体育祭練習
本当にうちの学校って不思議だな
夏休みも終わり、文化祭の準備で近隣の高校は忙しくなるのだが、うちは違っていた。これから体育祭練習なのだ。
「てか体育祭ってこんな時期じゃなよな?」
となにげなく木陰で休憩中の曲弧に話しかけたが返事がない。気になり見てみると寝ていた、それも結構しっかりと寝ていた。
「これって独り言になるな…」
なんとなく前を見ると玉入れの練習をしていた。中央で合戦が起き、遠距離部隊が玉を投げている…いや発射していた。
「あれって戦争みたいね」
見た目は、白と赤の玉を飛ばしてるだけだが、それを砲弾にすれば戦争をしてるように見える。
あっ!一人前線から飛んだ…かわいそうなやつだな…
「どうしたの?顔青いわよ?」
「な、なんでもねぇーよ!」
そんな会話をしていると、前線からこっちに何かが飛んできている!
俺は回避行動したが俺と同じ方向に!
「っ!痛いな〜誰だよ!?…柔らかいな…」
俺の手に柔らかい
「まったく…そんなに触りたいのなら言えばいくらでも触らせてあげるのに…」
へ?緩奈は、なに言ってんだ?
俺には、理解できなかった。視界がまだ0な俺にどうやっても見ることができないからだ。
「イテテ…ごめんね〜って////この変態!どこ触ってるのよ!って無視して揉んでるんじゃねぇ!」
そして、意識が闇に落ちた最後に聞こえたのが…ドスッ!という音だった。
茜色に染まる部屋の中一人眠る。そう俺だ…今この部屋には、俺一人だ。なぜか頭に包帯を巻かれていた。
「また、保健室か〜よくお世話になってるよな〜俺って…」
けど、なんで俺が保健室に運ばれたのかがわからないのだ。
たしか…休んでたら緩奈がきて、誰かが飛んできたんだ…柔らかい物が俺の手に…!女子の胸に手がそれに気がつかないで手に力を入れたら揉んでしまった…そして頭に一撃をくらったのか!
「てか、アレって誰だったんだろう…知り合いならいいんだけどな〜」
廊下から足音が聞こえてくる。いつものメンバーの足音だけど、誰のかがわからない…そして保健室の前で止まった。
そしてノックもなしに開かれた扉の奥には、夏連がいた。
「目覚ましたんだな〜たく、痴漢して保健室送りになるなんてね〜」
とニヤニヤしながら入ってくる夏連だが、顔が少し赤い…時間帯のせいかわからないが。
「あれは事故だ!俺のせいじゃない!」
あっそ…と軽く話しを流され夏連は、近くの椅子をベットの近くまで引っ張ってきて、座った。
「人の胸揉んどいて感想もなしかよ…」
「?まさかあの時の女子生徒って夏連だったのか!?」
コクリと頷いた夏連の顔は、ますます赤くなってしまった。
「すまなかった!てか、なぜ感想を求める?俺が言える立場じゃないけどさ」
「異性に触られるのが初めてだったから////」
それだけ言うと勢いよく立ち上がり、廊下の近くまで逃げてしまった。
「柔らかくて気持ちよかったぞ…」
夏連は、走って逃げてしまった。
「あいつなんで最後にありがとうなんて言ってんだ?」
ちなみに俺の練習は、見事に全部休んだため全力一本勝負になってしまった
次回予告
俺は、練習を終えて偶然奏と会ったそこで問題が発生した!
閉じ込められた二人




