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エルフ賢者の異世界転生:転生してネコになったのに銀河最強艦隊司令を任された件:金曜21時更新  作者: 秋月心文
賢者

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ユグレシア元帥

 そんな事を、しながら日々を送っていると、

何やら、囲まれて劣勢に立たされている巡洋艦を見つけた。


 大型戦艦やら、空母やらに囲まれている。


 周辺の残骸などを見る限り、

100対30ほどで戦いを始める事になったが、

武装が違い過ぎて、

今では、100対1になってしまった感じか……。


 その巡洋艦から、救援要請のコールが飛んでいるが、

明らかに劣勢すぎて、誰も、助けに入らない。


 発信者は「レグニア・ユグレシア」と言う。

最初の星で、とても世話になった

「コレット・ユグレシア」のお子さんのようだ。


 なぜ、そう思ったかって、彼女は言っていた。

男の子が生まれたら「レグニア」って名付けると……。

それに、どことなく、声も似ている感じがする。


 私は、亜空間に潜ると、時間を凍結。


 こちらの砲は小口径で、

 包囲してる戦艦の装甲を貫通出来ないだろう。


 まず、敵艦装甲内部に、亜空間からの出現ポイントを設定。


 次に、小型航宙艦のビーム砲を何度も発射しては、

時間凍結し、凝縮した塊にしていく。


 そして、それらを、たくさん用意していく。


 1万個ほど貯まった時点で、時間凍結を解除し、

一気に、先ほどの時間の現空間に向け、現出させた。


 突如、包囲していた艦隊が、一気に、全滅する。


 そして、たまたま通りかかったテイで、彼らと接触した。

「なんだか、すごい爆発でしたけど、大丈夫でした?」


 しかし、やりすぎたようだ。

バレないと思っていたのだが、接触したのが、不味かったようだ。



 後で、聞いた事だが、彼らは、敵艦全滅後、

私たちが「痕跡なく」この空間に出現した事を掴んでいたらしい。


――それからというもの……


 彼らは、私たちに会うたびに、勧誘してくるようになった。


 彼は、銀河連邦軍の最高司令官で、元帥と呼ばれていた。

 あの星で、出会った人たちのように、気さくな人間だった。


 憎めない性格な上、あんまり、しつこいから、話だけ聞いてみた。


――ユグレシア元帥の独白……


 彼は、生涯「破壊屋」という組織の撲滅を目標に動いている。


「破壊屋」は、人が住んでいる星を破壊する組織で、

星の中心部にのみ形成される「レア物質」を回収する事が目的だ。

その為なら、何億人死んでも、気にしない……という組織だそうだ。


 彼の両親、祖父母は、住んでた星も「破壊屋」に破壊された。

 母親だけは、自分の出産で別の星にいた為、被害を免れた。


 しかし、自分が用事で、他の星に行っている時に、

彼女の移住先の星が「破壊屋」に破壊されてたそうだ。


 以来、天涯孤独の身になった彼は、頑張りに頑張りぬいて、

今のポジションに昇り詰める事が出来たらしい。


 そして、前回、100対30で戦闘を仕掛けた連中も、

「破壊屋」だったらしい。



――そういう話を、聞いてしまったから……


 私は、彼の根気に折れた事もあるが、

何より、私自身「破壊屋」が許せなかったのが、一番の理由だろうか。

 

 私も、彼と同じく「破壊屋」の撲滅を目指す事にした。

 そこで、銀河連邦軍に入隊する事を決意した。



――銀河連邦軍では……



 銀河連邦軍 副元帥という「謎の肩書き」をつけられた。

 この肩書があると、元帥以外から、命令出来ない……だそうだ。



 元帥には、カティアが、私本人というテイで話してたのだが、

なぜか、ネコである私が、カティアの主人だとバレていた。


 ヒトの中には、飼いネコの方が、主人だと言う者もいるが……。

 そういう事でなく、私が、カティアの主人だと見抜いていたようだ。

 存外、食えない男だ。

 

 なので、私と、カティアには、それぞれ、別々の階級が用意された。



 私は、第八艦隊という艦隊の艦隊司令を命じられた。


 私は、亜空間を使った戦闘しかしないい。

 そして、こういう組織で、目立ちたくもない。

 だから、艦船は、銀河連邦軍で、旧式のものを配備してもらった。



 機密保持の為、第八艦隊の各艦には、

それぞれ、AIと称した、私の使い魔たちが乗艦している。

私は、使い魔のいるところなら、どこでも、瞬時に移動出来る。



 故に、私の艦隊は、いつも、銀河連邦各地を周回している。


 そして、休憩の際は、私も、私の使い魔も、

どこからでも、自由に、私の亜空間ハウスに入る事が出来るので、

一緒にご飯を食べたり、している。


――カティア・ネメシス……


 彼女は、ヒトと同じ姿なので、そのままでいいと思ったのだが……。


 彼女からは、他の使い魔と同じ、モニタごしでの対応を求められた。


 使い魔の中では、彼女の序列は、他の使い魔の方が上だ。

 一応、そういう事を気にしているのだろう。

 ヒトからすれば「悪魔」という種族は、かなり高位なのだが、

私の他の使い魔は「悪魔」とは比べ物にならない程の者が揃っていた。


 ここ何年も、ずっと、2人でやってきただけに、少し寂しいものがある。


 誰が、私の世話を?……と聞くと、

亜空間ハウスに戻れば、カティアや、他の使い魔が、世話するし、

必要なら、部下を配備して頂いてはどうか……と提案された。


 部下か……

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

数ある作品の中からこの物語を選び、貴重なお時間を使って読んでいただけたことを、とても嬉しく思っています。


もし少しでも楽しんでいただけましたら、【ブックマーク】や【ポイント】で応援していただけると励みになります!

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