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ゲームクリエイター ~とある少女の冒険譚~  作者: メープル
グレイシア領編
13/94

13.激闘!アルラウネ戦!(前編)

思ったより戦いが進まなかった……

なんだろう、この魔法陣……?

周りに建造物があるわけでもないし……


……もしかしたら帰れるかも?

そう思ったら、帰還用の魔法陣に見えてきた……



……行くしか、ないか。

どっちみち帰り道わかんないんだし、罠だったとしても、なんとかなるでしょ!


私は魔法陣の上に乗った。

今思えば、完全に油断していたのだと思う。

こんなところに、帰還用の魔法陣なんてあるはずがないのに。


目の前が真っ白になり、目をつぶった次の瞬間、私は草の壁で囲まれた何もない空間に飛ばされていた。

正確にいえば、何もないわけではなく、中央に”赤い花弁に包まれている”女性が1人佇んでいた。


ここは……、ボス部屋だ。

目の前に佇むのは、植物型モンスターの”アルラウネ”だ。

炎が弱点で、火属性の攻撃とか炎魔法があれば、ゴリゴリ相手の体力を削ることができる。

基本的には動かないけど攻撃範囲が広くて、安地もほとんど存在しない。


相性は最悪。

本来、弓使いがこいつと戦うためには、前線でヘイトを集めてくれる重戦士か、防御・回復に優れた白魔道士がいないとまず無理。

でも、ここには私だけ。

体力も低い。

火属性の攻撃もできないし、炎魔法も使えない。


つまり、私がこいつに勝つためには、

・相手の攻撃をなるべく躱し

・確実に相手の体力を削る

ことが必要だ。


できなくはないだろうけど、一つでも崩れたら総崩れになる。

やり直しは、効かない。

脱出も、できない。



この戦い、負ける訳にはいかない!



斯くして、アルラウネ戦が幕を上げた。



------

名前:アルラウネ

体力:450/450

------

さすがボス。私の18倍の体力。

本当に削りきれるのかな……


……いや、削り切る!


私は弓を引き絞り、アルラウネに向けて放つ。

この一発がどれだけダメージを与えるかで、難易度が変わってくる。


……アルラウネはこっちが攻撃を仕掛けるまで攻撃してこない。

本来ならその性質を利用して、バフを盛りまくるのを想定してるんだけど……


私の放った矢は、アルラウネの体に突き刺さる。


------

名前:アルラウネ

体力:447/450

------


一発3ダメージ……

約150回当てないといけない計算か……


これは……キツイな……



私が攻撃したことにより、アルラウネが動き出す。


正直言って、めちゃくちゃかわいい。

胸も大きいし……

なんというか……、エロい?


私がそんなことを考えているうちに、アルラウネが臨戦態勢に入った。


『ふふっ、あなたも私の養分にしてあげる』


しゃ、喋った?!

……いや、どこか機械的な声だし、多分、そう”設定”されてるんだろう……



それに、喋ったところで負ける気はないしね!

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 主人公はすべてのモンスターの能力とか特性を覚えている? どこに出現するかわかる?
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