表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

80/743

79 perfect plan

新しい事に挑戦してみるのも楽しいですね。

では、79話目楽しんで頂けたら幸いです。

 お忍び! なんて素敵なんでしょう。

 みんなにナイショで船から抜け出すなんて、考えたこともありませんでしたわ!


 わたくしもやってみなくては。


 あら? ミッケニがそ~っと部屋を出ようとしてますわ。

 なんで足音を立てないようにしてるのかしら?

 私も足音を立てないようにミッケニの背後に移動します。

 小さい頃はいつもミッケニについていってましたもの。

 ミッケニに気づかれ無いのは得意中の得意ですわ。


「どこに行きますのミッケニ?」


 ミッケニのシッポが膨らみましたわ。

 今回は50点くらいかしら?

 これを見るのが楽しいのですわね。


「今のテレビ番組見まして?」

 お忍びにいくならミッケニも一緒ですわ!


「いえ。全然。これっぽっちも」

 ミッケニがちょんと出した爪を私に見せましたわ。

 ん~? それだと一瞬ですわよ?

 両手の爪分、だと全部ですわね。

 爪八本分は見たはずですわ。

 

 ミッケニのシッポがピンとなって動きません。

 全然私の目を見ませんし。

 嘘をついていますわね。


「ミッケニは録画って知ってまして?」

 私に嘘をつくなんて。


「ミッケニが今のテレビ番組を覚えるまで何回でも再生しますわ!」

 お仕置きですわ!


「見てたからやめてください」

 ミッケニの耳と髭がヘニャっとなりました。

 これでミッケニのお忍び参加は決定ですわね。


「お忍びですわ! お忍び!」

 体が勝手に走り出します。

 はしたないとお母様やミッケナは怒りますが仕方ありませんわ。

 勝手に動くんですもの。


「ミッケニ! お忍び!」

 ミッケニも小さい頃みたいに走ればいいのに。

 なんか座り込みそうになってますわね?


「まずは計画ですわ! 何から準備しましょう!」

 走ってちょっと落ち着きましたわ。

 さあ、やりますわよ!

 まずは・・・


 ミッケニがまた部屋を出ようとしてますわ。


 まず最初にやる事が決まりました。


「ミッケナとトライォにはナイショでしてよ」

 ミッケニのシッポがブワッと膨らみました。

 うん。うまく膨らんでますわ。80点くらいかしら?

 やっぱりミッケニの両親に言いつける気でしたわね。


 ミッケニの両親は私の両親の側近。

 特にミッケナは私の乳母でしたわ。

 今は王妃付き筆頭メイド長ですけれど。

 絶対にお忍びを告げ口されてはいけません。

 あっというまにお母様に伝わりますわ。

 怒ったお母様! 想像もしたくありません!


「もちろん、他の誰にも喋ってはいけなくてよ!」

 口止めしなくては。


 ミッケニの耳と髭がヘニャっとなりました。

 これで一安心。

 ミッケニは私と一度約束したことは絶対に守りますもの。



 ええと。お忍びの計画でしたわね。

 最初から考えましょう。


 テレビで地球人の子供は隠れて城から脱出してました。 

 まずは大きな布ですわ。

 警備がきたら壁にならなくては・・・

 光学迷彩ドレスでいいですわね。

 着ると頭と手だけ浮いてるように見えるドレスがあったはず。

 手と頭を出さなければ他の人には見えませんわ。

 ミッケニには私の予備を着せましょう。


 次は船でお堀を渡っていました。

 元々船に乗ってるのだから大丈夫ですわね。

 これはよし。


 後は走って城から離れてましたわ。


 なんだ。簡単ですわね?


 ・

 ・

 ・

 

「そんなはずありませんわよ!」

 思わず叫んでしまいましたわ。

 喉がゼイゼイいってます。


 地球の地面に建ってるお城と宇宙船では全然違いましたわ!


 まずはこの船の運行スケジュールのチェック。

 どこで船から降りるのかが重要ですわ。

 これはミッケニに頼みましょう。


 次に船内警備の巡回経路のチェック。

 ステルスドレスも使いますが、まずは警備に見つからないのが重要ですわ。

 お忍び途中で見つかれば間違いなくお母様に怒られます。

 これもミッケニに頼みましょう。


 船から地上への転送機のロック解除と座標設定。

 ミッケニならやってくれますわ。


 地上に降りた後は・・・。

 今いる地域は日本といったかしら。

 ひとつの星に国がたくさんあるのは珍しいですわね。

 たぶんこういう情報を集めて視察地を決めているのですわ。

 さすがお父様。

 星の王の考えは深遠ですわ。


 ええと、集中力が切れましたわね。

 

 テレビに日本を旅をする番組があったはず。

 ミッケニと一緒に見て休憩しましょう。

 ちくわタイミョウシンでも食べながら。




 ちくわタイミョウシンはいつ食べても美味しいですわね。

 テレビ番組では空港で何か聞かれてましたわ。

 空港って何かしら?

 船はずっと浮かんでますわよね?

 ・・・まあいいですわ。


 英語と日本語で話してましたわね。

 英語も覚えなくてはいけませんわ。

 オンらインを使いましょう。

 

 そうそう、あとはTKG。

 親切なあの人達の作った日本の歩き方マニュアルも読まなくては。

 TKG基地と活動範囲も書いてありましたわ。

 確かミッケニが読んでいたはず。


 うん。ミッケニさえいれば完璧ですわね。


 後はお忍びで何をするかですわ!

 これぐらいは私が考えましてよ。

 あんまりミッケニに負担をかけてもいけませんし。

今日は姫様sideで。

誰々sideは話が進みませんね。

すいません。気をつけます。


状況を詳しく説明するのにはいいかも。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