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ゲームクリエイター ~とある少女の冒険譚~  作者: メープル
王都躍動編
81/94

80.ランクアップと護衛依頼

ようやく100,000文字突破……

長かった……ここまでほんとに長かった……


ここまでやって来れたのも、ひとえに読者様のお力あってこそです。本当にありがとうございます!

今後とも体調に気を付けながら精進していきますので、応援よろしくお願いします!

ギルドカードとペンダントを渡して数十分が経った。


……いくら何でもかかりすぎじゃない?

それに、なぜだか知らないけど何やらカウンターの奥の方が騒がしい。

何かあったのかな?


「お待たせいたしました。確認が終わりましたので、ギルドカードとペンダントを返却させていただきます」


ようやくカウンターの奥の方から受付の人が出てきて、私にギルドカードとペンダントを返してくれた。


「ありがとうございま……すっ?!!」


私は返されたギルドカードに書かれているランク表示を見て驚愕した。


------

名前:川上夏  クエスト受注状況 2 達成数 1

ランク B


ステータス

体力   A

魔法力  C

力    C

防御力  D

知力   B

魔法防御 B

素早さ  B

運    C


※クエスト受注状況はクリア済みの物も含まれる

------


ら、ランクB?!

なんで?!渡したときはEランクだったよね?!


ペンダントも確認してみるが、同様にBランクと表示されていた。


「あ、あの、なんで急にBランクになってるんですか?私まだ依頼1つしかやってないと思うんですけど……」

「その件に関しまして、先ほどグレイシア支部に確認を取りました。その際にギルマスから言伝を承っているので、私が代わりにお伝えさせていただきます」


ギルマスが?

……何か嫌な予感がするのは気のせいかな?


「『ギルドに入ったばかりにもかかわらず、襲撃してきたドラゴンを返り討ちにするほどの実力者をEランクのまま留めておくのはあまりにも不憫。よって、会議の結果Bランクへの昇格が決定いたしました』……とのことです」


あまり声を出していないにも関わらず、その声は不思議とギルド中に響き渡ったように聞こえた。

次の瞬間、背後に物凄い圧を感じた。

冷や汗がつうと頬を伝い、私は恐る恐る後ろを振り返る。


「ヒェッ……」


ギルド中のありとあらゆる視線が私に集中していた。

決して比喩なんかじゃない。ありえないくらいの視線という視線が私に突き刺さっている。


「……EランクからBランクへの昇格は前例がほぼないので、少しばかり確認に時間がかかってしまい申し訳ありません。依頼は受注したことになっていますので、本日の正午頃、依頼人と街の外で落ち合ってください」


私は頭をぶんぶんと縦に振り、そそくさとギルドを後にする。

結局のところ私の努力虚しく物凄く目立ってしまった。

次からはもっと目立たないやり方を考えよう……心の底からそう思った。




「ただいま~……」

「あ、ナツお帰り~!どこ行ってたの?」

「おかえりなさいませ」


部屋に帰ると、アッシュ君とドロテアちゃんがお迎えしてくれた。

荷物がほとんど無くなっていることから、2人で仲良く片づけをしながら待っていてくれていたらしい。


「うん、ちょっと冒険者ギルドに行ってきたの。そしたらさぁ……」


私はギルドで起こったことを簡潔に話す。


「…………ってわけで、今日からBランク冒険者になったらしくて……」


と、2人に報告すると、


「まぁナツだしね~」

「ナツ様のことですし当然かと」


と言われた。

あんたらは私のことを何だと思ってるんだ……

少し突っ込みたくなったのをぐっとこらえて、私はこの後の予定を2人と共有する。


「……まぁそういうわけで、お昼を食べたらすぐ出発しよっか。依頼人も待ってるらしいし」

「そうですね」

「賛成!」


方針が決まったところで、私のお腹がキュウと音を立てる。

考えてみれば、今日は朝ごはんも食べずに出かけたのだ。おなかが空くのも無理はないだろう。


「……やっぱり今からお昼にしませんか?私もお腹空きましたし」

「うん、僕もお腹空いた!」


どうやら2人も朝ごはんを食べていないらしい。

それなら、と私は2人を連れ宿を後にする。

なんやかんやあったけど、王都でのことは多分今まで生きてきた中で一番ヘビーだった。

思い出しただけで胃もたれしそう……


……まぁ今はとにかくご飯!

腹が減っては何とやら、だよっ!

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