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温泉地発見。11

何時もお読みいただきありがとうございます。

よろしくお願いいたします。

カインが打開策を必死に考えている時バルビッシュとガーディは攻撃をしながら互いに目で合図を送りタイミングを計っていた。そしてバルビッシュが小さく頷き、ガーディも頷き返し必殺のスキルを発動させる。


「【分身】」「【超強化】【白鬼王】」


バルビッシュがスキルを発動させるとブンッとなった瞬間バルビッシュが三つに分かれた。それを見てルージュの気が一瞬左右に現れたバルビッシュに気を取られる、真ん中のバルビッシュが好機を逃さず突進し攻撃を仕掛けた。


「【スタックスラッシュ(合わせ斬り)】」


ルージュの魔法障壁までほぼゼロ距離まで近づいたバルビッシュは左手のショートソードから切り上げ攻撃を放ち、右手のショートソードで同じ軌跡で切り下げ攻撃を重ねた。繰り出された斬撃が魔法障壁に刹那の差でぶつかるとパリンッと魔法障壁を破壊する。


「なにっ!」


バルビッシュの斬撃を防ぐために右手を前に出した状態でルージュが一瞬怯んだ隙を左右から突如現れたバルビッシュ達の声がハモり波状攻撃を行った。


「「【ゼクススラッシュ(六連斬り)】」」


バルビッシュ達の攻撃は正確に急所を切り裂き鮮血が飛び散った、一撃一撃が深いダメージを与えているように見えたがルージュは倒れず三人のバルビッシュに反撃を行う為、炎を纏わせた右腕を振り上げた。

そこに短く刈り上げていた髪が伸び、黒かった色が白く変化したガーディが飛び上がり右腕を肩口から切り飛ばした。


傷口から盛大に鮮血が吹き出す、さすがのダメージにルージュは二、三歩たたらを踏み後ろに下がった。バルビッシュとガーディはそこから攻撃を畳みかける様にルージュに向かって踏みこむが何かにぶつかった様に弾き飛ばされた。


「なめるなぁーー!」


ルージュは天を仰ぐようかの様に腕を広げると濃密な【魔力】を身体全体から発生させてバルビッシュ達を吹き飛ばしたのだった。バルビッシュ達は3m程吹き飛ばされたが受け身を取り次の攻撃に備える。ルージュの全身の切り傷と右腕から出ていた血がいつの間にか止まり、切り飛ばされた右腕の部分に力を溜め短く息を吐く。


右腕を切り飛ばされた断面が盛り上がったかと思ったら中から新しい腕が生えてきたではないか、これにはカインだけではなくララとサーシャも息をのんだ。ルージュはバルビッシュ達を見て大きく口角を上げて笑い始める。


「はははぁ、まだ切り札を持っていたとは恐れ入る。お前達の様な人間は初めて出会ったぞ、2割の力では失礼に値するな。よし、5割まで力を開放してやるお前達まだ奥の手があるなら早めに出した方が良いぞっ!」


ルージュはそう言うと再び短く息を吐き、体外に放出されていた魔力量が跳ね上がった。しかし、バルビッシュ達はそれでも怯むことなく攻撃を再開するが先程よりルージュの魔法障壁の強度が上がっているようで斬撃がルージュ本体に届いていない。


四対一の不利な状態でもルージュは全く問題なくバルビッシュ達の攻撃を手で足で受け止め反撃をしていた。バルビッシュ達もルージュの反撃を時には反らし、躱し、受け止めて致命傷を避けているがそれでもダメージが蓄積されてきていた。


カインは注意深くタイミングを計りバルビッシュ達に【ヒール】を時には【ハイヒール】を飛ばしダメージを回復していく。カイン、ララ、サーシャはスキルを開放させたバルビッシュ達の攻撃について行けず、攻撃の参加も援護も出来なかった。


「よし、上手く避けろよ【ダムダム弾】」


ここに来てルージュが素手だけの攻撃からスキルを使った攻撃に切り替える。四方向から攻撃を仕掛けてきているバルビッシュ達に向かって短いジャブを連続を放った。攻撃が届く距離ではないが両腕から無数の衝撃波がバルビッシュ達に向かって飛んでく。


最初の数発は避けたり、武器で受けたりしていたが全ての攻撃を受ける切る事が出来ずに三、四発の衝撃波を受けて再び後ろに吹き飛ばされるのであった。そのタイミングで二人のスキル効果が終わり、三人いたバルビッシュは一人に戻り、ガーディも元の姿に戻っていた。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

しばらくの間1日2話更新で進んでいきます。

よろしくお願いいたします。

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