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指令2「本官は少女を救います!」

遥か先の未来、警察組織・サイバーポリスの警部である北郷一刀とその相棒であるロボット犬のサイバーアニマル・ドッグは脱獄した重罪犯罪者であるシン・アラサキを追ってタイムホールに飛び込んだ結果


一刀「ここは┅、何処だ?」


明らかに未来世界ではない荒野へと着いてしまった。


一刀「ドッグ、ここは何処だ?」


一刀がドッグに聞くと


『ちょっと待ちな、分析してみるからよ』


ピピッ!


ドッグが分析している間に


「きゃあっ!?」


一刀「!」


近くで誰かの悲鳴が聞こえた。


一刀「あっちか!」


『おい、相棒!?』


一刀はドッグが止めるのも聞かず悲鳴が聞こえた方へ向かうのだった。


一方その頃、一刀が向かった場所では


?「へうぅ┅!?」


アニキ「観念しなお嬢ちゃん」


小柄な白い髪をした女の子が人相の悪い三人組に詰め寄られていた。


チビ「アニキ、この女、胸は小さいですけどかわいいですね」


デク「結構好みなんだな」


アニキ「そうだな。そっち趣味の金持ちに売りさばくのもいいが┅」


ちらっ!


?「へぅっ!?」


男は女の子を見ると


アニキ「その前に俺らで味見をするとするか。悪いが嬢ちゃん、俺達に会ったのが運の尽きだ。たっぷり可愛がってやるぜ」


三人組が不気味に笑いながら少女に迫ってくる。


?「へうぅ┅、誰か助けて┅!?」


アニキ「無駄だ。こんな荒野に助けが来るわけ┅」


と、その時!


一刀「そこまでだ! 大人しくしなさい!」


一刀が場に駆けつけた。


アニキ「何だテメェ?」


一刀「俺はサイバーポリス・フランチェスカ支部所属の北郷一刀警部だ。お前達、見たところその少女に対して性的暴行を与えようとしていたな。今すぐやめれば注意ぐらいで済ませてやるぞ」


一刀が対応するが


三人「「「さいばーぽりす? ふらんちぇすかしぶ? けいぶ?」」」


次々と聞き慣れない言葉を聞いて三人は頭が混乱し


チビ「さっきから変なこと言ってんじゃねぇ!」


デク「邪魔するななんだなぁ!」


アニキ「構わねぇからこいつを先にやっちまえ!」


ジャキンッ!


逆上した三人組が剣を取り出すと


一刀「ほほぅ、銃刀法違反に加え公務執行妨害か、ならこちらもそれなりに抵抗しなければな」


チャキッ!


三人組に対して拳銃を取り出す一刀だが


アニキ「何だ? あの小さい得物は?」


チビ「あれで俺達を殴る気なのか?」


デク「馬鹿な奴なんだなぁ」


拳銃を見たことがない三人組はその驚異を知らなかった。


一刀「今ならまだ許してやる。大人しく武器を捨てろ!」


アニキ「へんっ! 捨てるわけないだろ」


チビ「そんなちっこいもんで何ができるっていうんだ」


デク「あれで勝てると思ってるだなんて馬鹿なんだなぁ」


三人は一刀の返答に応じなかったため、やむなく一刀は


一刀「警告はしたからな!」


カチッ!


拳銃の引き金を引いた直後


ドキュンッ!


アニキ「えっ!?」


ドサッ!


?「へぅっ!?」


チビ・デク「「えっ?」」


三人組の一人であるヒゲの男がぶっ飛ばされた。


チビ「あの野郎、一体何をしやがった!?」


デク「アニキ、大丈夫なのかなんだなぁ!?」


突然倒れたアニキの元に二人が駆け寄ると


アニキ「い┅いてえぇーーっ!? 何だったんだ今のは!?」


撃たれて倒れたアニキが起き上がった。


というのも一刀が所属するサイバーポリスが持つ拳銃は特別製であり、生物に対しては空気弾しか放つことができず、食らったとしても精々人を転倒させることくらいしかできない。しかし、それでも至近距離で撃てばペイント弾同様、骨折させるほどの威力がある。


一刀「どうした? 今のは威嚇射撃だ。まだ続けるというのなら本気を出すぞ」


カシャッ!


そう言って拳銃についているレバーを起動させる一刀


そしてこの拳銃はスイッチひとつで空気弾からエネルギーを集めて放つエネルギー弾モードへと切り替えが可能である。


今ので銃の恐ろしさを知った三人組は


チビ「ひいぃっ!?」


デク「何だか知らないけど、あいつヤバいんだなぁ!?」


アニキ「覚えてろよ!」


サッサーッ!


アニキを連れてこの場から逃走するのだった。


一刀「空気弾で逃走するとは変わった悪人だな」


三人組を追い払ったその後


一刀「お嬢さん、大丈夫ですか」


一刀が少女の元に駆け寄ると


?「へぅっ!? あ┅ありがとうございます」


先程の影響なのか、助けてくれたとはいえ一刀を警戒する少女


一刀「驚かせてすまない。俺はサイバーポリス・フランチェスカ支部所属の北郷一刀警部だ」


スッ!


そう言って女の子に警察手帳であるサイバーライセンスを見せるが


?「は┅はぁ?」


女の子も三人組同様、一刀の話が理解できていなかった。


一刀「失礼だがキミの名前は?」


そんな女の子に一刀が名前を尋ねると


?「わ┅私の名は董卓(とうたく)仲穎(ちゅうえい)と申します」


一刀「董卓? 変わった名字だが家はこの近所なのかい?」


董卓「は┅はい」


一刀「それはよかった。なら本官が送って┅」


と、その時


『お~い相棒!』


遅れてドッグが現れた。


一刀「遅かったなドッグ」


『お前が早すぎるんだよ』


ドッグと普通に会話をする一刀だが


董卓「? 鉄のわんちゃん?」


サイバーアニマルを初めて見る董卓は驚いていた。


『この嬢ちゃんはどうした?』


一刀「ちょっと悪漢に襲われてな、それよりここが何処だかわかったか?」


一刀がドッグに聞くと


『それがよう。古すぎて場所がわからないがどうやら西暦200年くらいの時代だな』


一刀「200年!? そんな昔に来たのか!?」


西暦200年。日本でいうなら弥生時代である。


董卓「あのぅ、一体何の話を┅?」


一刀とドッグの会話を董卓ほ理解できていなかった。


一刀「おっとすまない。先にキミを送らなければな」


スッ!


一刀はサイバーライセンスを取り出し


一刀「サイバービークルNo .1、Go!」


ピッ!


ライセンスを開き、1を押した後にエンターキーを押すと


ブゥンッ!


ライセンスからパトカーが出現した。


このサイバーライセンスは単なる警察手帳というだけではなく、スマホのような通信機、サイバービークルの収納といった様々な機能が搭載されているのだ。


董卓「へぅっ!? 一体何が┅!?」


突然出てきたパトカーに董卓が驚くなか


ガチャッ!


一刀はパトカーに乗ると


一刀「さぁ、乗って」


董卓を助手席に乗せようと手を差し出すと


董卓「は┅はい」


董卓は驚きながらもパトカーに乗り


ブロロンッ!!


一刀達を乗せたパトカーは発進したのだった。


これが後に魔王と呼ばれる少女との出会いである。


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― 新着の感想 ―
新しい恋姫の物語は、一刀が未来の警察官という設定とは驚きました。しかも未来の装備を一緒に転移しましたけど、ひょっとして一刀も女の子の胸や下着を見たら孫呉の忍のように鼻血を噴き出しますか?
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