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ゲームクリエイター ~とある少女の冒険譚~  作者: メープル
グレイシア領編
46/94

45.レベルをあげよう!part1

ギリギリセーフ!

またもやギリギリ……申し訳ありません……

王都へ向かうまで3日間の余裕があるらしいので、私は少しレベル上げに励むことにした。

流石に王都に向かう途中で特訓はしたくないし。

でも、このあたりでモンスターが出てくるとこなんて知らないし……


……ギルドになら何か情報あるかな?

冒険者に関することならギルドに行けばなんとかなるでしょ!

そうと決まれば、ギルドにレッツゴー!!


……兵士さん、道教えて〜……




カララン


前と同じように、ドアベルを鳴らしながら中に入る。

前は緊張して周りを見てる余裕がなかったけど、今日は間取りを把握するくらいの余裕がある。意味ないかもだけど。

え〜っと、情報が貼ってあったりしないかな?


辺りを少し見回すと、カウンターの横に掲示板のようなものがあるのが分かった。

あれかな?ちょっと見に行こっと。


あ〜、これこれ!

クエストとか、ダンジョンの情報がいっぱい書かれてる!

ん〜……何か良さげなところは……


「君、ちょっといい?」


急に後ろから声をかけられ、思わず振り返る。

そこにいたのは、3人の男女。

男子が2人と女子が1人。同い年くらいかな?

装備はそれぞれ剣と斧と……杖かな?


「わ、私ですか?」

「うん、驚かせちゃってごめんね?あんまり食い入るようにクエストを見つめてたから、つい声をかけちゃったんだ」

「あ、ごめんなさい……」

「いやいや、責めてるわけじゃないんだ。ただ、お願いというか……手伝ってほしいことがあるんだ」


手伝ってほしいこと……?


「……続きは席で話そうか。邪魔になっちゃうからね」


私は促されるまま、席に腰掛ける。


「それで……手伝ってほしいことってなんですか?」

「うん。少しの間でいいから、僕のパーティに入ってほしいんだ」


おっと、パーティ勧誘ですか……


「……どうして私なんですか?私なんてまだまだ入ったばかりですし、むしろお荷物になるんじゃ……」

「いや……実は、少し前に僕のパーティの弓使い……遠距離攻撃ができる子が怪我を負ってしまって、今治療中なんだ。でも、彼女の治療費も必要だし、このままだと僕たちの生活も危ない。かといって、遠距離攻撃手段が魔法しかない状態でダンジョンに行っても危ない。そこで、受付のアズさんに相談してみたら、”さっき、弓使いの子が加入した”って教えてくれて……」


ほう……それで私を……


「頼む!無理なお願いであることは重々承知だ!どうか助けてくれ!」


う〜ん、どうしようかな……

別に悪い話じゃないし、こっちにも十分メリットはある。

……ただ……


「……わかりました。ただ、一つだけ条件があります」

「……条件」

「はい。私は経験値がほしいだけなので、魔物が落とした素材・お金は全て回収してください」

「……へ?それだけ?」

「はい」

「……願ってもない!本当にありがとう!」



こうして、私は臨時でパーティを組むことになった。

まだまだ続きます!

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