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ゲームクリエイター ~とある少女の冒険譚~  作者: メープル
王都躍動編
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84.新たな旅の始まり

読者の皆様、お久しぶりです。

あっという間に11月も中旬ですね。秋晴れがさわやかないい季節になってきました。

早く冬になって虫がいなくなってくれないかなと思う今日この頃です。


さて、余談はこの辺りにしまして、本題に入りたいと思います。

皆様はきっと「この一か月何してたんだ?」と思っているだろうと思います。

簡潔に話すと、ここ最近は試験勉強に追われまともに執筆時間が取れなかっただけです。

決してサボっていたわけではありません。

誰が何と言おうとサボってません。

むしろ執筆時間を取れなかったことにストレスさえ覚えました。なんでかは知らないけど。


まぁそれは一旦置いといて。

とりあえず試験という束縛から解放されたので、活動を再開していこうと思います。

今年も残り2ヶ月を切りました。

どこまで話数を伸ばせるか、修正は果たして行われるのか、まだまだ未知数なところはありますが全力で頑張ってまいりますので、応援の程宜しくお願い致します。

スーシャさんへの報告が終わって、私たちは冒険者ギルドを訪れた。

もちろん、2人の冒険者登録を済ませるためだ。


「うわぁ!すっごい大きな建物!!」


アッシュ君は周りの建物より一回りも二回りも大きい冒険者ギルドに興奮を隠せないみたい。


「ちょ、ちょっと!あんまり大きな声出さないでくださいよ!恥ずかしいじゃないですか!」


ドロテアちゃんはそんなアッシュ君を窘めている。

と言っても、ドロテアちゃんもギルドの方をずっとちらちら見てるし、かなり気になってはいるみたい。


……え、私はどうなのかって?

うーん……どうって言われてもなぁ……普通?

これくらいの大きさの建物なら私の家の近くにもあったし……

特に驚いたりはしゃいだりするようなことでもないかなぁ。2回目だしね。

それよりも私は3人でのんびり旅ができるってことの方が楽しみかなぁ。

まぁ目的は旅をすることじゃないんだけどね。


……おっと、長くなっちゃいそうだし、早く2人の登録を済ませちゃわないとね。


「2人とも~!早くしないと置いてっちゃうよ~!」


少し離れたところで軽く言い合いをしている2人を呼んで、私たちは冒険者ギルドの中へと入っていった。




カララン


相変わらずレストランのドアベルのような音が辺りに響く。

中は私が前来た時と変わってないね。そりゃそんなに時間たってないし当たり前なんだけど。

あ、でも前来た時より人が増えているような気がするなぁ…多分気のせいだろうけど。


私は2人を連れてカウンターまで向かう。


「……ん?2人ともどしたの?」


なぜか、2人とも外にいた時とはとは打って変わってビクビクしている。

顔も若干強張っている。

急にどうしたのかな……?


…………あっ、もしかして……


「……っす~……」


私は一呼吸おいてから、ゆっくりと辺りを見回す。


ギロッ


「あ~……」


辺りを見てみると、ギルドのあちこちから私たちに向けて激しい視線が飛んできていた。

おそらく、視線の数は私が初めて入った時の倍はある。

いやわかる、わかるよ?

そりゃこんなに幼い子供2人がギルドの中に入って冒険者登録しようとしてるんだから視線が集まるのも無理はないと思う。

けどさぁ……いくら何でも多すぎない?

はぁ……全くもう……


私はガッチガチに固まっている2人の手を引っ張ってカウンターまで連れていく。


「あの~、すみません」

「あら?お久しぶりです!」


受付で出迎えてくれたのは、前に私の登録を終わらせてくれた女の人。


「お久しぶりです。この2人の冒険者登録をお願いしたいんですけど」

「あ、新規登録ですね!少々お待ちを……」


そういって受付のお姉さんは奥からあの機械を持ってくる。


「2人とも、この機械の上に右手を乗せてみて」

「こ、こうですか?」


機械は1つだけだから、先にドロテアちゃんが手を乗せる。

すると、機械は私がやった時と同じように光りだした。


「ふむ、職業は剣士ですね。ステータスの伸びしろも高いです」


あ、相変わらずそこら辺の情報は言っちゃうのね。

……って、それだとアッシュ君の時やばくね?!


「すみません、ちょっといいですか?」

「え、はい、どうされました?」


私は受付のお姉さんに耳打ちする。


「あの、怪しいのは重々承知なんですけど……できればアッシュ君の職業について……」

「あ、その件に関しましてはギルマスより承っています。そのあたりに関しましては口外しませんのでご安心ください」


あ、連絡受けてるんだ。

スーシャさんがうまいこと根回ししてくれたみたい。


「ねぇ、次は僕の番だよね?」

「うん、じゃあ手を乗せてくれる?」


アッシュ君は目を輝かせながら手を機械に乗せる。

その瞬間、機械が今までにないほど強く光りだす。

そして機械は「ボンッ!」という音を立て、黒い煙を吐き出しながら沈黙した。


「「……は?」」

「「「……は?」」」


私とドロテアちゃん、そして周りに集まってきた野次馬たちも唖然とする。


「え~っと……職業は魔法使いですね!ステータスはそこそこです!」

「「「んなわけあるかぁぁぁぁぁあ!!」」」


お姉さんが何とか取り持とうとしたけど、野次馬たちから盛大に突っ込まれてしまった。

……どうしてこうもうまくいかないんだろう?


辺りがわーわー騒がしい中、アッシュ君は1人キョトンとしていた。

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