5.宗教
「さて、なぜ僕が宗教に目を付けたかを教えるね?簡単な話、宗教だったら人心掌握術が効きやすく集金がしやすい。そしてこの世界ならプレイヤーがが集まりやすいから。」
「そういう事ですか!確かに、この世界なら宗教は特別な意味を持ちます。」
「そう!そして僕は人心掌握のプロなんだよねぇ。龍雅、気付いてる?僕がわざと春瀬を誘わず、君に誘わせたの。君が僕の事に気付いて、春瀬を呼ぶ前提で動く事で君がやりやすくした。そして他の人達からの視線を薄くした、他のプレイヤーからのカモフラージュ。あくまで君と、バレた春瀬だけに視点を絞らせる。そして未来の波を操ることで君が春瀬を呼んで、ここで僕たちが話せる状況を作らせて、更に僕は安全地帯でぬくぬくできる状況にした事。」
「ほぉう、ただ後付けにしか見えないな?」
「ほら、今君は僕を疑う状況に追い込まれてる。協力を決めたのに人間の心理的に疑っちゃうもんね?」
「っ⋯」
「龍雅さん、ほんとに誘導されてますよ。アリスさんはそうやって後付けで理由を付けて、そして操ってるんです。それこそが人心掌握術ですね?最初から設定されたものではなくて、応用的に使用してる。」
「んふふ、最初から計算してやるのも不可能じゃないけど難しいからね!どんどん出口を狭くするこの手法、強いでしょ。」
「騙されかけた、と言うか春瀬が言わなかったら騙されてたよ。」
「そしてね、もう1つ。僕達は顔を隠して宗教をして、探偵業もやろう!良くあるルートを作るの!」
「成程、探偵業でもシナリオを踏もうとしてるんだな?」
「そう!完璧でしょ?」
「はいはい、それで。シナリオを踏んでどうしたいんだ?」
「⋯僕はね、仮想世界しか無いんだよ。だからここを守るだけ、自分の世界を守るのに⋯理由は居るかい?」
「⋯要らないな。」
「そう!さぁ、僕の壮大な計画の一部として動いてくれたまえ!!」
「あの、良いですか?それだったら、アリスさんの人脈を使って国の上層部も取り込むのがいいのでは?」
「はっ!!それだ!!ままとぱぱに言わなきゃね!パパはイギリス貴族のアメリカの大富豪だからね、3つの国の上層部にこね作れるよ!!」
「その設定強いな⋯おれも上流階級になろうとしたけど出来なかった、君には合わないって言われたよ。」
「へへん、そうでしょうねぇ僕程の存在じゃないと!!」
「はいはい、それじゃあゲームするぞ?ダブルスコア決めれたら俺今日ここに泊まるから。」
「泊まるのは好きにすればいいけど負けないよ!」
「なら私も泊まります。」
「いいよ〜夜這いしないなら。」
「失礼ですね、見る専です。」
「成程。」




