301話 参加ギルド
◇翌日・Aランクダンジョン【無魔の巨森樹】◇
「さぁさぁみなさんお待ちかねギルド対抗戦本戦! つまりはギルド同士での本気のぶつかり合い、お祭り騒ぎだァァァ!」
ここはダンジョンではあるが国の管理下にある数少ないケース、魔物は既に全て討伐されておりだから【無魔】だ。
広大な土地は木々があり小さいが山もある訓練にはうってつけの地帯となっていて、兵士などの養成にも使われているらしい。
「あ〜やばい眠い眠い助けて」
流石に寝ずに武器を作り続けたのはやばかったかな?
結局作れたのはノリにノッて4つ程になったから良いけど……でもここまで作っておいてあれだけど使い捨てなんだよな……
実用性があるのかは今日分かる。
「蓮兎くん大丈夫? 眠気覚ましの魔法とかあるのかな……」
「平気だろ。気絶でもさせとけ」
「知ってたけどやっぱ酷いなお前」
最初は暴食は悪魔、性格が悪いのは当たり前のことだと思っていた。
だが憤怒とか馬鹿なだけで性格悪く無いし色欲もまぁ今は平気だ。
つまりは悪魔だからでは無くて暴食の素の性能で性格が悪い。
「参加するギルド紹介をしておきましょうか! まず所持ポイント1位! 個人戦では優勝を飾り持ちポイント1000! Sランクギルド【アイアンメイデン】!」
【アイアンメイデン】、Sランク冒険者【魁蕾】がギルドマスターを務める全体的に防御よりのメンバーが集まった鉄壁のギルドだ。
本人は大盾と大剣を使うバカみたいな筋力値、それに加えて大量の武具を操る謎の固有スキル、底がまだ知らない相手でもある。
「現在所持ポイント700ポイント! こちらもSランクギルド【魔導研究会】! 圧倒的な魔法火力によって個人戦は無敗の強さを見せました!」
ルノアが率いるSランクギルド、メンバーの試合も多少は見たが全体的にやはり魔法のレベルが高い。
【アイアンメイデン】が受け思考のギルドとしたらこっちは攻め思考だ。
「またまたSランクギルド【六花】! 現在所持ポイント500! 少人数ギルドではありますが個々の実力は他の追随を凌駕する!」
言うまでも無くノエルがギルドマスターを務めるSランクギルド、俺たちとの交流の機会も多くよくボコされたらしている。
何度も言うが今度こそ勝ちたい。
「またまたまたSランクギルド【ツクヨミ】!
新参ではありますが最速でSランクにまで上り詰めた期待のルーキーと言っても良いでしょう! 現在所持ポイント450!」
新参、まぁ1年経って無いしルーキーっちゃルーキーなのか?
名を轟かせるには良い機会、作戦もあるし武具も用意した、1位狙っていこうじゃないか!
「そして最後はあの勇者が作り上げたギルド【勇者の集い】! ランクこそまだBですが5位に喰らい付いてきました! Sランクが多い中大物喰らいなるか! 現在所持ポイント400!」
佐伯が何とか喰らい付いた事によってギリギリの5位、正直に言って佐伯以外のメンバーはパッとしないイメージがある。
勇者もスキル任せの戦い方だったし本当にやれるのだろうか不安だ。
「以上この5つのギルドで2日間争ってもらいます! ポイントの獲得はギルドメンバーを1人倒すたびに50点追加、ギルドマスターを倒せばそのギルドが所有しているポイントを全て奪えます! さぁ争え、食らえ、暴れろ! 波乱のギルド対抗戦スタートだァァァ!」




