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幽霊さんは引っ越したい!  作者: 水上 タクト


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第16話:夢の中の

 それは、ひどく白くて、冷たくて、そして――どうしようもなく静かな場所。

 私の視界を埋め尽くしているのは、どこまでも続く白銀の世界。

 音はすべて分厚い雪の毛布に吸い込まれ、風が針葉樹の枝を揺らす微かな摩擦音だけが、子守唄のように鼓膜を撫でている。

 ここは、人間が「魔の山」と呼んで忌み嫌い、決して足を踏み入れない深い深い雪山の奥底。

 私たち「雪女」の一族だけが、ひっそりと、永遠のような時間をやり過ごすための隠れ里だった。

 

『お菊。決して、あの山を降りてはなりませんよ』

 記憶の中の母の声は、吹雪よりも冷たく、そして悲しげだった。

 氷の結晶を編み込んだような美しい着物を纏い、透き通るような白い肌を持った母は、いつも私を山の頂へと連れ出し、遥か眼下に見える「人間の村」を指差して、厳しく言い含めていた。

 

『人間は、恐ろしい生き物です。彼らの体の中には「熱」という名の、私たちを滅ぼす毒が流れている。彼らが起こす火は私たちの体を溶かし、彼らが抱く「情」は、私たちの魂を狂わせる。……私たちは、永遠を生きる氷の彫像。一瞬で燃え尽きる彼らの火の粉に、決して触れてはならないのです』

 幼い頃の私は、母の言葉の意味がよく分からなかった。

雪女として生まれた私にとって、「冷たい」ことは心地よいことであり、「温かい」という概念すら理解できなかったからだ。

 ただ、夜の闇の中で、山の麓にポツポツと灯るオレンジ色の光――人間の村の灯りを見下ろすたびに、私の胸の奥底で、奇妙なざわめきが起こることだけは確かだった。

 あの光の周りでは、人間たちが身を寄せ合い、笑い、泣き、騒がしく生きている。

 永遠の静寂に包まれた私たちの世界とは違う、目まぐるしく変化する「生」の匂いが、風に乗って山を登ってくる。

 

「……あれは、毒なのね」

 私は自分に言い聞かせるように呟き、氷柱でできた自分の部屋へと戻るのが日課だった。

人間と関われば、私は溶けて消えてしまう。

だから、私はずっとこの白銀の揺り籠の中で、一人で、心を凍らせたまま生きていくのだと。

 それが、最強の物怪と呼ばれる「雪女」の、絶対の掟であり、逃れられない運命なのだと信じて疑わなかった。


 私が「大人」と呼ばれる姿に成長した、ある冬の終わりのこと。

 その年の山は、いつになく荒れていた。春の気配を嫌う山の神が猛吹雪を起こし、私は雪女としての使命――山を雪で覆い、人間を遠ざけることを果たすため、いつもよりずっと麓に近い場所まで降りていた。

 私が息を吹きかければ、木々は一瞬で樹氷となり、私が歩けば、足跡から瞬時に霜が広がる。

 その圧倒的な力に酔いしれ、私は母の言いつけを破り、「人間の境界線」である山の入り口の鳥居のすぐ近くまで足を踏み入れてしまったのだ。

 

「……これが、人間の匂い」

 土の匂い。獣の匂い。そして、鉄と油の匂い。

 私が珍しそうに周囲を見回した、その時だった。

 

――バキィィィィン!!

 足元の雪が、突然、赤い光を放って爆発した。

 

「えっ……!?」

 悲鳴を上げる間もなく、私の周囲を囲むように、雪の中から無数の「護符」が飛び出し、空中に円陣を描いた。

それは、大昔の強力な修験者か、あるいは霊能の大家が、山を降りてくる妖を狩るために仕掛けていた、『結界の罠』だった。

 

「ああっ……! な、何よ、これ……!」

 結界の円陣から、凄まじい「炎」が噴き上がった。

 ただの火ではない。私たちの霊力を根こそぎ焼き尽くす、呪力を帯びた紅蓮の炎だ。

 火柱が私の周囲を取り囲み、逃げ場を完全に塞いだ。

圧倒的な「熱」。

 生まれた時から一度も感じたことのない、恐ろしくて、痛くて、苦しい暴力的なエネルギーが、私の全身を容赦なく炙り始めた。

 

「熱い……! 熱い、痛い……っ! 嫌だ、体が……!」

 私は雪の上に崩れ落ち、自分の両手を見た。

 透き通るように白かった私の指先から、ポタポタと水滴が滴り落ちている。着物の袖が溶け、長い黒髪が焼け焦げる匂いがした。

 息をするたびに肺が焼け爛れるように痛み、私の雪女としての本質が、急激に崩壊していくのが分かった。

 

