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邪悪なる神の悪夢  作者: アリス
第1章厄神計画
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18.調査と引率

「さぁ、このバスに乗って行来ますよ皆さん。大人は前に、子供は後ろに。」


運転手は⋯特殊神話対策局の紋章、アリスさんが手配したんですね。


「龍雅さん、アリスさんに保護の魔術をお教えして貰ったでしょう?バスに掛けなさい。」


「え?あ、分かった。」


耳元でそう話しかけ、私は子供達に話しかけに行った。



「うぉっ⋯」


「わぁーー!」


「きゃっー」


やはり。


「運転手さん、どうかされましたか?」


「いえ、なにか物を踏んだだけですので気にしないでください。」


やはり、攻撃を受けたようですね。


「皆さん、物を踏んだだけらしいので落ち着いてくださいね〜」


「はいせんせー!」



「着きました。」


「長い間運転お疲れ様です。みなさーん!運転手さんにお礼を言って降りましょうー!」


「はーい!」



さて、一通り流れは終わりましたね。


「あら、いらっしゃいませ。神啓教の皆様ですね?こちらへ。」


「ありがとうございます。皆さん!職員のお兄さんに着いていきましょう!すみせません、少々席を離れても構いませんか?」


「え?あ、はい。一応、御手洗は入口から入って右の通路に有ります。」


「ありがとう御座います。」



よし、良い感じに離れられましたね。ここからは、


「【見隠しの術】」


私の本領発揮です。



ここは⋯資料室?良いですね、監視カメラは⋯無い。入りましょうか。



「何処かに資料は⋯あった。」


厄神計画⋯


【厄神計画】

これは上層部、スター・オブ・コーポレイデッドのA級職員の指示により推し進める計画である。

12〜18歳までの未成熟の少女に旧支配者の一角、ハスターの細胞を埋め込む事で彼の存在の昇格適正を引き上げる実験である。


未成熟の少女100人程度を誘拐し、細胞を移植した。これよりこの個体たちをOriginalよりO-0000の様に表記する。


実験対象O-0001、O-0002の2人の少女の適性が高い事が実験でわかった。

これよりこれら2人を神格への移行を行うという意味でG-1、G-2と表記する。


G-1⋯個体の名を桃里百合花と言う少女が極めて神格適性を持つ事が判明したため、予定されていた魔術教育を中止し、こちらから昇格を行う形にする。

また。G-2には予定通り魔術教育を済ませる様に。


スター・オブ・インコーポレイデッドのA級職員より神格昇格の魔術を新しく明記した書類が送られて来た。

これよりOの個体識別番号を持つ物は生贄として、G-1を各として、G-2を儀式の担当者とする。



G-2が引き起こした反乱により複数の実験対象が脱走した。



「なるほど⋯」


ここで有用そうな書類は無いわね。これだけ持って帰りましょう。


「これが手に入っただけで収穫は十分。戻りましょう」



「終わりましたわ、申し訳ございません。」


「あぁ、いえ!大丈夫ですよ!一通り見学可能な施設の案内が終わりましたので是非食堂でお食事でもどうかと思いまして、」


「そんな、見学も無料で対応してくださったのに食事まで頂くのは申し訳ありません!」


「いえいえ、子供たちがすくすくと育ち、そして育てるあなた方が体を作れるようにです!」


「ありがとうございます⋯あなた方に神の御加護があらん事を。皆さん!職員のご厚意に感謝してお食事を頂きましょう!」


「わぁー!ありがとうございます!」


「やったー!おれはらぺこー!」


「おっしゃ!」


「こらこら、みんな騒いじゃダメだぞ!」


「はいせんせー!」



さて、食事が終われば帰りの流れでしょうね。


「ありがとうございました、ご厚意に感謝致します。」


「いえいえ、子供達が何時かここに研究者として来る事を願っていますよ!」


「それでは、ありがとうございました。」



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