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邪悪なる神の悪夢  作者: アリス
序章
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9.探索

「それじゃあさ、」


その言葉が発せられた瞬間、僕達3人を俯瞰するように春瀬と僕が存在する世界に来た。


『⋯成程、少々お待ち下さい。おkです。』


『これ難しいね、龍雅と会話しながらこっちでも会話するという並列思考が必要になる、まぁ幸いな事にこの世界で現実世界に肉体を残した時精神体を複写してるだけだから考えれば垂れ流しに語れる所だね。』


『それで、この状態での偵察ですね?』


『そ、この世界だったら偵察しやすいでしょ?』


『わかりました、〈陰陽術〉【式神】』


『人形代か⋯』


春瀬が2つの人形代をそれぞれの手の2本の指で持ち、交差させると春瀬のバックの中から大量の人形代が飛び出し、様々な部屋の隙間から外に放たれる。


『⋯⋯⋯すみません、視点が多すぎるので処理に時間がかかります⋯と言うか思考が垂らし流れるならこの空間にこの視点出力出来るのでは?』


『不可能では無いね、小説みたいな文字になるか監視カメラみたいな映像になるかは分かん無いけど。』


『やってみます⋯出力』


『お、映像調か、と言うか思考が全部垂れ流されるのちょっと怖いな。』


『成程⋯さーてさて、あ!19992番の視点に蒼炎が映ってた!成程⋯霊園にでも居るのかと思ってたけど下水道に住み着いてたか⋯』


『本当ですね⋯』


『ふむ⋯あの式神だけこの鏡の世界から出すから攻撃できる?』


『⋯魔力が足りませんね、30000の式神を操るのに魔力が完全に枯渇しています。』


『なら僕の手触ってみて、これ精神体で魂そのものだから多分触れ合ってたら魔力を使えると思う。現実世界でも手を繋いでたら魔力供給ができるから肉体という境界がないこの世界なら勝手に取れるでしょ。』


『やってみます⋯出来そうですね。やってみます。【突撃】』


実体化した式神が蒼炎にぶつかる、その前に式神が燃えた。


『本物ぽそう、まぁモルディギアンとか僕もあんまり知らないから分かんないけど。取り敢えず交渉材料は持てた。あとは下水道に青い炎の魂炎が揺らめいてる、ってネットに書けば良いだけ。』


『ネットなんですか?てっきり特殊神話対策局に直接言いに行くものだと、』


『簡単な話、僕の護衛に報告させればいい。どうせ見てるよ、今も僕たちのこと。それじゃあこの世界解除するからね?解除したら魔力以外は元通りになるはず。実体化して燃えた式神1つ以外は。』


『了解です』



「でさ〜ってん?おーい、アリス聞こえてるか?」


「ん?聞いてるけどどうしたの?」


「いや、一瞬ぼーっとしてるのかなって、」


「あぁ。気にしないで。考え事。」


「了解了解」


さて、あとはインターネットに書き込むだけで特殊神話対策局の実行部隊がモルディギアンを潰しに行く。そして第1部隊が弱らせて全滅したところに⋯春瀬とモルディギアンを捕まえる!


神なんてすぐリポップしちゃうからね。


「さて、君たちは夜までに荷物を持って来なさい!!」


「「はーい」」


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