『人間は恐ろしい。彼らの火は私たちを溶かす』

 

 母の言葉が、絶望と共に脳裏に蘇る。

 掟を破り、人間に近づきすぎた罰。私はここで、誰にも知られることなく、ただの一滴の水となって土に染み込み、消滅するのだ。

 炎の壁がじりじりと狭まってくる。

 私の意識は薄れ、全身が水溜りのように溶け崩れていく  感覚の中で、私は静かに死を受け入れようと目を閉じた。

その時だった。

 

「――おい! そこに誰かいるのか!!」

 炎の轟音を切り裂いて、人間の声が響いた。

 幻聴かと思った。こんな吹雪の魔の山に、しかも怪異を焼き尽くす結界の炎の前に、生身の人間が現れるはずがない。

 だが、私は確かに聞いた。

 ザクッ、ザクッ、という、雪を踏みしめる荒々しい足音を。

 

「……こ、こないで……」

 私は消え入りそうな声で呻いた。人間に、こんな惨めな死に際を見られたくない。それに、普通の人間がこの呪いの炎に触れれば、骨まで灰になってしまう。

 しかし、その男は止まらなかった。

 

「すげえ火柱だ……でも、中に女の声がした! 待ってろ、今助けてやる!!」

 男が叫んだ次の瞬間。

 私の目の前の炎の壁に、素手の「人間の腕」が突き入れられた。

 

「あ……」

 信じられない光景だった。

 呪いの炎が、男の腕を容赦なく焼き焦がしている。皮膚が焼け、血が沸騰するような音が聞こえる。

 だが男は、歯を食いしばり、顔を真っ赤にして、その『結界の核』となっている護符を、自らの血塗れの素手で強引に引き剥がしたのだ。

 

バチィィィン!!

 けたたましい音と共に、呪いの円陣が崩壊し、私を取り囲んでいた紅蓮の炎がフッと消え去った。

 

「ハァ、ハァ、ハァ……っ! よかった、間に合った……!」

 膝をついた男が、荒い息を吐きながら私を見た。

 その顔を見て、私は時が止まったかのような衝撃を受けた。

 雪焼けした頬。少し情けないけれど、芯の強さを感じさせる真っ直ぐな瞳。そして、困った時に眉間にしわを寄せる、独特の癖。

 

……一馬?

 いや、違う。一馬なわけがない。一馬は、八十年後の未来で私を養ってくれる、ただの貧乏学生だ。

 夢の中の私は、目の前の男が「一馬にそっくりな別人」であることを理解できないまま、ただその顔を呆然と見つめていた。

 

「おい、大丈夫か!? ひどい怪我だ、服も溶けて……!」

 男は自分の着ていた厚手の外套を脱ぎ、溶けかけて半透明になっている私の肩に、バサリと掛けた。

 そして、火傷でただれた両手で、私の冷たい体をギュッと抱き起こしたのだ。

 

「……っ!? 触らないで! 私に触れたら、あなたが……!」

 私は悲鳴を上げた。

 雪女の体に生身で触れれば、人間は凍傷を負い、触り続ければ最悪の場合は凍死する。

 だが男は、自分の腕に急速に霜が張り巡らされていくのを見ても、決して私を離そうとはしなかった。

 

「冷てぇな……! でも、お前、さっきの火で死にそうだったじゃないか。……ほら、俺の体温、分けてやるから。少しでも温まれ!」

 男はバカみたいに真っ直ぐな目で私を見つめ、さらに強く私を抱きしめた。

 その瞬間。

 男の体から、不思議な『熱の力』が流れ込んでくるのを感じた。

 それは、結界の炎のような私を殺すような熱ではない。

 冷え切って崩壊しかけていた私の霊核を、優しく、力強く包み込み、繋ぎ止めてくれるような……温かくて、心地よい熱だった。

 

「……どうして、どうして、助けたの。……私を見れば、私が人間じゃないって、分かるでしょう?」

 私の問いに、男は少しだけ困ったように眉間を寄せ、それから、ニッと太陽のように笑った。

 

「人間だろうがなかろうが、関係ねぇよ。……女の子が泣いてたら、助けるのが男の役目だろ」

 その言葉。その笑顔。

 そして、私を抱きしめる火傷だらけの温かい手。

 

『人間は恐ろしい。彼らの火は私たちを溶かす』

 母の教えが、崩れていく。

 溶けているのは、体じゃなかった。

 ずっとずっと、誰にも触れられず、ただ冷たく凍りついていた私の「心」が、目の前の一馬そっくりのバカでお人好しな男の熱によって、ドロドロに溶かされていくのを感じていた。

