6.お泊まり会
「あ、ママ〜?今日さぁ、友達とお泊まり会するから帰らんわ〜!え?そうそう、ありすちゃんと遊んでてさぁ、おじゃまするかんじ!りゅうがちゃんもいるよー?あ、2人ともー!ままがよろしくだって!」
「おう、」
「はーい」
「んじゃ、はい、はいはい。えー?おけおけ。ばいばーい」
お、切れた。
「終わりました。許可は取れたので大丈夫ですよ。」
「俺は一応ナインしてる。男だから気にされないんでね。」
「はいはい、んじゃ⋯僕がゲームに勝ったからなぁ、どうしよっかなぁ?枕にでもなってもらおうかな。」
「おう、良いぞ?ただ俺の足は癖が悪いから膝とかに乗ってたら蹴るかもしれん。」
「なら腹に乗るね」
「おう、腹を触る癖があるから顔を撫でてやるよ!」
「チッ⋯あ!それじゃあ〜」
「待て、嫌な予感がする。その喋り方はメスガキモードだ。どうせR-18だろ。俺ら14、15なの忘れたか?高校生じゃ無いんだぞ?」
「あー、そうだった、なら来年からだね。さすがに中学は危ないか。」
「なんで俺が了承する前提なんだよ!」
「僕じゃ⋯ダメかな⋯?」
「いや⋯そう言う事じゃ⋯あーもうわかったわかった。この話は終わりだ!!」
「ぐふふ⋯眼福⋯」
春瀬が料理してくれた!
「ほいっと、どうですか?私の得意料理。黒毛和牛のソテーと赤ワインソース。」
「100点40点だね赤ワインが少し焦げじゃないけど苦さが際立ってる、このソースの作り方なら本来渋い旨味が先に来る筈。ただ黒毛和牛の焼き加減は絶妙で良いね。赤ワインのソースはもう少し火力を弱めて、ガーリックを抜いてオリーブでの味付けにするのがいいよ。ソテーとガーリックのソースは合うけどせっかくのオリーブオイルでソテーにしたのにオリーブの風味よりガーリックの風味が勝っちゃってる。ガーリックを少なくするのより僕はオリーブで統一するのが好みかな。あと黒毛和牛使う料理が得意料理ってなに?ちゃんと上流階級の僕でも毎日は食べないよ?いや僕があんまり食べないだけだけど⋯」
「100点!めっちゃうめぇぞこれ!!」
「ほうほう、舌は下級市民と上流階級でやっぱり差が出るようですね。」
「くっ⋯おれだって舌は凄いけどな??」
「負けを認めるだよ龍雅。君の負けだ。」
「くっそぉぉぉぉ!!」




