35.グレイシア家親衛隊隊長 アーロン戦!(前編)
だいぶ短めです。
決闘の仕様説明が出来なかったので、ここで説明させていただきます。
・決闘を承諾すると、決闘者を中心とした半径10mのドーム状のバリアが現れる。
・バリアの中に入れるのは決闘者のみであり、外から中に干渉することは出来ない。
・魔法や攻撃の類はバリアに当たると無効化されるため、中から魔法が飛んでくることはない。
・中で体力が0になるかバリアの外に足を踏み出すか降参によって、決闘は終了する。
・バリア内では、体力が0になっても死亡しない。
・決闘が終了すると、武器の損傷や体力は決闘前の状態に戻る。
何かあったらその都度追加していくので、わからない点があれば質問していただけると嬉しいです!
……始まったものはしょうがない。
こっちも本気で行かないと取り返しがつかないことになる。
絶対に負けないんだから!
先に動いたのはアーロンさんだった。
彼の持ち武器は片手剣。
片手剣を扱うのは、剣士などといった機動力を生かした攻撃をする職業だ。
さらに、片手剣は”一撃の威力”ではなく”手数”で相手を圧倒する技が多い。
なので、片手剣を装備できる職種は素早さが高くなりやすい。
対して、防具は全身鎧。
全身鎧は高い防御力を兼ね備えているが、素早さが下がってしまうのが特徴。
機動力が低下するということは、攻撃に転じにくくなるということ。
相手の懐に入って手数で圧倒、が剣士の一般的な立ち回り方だけど、この装備じゃそれが出来ない。
……何を考えているのかな……?
とにかく、近づかれないようにしないと……
私の体力なら、少し喰らっただけでそのまま勝負が決まってしまうだろう。
そうならないように、遠くから慎重に削らないと……
私は、遠くから少しずつ体力を削っていく。
こうでもしないと安全に削れないから、ちょっとずつ、焦らず冷静に行こう……!
今のところ、私の被ダメは0。
相手へのダメージはそこまでないけど、このまま行けば確実に勝てる!
私は気を引き締め、アーロンさんを見据える。
彼は急に動きを止め、こちらを観察しているようだった。
……何か、来るっ!
私は本能的に左へ回避していた。
それからコンマ1秒ほど経って、私の横を何かが通り過ぎる。
それが通り過ぎた後の地面は、きれいに抉れていた。
うわぁ……
こんなの喰らったら即死じゃん……
アーロンさんは、表情までは見えないけど少し驚いてるみたいだった。
でもまだ余裕そうだから、もっといろんなスキルがあるんだろう。
これは……少しの油断が命取りだな……
突然ですが、来週の月曜日の更新を休ませて頂きます。
リアルがだいぶ立て込んでて、ここで精算しとかないと今後に響いてしまうためです。
余裕があれば更新しますので、今後も応援よろしくお願いします!




