杖に魔力を乗せればすぐに発射できる。」
「こっちは素手か、フレイムしか無いってのに」
「お前この前の光属性の武装魔法使えないのかよ」
「あれは気合いの雄叫びだって」
バーン!
話し合いをしてる二人に容赦なく魔弾で攻撃する男の子
「そろそろ、飽きてきたんだけど…『エレキLv2』」
雷が周囲の地形を一変させる。さっきのやつとは威力が違う。
「終わった?なんだ、あっけない…」
男の子が後ろを振り返ろうとする。
「まだだぜ」エンキがそこに立っていた。
「ふっ、あの魔法にフレイムで挑むなんてさすがだぜ」ドラゴンも一緒だ。
エレキが当たる瞬間、エンキもフレイムで威力を弱めていたのだ。
「こっからだ、うぉおおお!」
エンキのからだの回りにまたも光の衣のようなものが。
「ついに来たか。」ドラゴンはエンキから離れた。
「行くぞ!」
光の衣を纏ったエンキは早く、スタートダッシュでかなり差のあった男の子の目の前に来てしまった。
「は、はや…い」男の子が言い終わる前には
「おせぇ!」エンキの渾身の蹴りが命中して、男の子はぶっ飛んだ
「よし、決めた。これからこれは『気合いモード』だ。」
エンキが技名をつけた頃に男の子は起き上がった。
「ふざけた力だ。僕も容赦しないよ」
男の子の目に殺気が宿る
「雷の精よ、いかずちでやつらに罰を与えよ。『ディ・ロスト』!!」
エンキの真上に太く大きな雷が落ちていく。
「これは、まじでやばい…エンキーーーー!」ドラゴンが叫ぶ。
「慌てんなって。」エンキが余裕の表情を見せる。
「いくぞおぉおお!気合いフレイムーー!!!」
エンキも空に手を向けてフレイムを放った。
しかしそれはフレイムという魔法ではないきがした。
それは火の玉ではなく火の槍がたくさん空に向かって放たれた。
ズゴーーーーン!!!
両者の魔法が空で花火のように消え去る。
相討ちのようだ。
ドサッ
エンキがその場に倒れた。
「はぁ…はぁ…君は許さない、いつか、僕がこの手で…
」
そういって男の子は森林へ消えていった…




