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転生皇女はあったか家族がほしいのです  作者: 櫻向日葵


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8/22

測定結果は…

うーん…


気が付いたら、自分の部屋にいた。

外が明るい。

「エヴァ様、お気づきになりましたか?お加減はいかがですか?」

「ええ。まだ少しだるいけどね。私、どのくらい眠ってた?」

「今は朝の7時すぎですので、半日と少しくらいです」

そんなに?!

そういえば、前世を思い出した時も似たような状況だった。

あの時は、魔力を一気に使い過ぎたんだっけ。

「皆に迷惑をかけてしまったみたいで、本当に申し訳ないわ」

「何を仰います。ご自身のものとはいえ、小さな体であれだけ強大な魔力を一気に受けられたのですから、お倒れになるのも無理のないことです」

「気遣ってくれてありがとう。

ところで、測定結果なんだけど、あれだけの騒ぎになっちゃったからまだ出ていないのかしら?」

「はい。本日中に陛下から改めて通知されることになったんですが…」

「というと?」

「朝食後にこちらにいらっしゃるそうです」

「えっ?!公務に支障はないの?」

「はい。御前会議まではお時間がおありのようです」

「わかったわ。

私もすぐに食事を済ませて支度するから、手伝ってもらえる?」

「かしこまりました」

陛下はいったいどうなさったのかな?



ややあって。

「皇帝陛下がいらっしゃいました」

そう告げる声がして、陛下が入室された。

「エーファンゲリン、体の具合はどうだ?」

「少しだるさは残りますが、動く分には支障はございません。

お心遣い、痛み入ります」

「それは良かった」

あれ?

陛下の雰囲気がいつもと違うような…。

「早速だが、本題に入る。魔力測定の結果だが…。

そなたは2000を超えている。おそらく、皇族だけでなくこの国で歴代最高レベルだ」


一昨日、測定の担当官に魔力について詳しく聞いてみたら、こんな感じだ。

魔力量は身長に比例していて、身長の数値と同じ人が大半、多くても1.5倍くらい。体の成長に伴って魔力量が増えるのはこのため。

皇族は身長の数値の3~3.5倍の魔力量の人が多いが、これはローゼンブルク帝国建国の折に初代皇帝が女神様から祝福を受けたかららしい。

また、魔法を使えば魔力と体力が減るけど、食事や睡眠で回復するんだって。栄養と休息が必要ってことだね。


それにしても、私の魔力ってそんなレベル?!完全に異世界チートじゃん!

両陛下や他の殿下方の助けになるから嬉しいんだけど、いろんな人に利用されそうで怖いから、喜んでばかりじゃいられない。

「ありがとうございます。

皆様のお力になれるよう、これから最善を尽くして公務に励みます」

「よろしい。

それと、これより皇女と2人で話をする。終わるまで執事や侍女たちは下がってくれ」

「「かしこまりました」」

何を話すんだろう。

ちょっと怖い。

お読みいただきありがとうございます。

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