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ゲームクリエイター ~とある少女の冒険譚~  作者: メープル
グレイシア領編
47/94

46.レベルをあげよう!part2

今日は余裕があったので少し早めです。

「じゃあ、改めて自己紹介させてもらうよ!僕はシン。このパーティのリーダーをしている。ジョブは剣士だ。よろしく!」

「私はマーシュ。ジョブは魔法使いです。よろしく」

「俺の名前はドラ。ジョブは重戦士だ。よろしくな!」

「ナツです。ジョブは弓使いです。少し魔法も使えます。まだまだ未熟ですが、よろしくお願いします!」


一通りの自己紹介を終え、何かしらクエストを受けようという話になった。


「ナツは今回が初めてのクエストなんだよね?」

「は、はい。初めてです」

「なら、戦闘系じゃなくて採取系のクエストにしようか。戦闘系クエストの方が報酬は多いけど、初心者が受けるには難しいだろうし、アズさんに止められちゃうだろうしね」


おぉ……ちゃんと私のことまで考えてくれてる。

いい人なんだなぁ……


「じゃあ、このクエストでいい?」


そう言って見せられたのは、採取クエストの依頼表。


------

依頼内容:ケアルの葉を採取する

ランクE

概要:傷薬の原料であるケアルの葉の在庫が底をついてしまい、傷薬が作れず困っている。なるべく多くのケアルの葉が欲しい。

報酬:一株につき50ゴールド〜 

------


「……ケアルの葉?」

「うん、ここから30分くらいのマラカ森林にたくさん生えてるんだ。ただ、魔物が多いから、こんなふうにギルドに依頼が来ることがあるんだ」


ほうほう……


「50ゴールド〜 となっているのは……?」

「ああ、多分品質によって価格が違うからじゃないかな?状態の良いものは傷薬にしたときに効果が高くなるから、どの店も高く買い取ってくれるんだ」

「そうなんですね……。あ、ランクEとなっているのは……?」

「これは依頼の難易度を表してるんだ。一番高いのがSランク。Eランクは一番簡単なものだよ」


へぇ〜……そんな仕組みなのか〜……


「他に聞きたいことはある?」

「い、いえ!大丈夫です!」

「分かった。じゃあ、このクエストでいいかな?」

「「「もちろん」」です!」




「じゃあ、出発しようか」


ついに出発……うぅ、緊張してきた……

できるだけお荷物にならないよう頑張らないと……!




「ここが……」

「うん。ここが採取地、マラカ森林だよ」


たどり着いたのは、たくさんの木々が生い茂る森。

あちこちで小鳥のさえずりが聞こえる。

……まぁ、魔物もいるんだろうけど……


「ケアルの葉は、白い花が咲くんだ。それを目印にすれば、きっとすぐ見つかるよ」


白い花か……

結構目立ちそうだし、思いの外簡単なのかも……?


「バラバラに動くとすぐ迷っちゃうから、皆で固まって行動しよう。魔物の気配がしたら、すぐに知らせること。いいね?」

「は、はい!」


よし……頑張るぞー!




「シンさん、これですか?」

「どれどれ……?そう、これ!」


探し始めて10分、私は白い花が咲いている背の低い草を見つけた。

見た目はミントに近いかな?


「うんうん、状態もいいし……これなら良さそうだ!」


そう言うと、シンさんはケアルの葉をアイテムボックスにしまう。


「よし、もっと探そう!」



それから30分ほど探し、私達は26株のケアルの葉を採取した。


「よし、そろそろ帰ろ……」


ズシン


シンさんの発言を遮るように、地鳴りがした。

……何か…来る!

高評価・コメント等ありがとうございます!

とても励みになります!

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