15.激闘!アルラウネ戦!(後編)
”回避”の効果
レベル✕5%、回避率が上昇する。
ステータス全部書くと長くなってしまうので、名前と体力だけ表示します。
スキルの入手音が脳内に響いた瞬間、私は冷静さを取り戻した。
5%の回避率向上。
それは、私の負担を5%軽減してくれる。
5%の余力は、相手への攻撃に向き。
疲労前と同じような展開を繰り広げる。
疲れは溜まったままだが、疲れを感じさせない動きでアルラウネを翻弄する。
そして、10分後。
アルラウネの体力が半分をきった。
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名前:アルラウネ
体力:223/450
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ボスの体力が半分をきる。
それが意味するものは……
『ふふっ、愉しませてくれるじゃない。』
そう、ボスの行動パターンの変化だ。
『いいもの見せてあげるわ』
アルラウネがそう言うと、アルラウネの真上の天井部に大きな風穴が空く。
そこから日光がアルラウネに降り注ぎ。
そして。
純白のレーザーが私の右腕を貫いた。
激しい痛みとおびただしい量のダメージ。
たった一撃で、私の体力は残りわずかとなってしまった。
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名前:ナツ
体力:6/25
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これ……は……
勝て……ない……
右腕に力が入らない。
体力は残っているが、気力は、もう、ない。
私は壁にもたれかかり、目を閉じた。
最後に目に写ったのは、レーザーを溜めるアルラウネと、遠くの方に見えた”2つの人影”だけ。
きっと幻覚だろう……
私の意識は闇に飲まれていった。
……右腕が温かい。
そんな感覚が、私の意識を覚醒させた。
目を開ける。
目の前に見えたのは、心配そうにこちらを見ている”アッシュ君”だった。
「気がついた?大丈夫?」
なんで……彼がここに……?
「大丈夫……だと思う」
「よかったぁ~!ちゃんと”ヒール”が効いたんだ!」
私は右腕を見る。
服に穴は開いているが、腕の傷は跡形もなく消えていた。
だんだんと意識がはっきりしてきた。
「……っ!そうだ!アルラウネはっ!?」
「お父さんが1人で戦ってるよ」
1人?!
援護しなきゃ!
そう思い、アルラウネの方に意識を向ける。
そこにいたのは、
「オラァ!」
雑草をむしるように、アルラウネをボコボコにしている、アッシュ君のお父さんの姿だった。
「……はい?」
どうなってんの……?
あんなに苦戦してたアルラウネがこうも簡単に……
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名前:アルラウネ
体力:23/450
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もう瀕死だし……
……でも、任せっぱなしってわけにはいかないよねっ!
私は弓を取り、思いっきり引き絞った。
うん、痛みもないし、大丈夫そう!
私は弓を放つ。
矢は吸い込まれるようにアルラウネに当たり、残りの体力を消し飛ばした。
ヒーローは遅れてやってくる




