23.VSゴブリンの親玉
今まで、難なく相手の攻撃を受け止め続けていた盾4人がこうも簡単に吹っ飛ばされたことで、味方に動揺がはしる。
そして、その動揺を利用しようとするのは当然のことで。
数体のゴブリンが背後から攻撃しようとして。
私に射抜かれた。
そんな攻撃を味方に当てるわけには行かないしね。
高台にいるから、どこから攻撃しようとしてるかはっきりわかるし、数も正確に把握できる。
私がいる限り、奇襲なんてさせないんだから!
さらに、私の矢の音で皆が正気に戻り、周りのゴブリンを蹴散らし始めた。
その中には盾役の人もいる。
おそらく、強力なノックバック効果を受けていたのだろう。
ただ、気がかりなのは……
この世界でノックバックを生み出すには、ノックバック効果付きの武器を使うか、スキルを使用するしかないはず。
さらに、そういった特殊効果付きの武器とか防具には紫色のエフェクトがつく。
だけど、あいつの斧には紫色のエフェクトがない。
つまり、あいつは”スキルを使用している”ってこと。
この世界でスキルを使用できるのは、”人”か”ボス”だけ。
ということは、あいつはゴブリン型のボス、”ゴブリンキング”だ。
ボスの登場。
それは、この場所がれっきとしたダンジョンであることを意味する。
基本ダンジョンでは敵は”無限に湧き続ける”。
ということは、”ボスを倒さない限り、ゴブリンは無限に湧き続ける”ってこと?!
と考えている間に、村からゴブリンが新たに10体ほど出てきた。
何その鬼畜ゲー、ほぼ不可能じゃん……
さらに現状、私以外にボスを攻撃出来そうな人はいない。
私が殺るしかない……よね。
このまま行ってもジリ貧になって負ける。
味方も疲弊してきているから、短期決戦で行くしかない!
そう思い、私はゴブリンキングに敵意を向ける。
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名前:ゴブリンキング
体力:300/300
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体力は高いけど、アルラウネほどじゃないね!
装備的に、攻撃全振りのバーサーカー。
当たったら即死だけど、当たらなければ大丈夫そう!
相手もこちらの方を見つめている。
ステータスは見えないだろうけど、体力は見えてるはず。
さて、どんなものか、お手並み拝見としましょうかね!
「みなさんはゴブリンの相手をお願いします!私はボスを片付けます!」
「嬢ちゃん!……分かった!てめぇら!雑魚ども片付けるぞッ!」
「「「おうっ!」」」
あっさり言う事聞いてくれたな……
こちらとしてはありがたいけどねっ!
とりあえず、通常攻撃で行きますか!
私が放った矢は、ボスのお腹に直撃した。
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名前:ゴブリンキング
体力:287/300
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わぁ、一発で13も削れた!
っと、油断はしないよ!
この前はそれで死にかけたんだから!
攻撃して、ボスは私を敵と認定したらしく、大きな咆哮を上げ私に向けて斧を向けた。
思ったより進まず、ボスに一発当てただけになってしまいました……
多分前後半になると思うので、今後も応援よろしくお願いします!
皆様の高評価や意見がとても力になります!




