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11 不思議の国の丞

 

  前話のタイトル、前書きに10話と書いて9とナンバリングしてました。

 前後書きは最後に書くので間違いが多いようです。

 本当に気をつけます。

 では、11話目、楽しんで頂けたら幸いです。

 寮の大きな玄関前を、小学生ぐらいの女の子が掃いていた。

 管理人一家の娘さんだ。


「お手伝い?偉いね」

 掃いて綺麗になったところを踏まないように飛び越えて、寮の玄関についた丞は娘さんに声をかける。

「ゴールデンウィークにモッルランドに行くの。お小遣い稼ぎ」 

 嬉しそうに教えてくれる。

「そうなの、頑張ってね」

 丞が管理人室の窓を見ると、おばちゃんが苦笑いしている。

 軽く会釈して、丞は自分の部屋に戻る。

 制服等全部脱いで、丞は解放感を味わう。


「おっと鍵鍵」

 鍵を締める。

 いきなり開ける人はいないだろうが、気をつけて損はない。

 教科書とノートを出して、復習する。

 歴史は居眠りしたので念入りに。

「ステータスオープン!」

「この選ばれし十人でどんな困難にも立ち向かう」キリッ。

『人違いです』

 全然、集中できない。

 何とか終わって、時計を見ると18時を過ぎていた。

 急いで服を着て食堂に向かう。

 今日の夕食は塩鯖だ。

 手早く、夕食を済ませた。

 おばちゃんにごちそうさまして丞は部屋に戻って、鍵を締める。

 シャワーと歯磨きを済ませて、明日の準備をした。

 ケータイチェック。受診メールが二件。

「今度の週末遊ぼう。連絡くれ。全」

「25日に帰る。会社で19時半に待ち合わせでどうだ。不都合なら連絡しなさい。 父」

 ケータイを充電器につないだ。

 全に、土曜日の十時に駅前で待ち合わせでどう、と返して布団に入り、リモコンで灯りを消した。


『何時に起きますか?』

 丞はそろそろ慣れてきた白い空間でシープに聞かれる。

「五時半。ケータイのアラームセットしなかったけど大丈夫だよね」

『間違いなく起こします』

「さあ、早くゲームしよう」

『全裸ですが、よろしいですか』

 丞は真顔になって、少し落ち着くことにした。

「基本設定、服装。」

 フぃみョンを使用開始時の服を決める。

「下着は適当に。ちょっと伸びたTシャツ、ギターの絵のやつ。ジーパンと灰色のパーカー、靴下は黒いの。靴は紐のない方」

 丞の姿が変わっていく。

 全て丞の持ち物だ。

『これでよろしいですか』

 丞の前に大きな鏡を出して、シープが聞いてくる。

 鏡の中の丞はゆっくり回っていて、後ろもチェックできる。

「バッチリ、おかしいところないよね」

『丞様の世代だと、平均よりちょっと下の服装です』

「どの規準」

『服飾メーカーのビッグデータです』

 それなら仕方ない。

「さあいこう、他にする事ないよね」

『一応、裸でも大丈夫でしたよ。服を着ない種族もいますし』

 シープが手をふると、空間に波紋が広がっていく。


 丞は大きな広場の端にたっていた。

 色んな種族の人が見える。

 鼻がなかったり、目や指の数が違うだけでほとんど地球人と変わらない人。

 手足の数や、体を構成している物質が違う人。

 ロボットぽい人。

 ファンタジーの住民やモンスターぽい人。

 人に見えない人。

 シープと同じようなナビもいる。


 見渡せば建物も凄い。

 丞が実際にみたもの。

 テレビや写真でみたもの。

 未来や、過去の想像図でみたもの。

 みたこともない建物。

 建物かわからない塊。

 

 眺めて回るだけで何日でも過ごせそうだ。

『ゲームをするために来たんですよね?』

 思わず走りだそうとした丞をシープが引き戻してくれた。

 次回は、VRゲームが出ます。

 前のタイトルが、フルダイブVRってゲームに向いてないよね!だったので、ゲームで苦労します。

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