古代のカラクリ人形
「明らかに強そうなんだが…」
そう言い俺は鑑定眼を発動した。そしてその眼に映った情報に思わず笑みを溢してしまう。何故か?それ相手が強者だからだ。
名前 ミゼラブル
種族 カラクリ人形(ユニーク個体)
レベル 86
スキル 剣術S 武術A 怪力S 鉄壁B 疾風B 自然治癒C 空間把握B 心眼C 鑑定眼C 軽体D 魔法耐性
固有スキル 万物切断 浮遊
称号 愚か者を切り刻む愚者
「貴様ガ次ノ愚者カ」
「喋れるのか?相当知能が高いんだな」
人間と違ってモンスターの知能の数値は魔法の威力だけでは無く喋れるかの有無も変わってくる。もちろん知能が高くても他の要因が喋れない奴もいるが基本的に喋れる=強いと言う認識で良いようだ。
『ユニーク個体だぞ?気を引き締めろ』
『分かってるよ、殺意がバカほど出てるからな。気を抜いたら死ぬ』
「蓮兎君!私はあまり役に立たなそうだから支援に徹するね」
「ありがとう助かる」
鏡花が自分から引いてくれるのはとても助かる。とてもじゃないが守りながらの戦闘は厳しいからな…結界を張ってるようだし俺が注目を稼げば鏡花は安全だろう。支援魔法も掛かってるし初めから全力で行くぞッ!
「衝撃波!」
「愚者ガ黙レ──」
目眩し程度に放った衝撃波を掻い潜りミゼラブルは両手に刀を持ったままその場にしゃがみ込む。この体勢は──
シュウゥンッ!
「速ッ?!」
「遅イ」
居合の構えをとったと思うと次の瞬間に蓮兎の目前まで迫りその刃を蓮兎の首に当たり僅かに鮮血が垂れる。
「危ねぇな!縮地無かったら死んでたぞ?」
「…仕留メラレナイカ」
(消えたと思った瞬間に縮地発動したのに傷をつけるってどうなってんだよ?!瞬間移動より速い居合…ガチで強いなこいつ)
再び笑みを溢す蓮兎。本人は気づいていないが重度の戦闘狂だったようだ。だがこの状況においては怯えるより戦闘欲で漲った方が強い、アドレナリンが溢れ出している今の蓮兎は確実に今までで1番強い状態だろう。
「次は見切るぜ?」
「ドウダカナ」
再び居合の体勢を取るミゼラブル、それに対するは同じく居合の体勢を取る蓮兎だった。その手には大地切り裂く鋭剣、狂風纏う剣、神怒を宿した呪刀だ。
「いざ勝負!」
「参ル」
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名前 宮戸蓮兎
職業 錬金術師
性別 男
レベル 68
スキル 剣術A 抜刀術B 錬金S 風魔法A 土魔法C 黒魔法B 魂魔法B 鍛治術B 強魔A 怪力B 疾風B 魔質強化B 自然治癒B 自然魔力治癒A 鑑定眼B 空間把握B 大食いA 危険感知A 集中C 苦痛耐性 恐怖耐性 黒魔法耐性 炎魔法耐性 斬撃耐性
固有スキル 魂ノ採取 神怒 魔導王 天歩 魔法構築 斬止 妖焔 高速思考
加護 暴食の加護
権能 暴食 魔喰い
称号 踏破者




