夏祭り
夏祭りか~楽しみだな!
今日は、夏の定番イベントである夏祭りの日だ。毎年2000人を超える人が訪れる。
「相変わらずの大人数だな〜」
「この町唯一のビックイベンドだしね〜おにぃ!絶対綿飴とリンゴ飴買ってよ!」
はいはいとかるく妹の話しをながし周りを見渡すと大量のカップルと家族であふれていた…いや一つこちらに向かって来てる三人娘を発見した。「幻〜!速いな〜てか他のメンバーは、まだなんだな」
「いつもより速いね〜珍しく」
「まったく二人分の着付けをやってあげてたら時間が結構かかっちゃったよ〜奏ちゃんも連ちゃんジタバタするし〜」
と相変わらずの三人を眺めていたんだが、ふと疑問点があった
「ミレナってすいか割り知らなかったのに着付けできたんだ!」
そう、海に行った時にすいか割りの説明を受けていたからてっきり日本文化を知らないのかと思っていたのだがどうやら違うらしい。
「お母さんの趣味でやっていたのを教えてもらったんだよ〜幻君それ自分でやったの?」
「妹のもあわせて俺がやったぜ!上手いだろ」
母さんが海外に行く前に指導してもらったのだ。母さんが言うには、可愛い妹に着物を着せないで夏祭りに行かせるなんてかわいそうなことしてわいけません!
とかなんとか言って俺に教えたのである
「プロにも負けない上手さだね〜さすが!幻君だね」
と話していると、やってきた最後の二人だ
「いやいや、みんな早いね〜集合時間の20分も早いよ〜」
「それだけ楽しみなのよ祭りがね」
これで全員集合したので出発だ。
一応説明しとくと、屋台の数が約600店で踊りを披露するグループが100組もあり花火の玉の数毎年、24000発も用意されてる超ビックイベンドがこの夏祭りだ。なのに名前がしょぼい普通に夏祭りなのだ。
「おにぃ?誰と喋ってるの〜?」
「大人の事情ってやつだ、気にするな妹よ」
なんだかんだでどんどん進んでいき、射的などがある遊等ゾーンにやってきた。
「ねぇ!みんなで射的やろ!?」
景品を見ると可愛い物から格好いい物まで多数的として置いてあった。
「いいね!やろうぜ、みんな!」
そして俺達は、一列に並びみんなで狙い始めた。「幻君、これって落としたら私の物になるんだよね?」
「そうだぜ、だから欲しい物をよーく狙うんだぞ」
ミレナは、自分の持ってたコルクを全部使って欲しい物を落として、ぴょんぴょん飛び跳ねていた「もぅ!この銃重すぎ〜私の体に合わないよ!」と普段から銃を使っている妹が怒りながらぬいぐるみを狙っていた。
「おい、そんなふうに狙ってたら…人の話しを聞かないからラスト無駄にするんだぞ」
「うるさいな〜!ならあれ落としてみてよ!」
俺は、妹が狙っていた大きいぬいぐるみを一度みて…深呼吸をした後的を見ないで落としてみせた「兄ちゃんやるね〜名前なんて言うんだ?」
「徳岡妄幻」
店のオヤジがニヤニヤしながら懐かしむみたいに徳岡か〜とボソボソって言ってるのが聞こえてきた。
「お前、親父にそっくりだな〜まるで落とすのが必然みたいな感じでやりやがるところがな…」
親父は、ここの常連らしく毎回大量に景品を取っていくらしい。射的をやってる時の親父と俺がそっくりなんて初めて知ったぜと新たな発見に酔いしれてると、隣から俺を呼ぶ声が聞こえた。
「幻〜私のも狙い撃ってくれよ〜あのP90が欲しいんだよ〜」
結構でかい箱の近くに小さい的があり、それを落としたらゲットらしい。「まったく、俺の得意分野は刀なのにな〜よっ!」
見事に的にあて俺の目の前に飛んできたので、格好よくキャッチして
「オヤジ!景品もらっていくぜ」
とついつい決めポーズを普通にしてしまった
「親父と本当にそっくりだな〜ポーズまでそっくりだ」
その後も何個か景品をいただき次に食彩ゾーンに移動した。
「おにぃ!約束覚えてるよね!?」
たしか、綿飴とリンゴ飴を買ってやるって言ったやつだったな〜と思い出しながら
「覚えてるよ。しっかりとな」
今回は、ゾーンの入り口近くに目的の店があったから助かったぜ。前は、結構奥にあったから探すのに手間がかかったからな〜と思い出を回想していると、おにぃ早く〜と妹に呼ばれていた。
「慌てなくても無くなりなんてしないから、落ち着けよ」
早く食べたいんだよ!ともう我慢の限界らしい
「ほらよ。ゆっくり食べろよ」
「後、綿飴もだからね!」
わかってるよと言いながら、隣にある綿飴の店に行き妹に綿飴を渡した。「それにしても、結構いるわね…」
「ビッグイベントだからな〜去年より人が多いらしいぜ」
緩奈と話ながら、周りを見るとカップルが手を繋いで歩いたり、親が子に買ってあげたりといろんな人で溢れていた。
「幻!口開けな!」
と後ろから笑顔の夏連が何かのパックを持ちながら接近してきた。
「こうか?」
あーんっと口開けるとそこに熱々の球体が放り込まれた!それも結構デカいやつをだ。
「美味いだろ〜!このたこ焼き」
うーっう〜う!と言葉として成りたたない声を出すしかできなかった。
「夏連!殺すつもりか?たしかに、美味いけどよ!」
「そんな怒んないでもいいじゃない!さっきのお礼したかった、だけなのに…」
プイッ!と頬を膨らませて明後日の方を向いてしまった。とその時会場にアナウンスが流れた。
{これより、10ヶ所のステージで100組のダンサー達の連続披露をスタートします!皆さんステージにご注目ください!それと、ダンサーをバックに花火も打ち上げますのでそちらも見逃しなく!}
アナウンスの直後に100組のダンサー達の一番目の人達が一斉に踊り始め、その10ヶ所のステージを彩る花火もスタートした。
「綺麗だな〜幻!」
「そうだな…相変わらずの見事な花火とダンスだな」
俺達が話してると後ろから、曲弧が俺達の間に入り込んできた。
「また来年もみんなでこれるよね?」
「もちろん!」
気がつくとみんな各ステージに散っていて、俺と夏連だけになっていた。「ねぇ!幻…さっきの…ごめんね」
いきなりの謝罪にビックリしたが、すぐにわかった。
「別に気にしてないぜ。あの時の夏連可愛かったぜ」
バーンッ!と花火の音が響いていた。
「え?今なんて言ったの?」
「秘密だ」
「えー!いつか教えてくれるんでしょうね!」
いつかね〜いつになるんだろうかと考えてもなにも浮かばないから一応返答しといた。
「はぁ?まったく…幻のこと…な人達って大変だぜ」
花火で一部聞こえなかった。なんて言ったかすごく気になる。
「今なんて「秘密だぜ!乙女のな!」
次回予告!
夏休みも終わり、いよいよ体育祭の季節になった。
なので次回は、体育祭練習