 ああ、これが、これが「温かい」ということなのね。

 私は男の胸の中で、生まれて初めて、氷ではない「温かい涙」を流した。

 それが、私と彼――佐藤一蔵との、運命的な恋の始まりだった。


 それからというもの。

 私は一族の目を盗んでは、山の入り口の氷の洞窟で、彼と秘密の逢瀬を重ねるようになった。

 

「よう! 今日も綺麗だな」

 彼はいつも、麓の村から山道を登って、私に会いに来てくれた。

 あの結界の炎で負った手の火傷は痛々しい傷跡として残っていたが、彼はそれを気にするそぶりも見せず、私を見るたびに嬉しそうに笑った。

 私たちは、洞窟の中で何時間も語り合った。

 私が「雪の世界の退屈さ」を愚痴ると、彼は「人間の世界がいかに騒がしくて面白いか」を語ってくれた。

 

「いつか、お前を街に連れて行ってやりたいな。そこには『かふぇ』っていうのがあって、甘くて美味いお菓子がたくさんあるんだぜ」

「甘いお菓子……。私、食べてみたいわ。でも、雪女の私は、山を降りたら死んじゃうもの」

 私が寂しそうに俯くと、彼はポンと私の頭を撫でた。

 彼の大きな手から伝わる温もりが、私の心を芯からポカポカに満たしていく。雪女にとって、体温は毒のはずなのに。彼と『共鳴』している間だけは、私は一人の普通の女の子になれたような気がした。

 

「大丈夫だ。俺が必ず、お前が溶けないような、安全な居場を作ってやる。……だから、それまで待っててくれ」

 彼はそう言って、懐から小さな布包みを取り出した。

 

「これ、買ったんだ。お前に似合うと思ってさ」

 布包みを開けると、中に入っていたのは、細工の美しい『銀の手鏡』だった。

 鈍く光る銀の鏡面。柄の部分には、モダンな幾何学模様が彫り込まれている。

 

「……鏡? 私に?」

「ああ。お前、いつも水溜りに自分の顔を映してただろ? これなら、いつでも自分の綺麗な顔が見れるぜ。……俺がいない時も、この鏡を見て、俺のことを思い出してくれよな」

 彼は照れくさそうに頭を掻きながら、その銀の手鏡を私の手に握らせた。

 手鏡から伝わる、彼のかすかな体温。

 私はその鏡を胸に抱きしめ、堪えきれずに彼の胸に飛び込んだ。

 

「……好き」

 初めて口にする言葉。

 雪女にとって、それは命を削る『禁忌』の呪文だった。

 人間を愛せば、雪女の力は暴走し、やがて自壊して消滅する。それが掟だ。

 でも、もうどうなってもよかった。彼と一緒にいられるなら、永遠の命なんていらない。この一瞬の温もりの中だけで、燃え尽きてしまってもいいと、本気で思った。

 

「……ああ。俺も、お前が好きだ」

 彼は私を強く抱きしめ、私の冷たい唇に、彼の温かい唇を重ねた。

 熱い。

 火傷しそうなほど熱くて、甘くて、そして……どうしようもなく、悲しい味。

 キスを交わした瞬間から、景色が急激に歪み始めた。

 氷の洞窟が崩れ落ち、視界が真っ赤な炎と、吹き荒れる猛吹雪に二分される。

 何かがおかしい。

 愛し合ったはずなのに。彼が「居場所を作ってやる」と約束してくれたはずなのに。

 私の視界の先で、彼が火傷を負って倒れている。

 彼の手には、私に贈ってくれたはずのあの『銀の手鏡』が握りしめられていた。

 

「いや……! やめて、死なないで……っ!!」

 私が絶叫して彼に駆け寄ろうとすると、私自身の体から、制御不能な凄まじい「雪女の力」が噴き出し、彼を、街を、すべてを飲み込もうとしていた。

 掟を破り、人間を深く愛しすぎたことによる、雪女の暴走。

 

「違う、私はこんなこと望んでない! 彼を助けて! 誰か、誰か彼を助けてよぉぉっ!!」

『……泣くな、お菊。お前は、俺が……命に代えても守るから……』

 彼が最後の力を振り絞り、血塗れの手を伸ばす。

 

「いやぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 その瞬間の、彼が命を散らしていく絶望と喪失感。

 永遠の孤独に再び突き落とされる恐怖。

 私は涙を枯らし、悲鳴を上げながら、深い深い闇の底へと落ちていった。

 ああ、思い出したくない。

 こんな悲しい記憶、全部雪の下に埋めて、忘れてしまいたかったのに。

 

「……ごめんなさい。私が、私があなたを愛しちゃったから。私があなたを……」

 闇の中で、私はただひたすらに謝り続けていた。

 私が化け物だから、優しい彼を殺してしまったのだと。

 だからもう、二度と誰も愛さない。

 二度と、この温もりには触れない。

 私は誰の記憶にも残らず、ただ鏡の中で永遠に心を閉ざして……。

 できることなら普通の人間として生まれたかった……


 

「……お菊さん。ねえ、お菊さん。大丈夫?」

 不意に。

 闇の底に沈んでいた私の耳に、間抜けで、焦ったような、若い男の声が聞こえた。

 同時に、私の冷え切った頬を、温かくて、不器用で、ちょっと汗ばんだような手が、優しく包み込んだ。

 

「……え?」

 パチリ、と目を覚ます。

 視界に飛び込んできたのは、見慣れたシミのある天井と、安っぽい豆電球の光。

 そして、私の顔を覗き込みながら、心配そうな顔をしている、一人の青年だった。

 

「……一、馬?」

「ああ、よかった。気がついたね。鏡の中で、ずっとうなされて泣いてたから、心配したんだよ」

 一馬だった。

 私がヤキモチを焼いて雪を降らせても、文句を言いながら私の手を握ってくれる。

 私を雪女だと知っても、「君の隣は譲らない」と言って逃げなかった、バカで一途な、私の同居人。

 私は、自分が泣いていることに気がついた。

 霊体であるはずの目から、ポロポロと、大粒の温かい涙が溢れ出している。

 一馬は慌てたようにティッシュを箱から引き抜くと、私の頬の涙を不器用に拭ってくれた。

 

「大丈夫? なんか、怖い夢でも見たの?」

「……ええ。……夢を、見たわ」

 私はゆっくりと体を起こし、四畳半の畳の上へと這い出した。

 こんな夢を見るなんて。

 私は一馬の顔を、じっと見つめた。

 夢の中で私を炎から救い出してくれた男の顔。あの時の彼の顔が、なぜか一馬の顔に完全に重なっていた。

 まさか。私ったら、夢の中でまで、一馬に助けられる妄想をしてたってこと!?まさかまさか……


 「っ!! あ、あんた! バカ一馬のくせに、夢の中でまで私を助けてカッコつけるなんて、百年早いわよ!!」

「えっ!? なに!? 僕は何もしてないよ!?」

 私は顔から火が出るほど赤面し、恥ずかしさのあまり一馬の胸元をポカポカと叩いた。

 

「痛っ! 冷たっ! お菊さん、急に暴れないでよ! 理不尽だろ!」

「うるさいわね! あんたが変な夢見せるからでしょ! ……もう、バカ! あんたなんか、一生極貧生活で納豆ご飯ばっかり食べてればいいのよ!」

 私は口では悪態をつきながらも、一馬の胸に自分の額を 押し当てた。

 ドクン、ドクン、という彼の心音。

 それは、夢の中で聞いたあの彼の心音と、同じリズムを刻んでいる気がした。

 

「……ねぇ、一馬」

「ん?」

「……さっきの夢の中でね。あんた、私のこと助けてくれたの。炎の中から、自分の手を火傷してまで」

 私が小さな声で呟くと、一馬は不思議そうな顔をした後、クスリと笑った。

 

「そっか。夢の中でも、僕は君の隣にいたんだね」

「……ええ。生意気に、カッコつけてたわ」

「ははっ。じゃあ、正夢にしないとな。……君がどんな悪夢に囚われても、僕が必ず引っ張り出してやるよ。君の同居人としてね」

 一馬はそう言って、私の頭をポンポンと優しく撫でた。

 その温もり、私を溶かすはずの熱が、今はただ、私の心を癒す薬のように心地よかった。

 

 ……幽霊でも、夢を見るのね。……それにしても……

私は、一馬の胸の中でこっそりと微笑んだ。

 私、本当に好きになっちゃったのね。

 自分の心境の変化に呆れながらも、私は彼にしがみつく腕の力を、少しだけ強めた。

 私が雪女だとか。

 過去にどんな因縁があったとか。

 そんな難しいことは、今はどうでもいい。

 ただ、この四畳半で、この温かくてバカな男の隣で。

 この「心地よい夢の続き」を見ていたいと、私は心から願っていた。

 

「……一馬。お腹空いたわ。コンビニで、新作のイチゴパフェ買ってきて」

「ええっ!? 今深夜三時だよ!? さっきまで泣いてたのに情緒どうなってんの!?」

「いいから行きなさい! 私の涙代(慰謝料)よ!」

 ドタバタと騒がしい四畳半。

 私は、一馬の困ったような笑顔を見つめて、確かな幸福感に包まれていた。

 

「おおおお! 一馬殿! お菊殿!! 深夜の甘味買い出しでござるか! 拙者もプロテイン風味のアイスを所望いたす!!」

「「……お前は引っ込んでろ!!!」」

 夜の『ひまわり荘』に、いつもの平和でカオスなツッコミが響き渡る。

 

 しかし、過去の扉はゆっくりと、しかし確実に開き始めている。

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