225話 気まずい馬車旅
馬車に全員乗り込み、総勢7名なので俺、鏡花、ラミア、ラッタと暴食、アルト、シルヴィアと分かれて乗っている。
二両分なのと遠くまでって事で結構高かったがまぁ許容範囲内だろう。
「ラミアちゃんマジ天使……絶対に私より天使……!」
「分かってるね〜、うちの娘可愛いだろう?」
明らかにこの馬車に乗ったの俺間違いだよな、全員女性なのは仕方がないとしてラミアを膝の上に乗せて上機嫌の鏡花と娘の可愛さについて語るルッタに頬を赤らめて何も言わなくなったラミア。
完全に俺は蚊帳の外だ。
『や〜い蚊帳の外にされてやんの〜』
『頑張ってくださいマスター!』
『応援してるぞマスター』
絶対にあったの馬車に乗ればよかった……!
暴食と俺を交換して今からでも遅く無いよな?!
『遅いだろ』
『ですよね〜』
俺はこのまま息を殺してリフィネアまで耐えるとしますか、2日かかるから明日は絶対にあっちの馬車に乗ろうそうしよう。
◇◇
「さて2日目! 今日は絶対にあっちの馬車に乗る。暴食どけ」
「はぁ〜? 何でだよ譲りたく無いね〜」
「うるせぇ譲れ、こっちは体痛いんだから労われ」
まだ魂欠損の後遺症は残ってるんだからスキルもまともに使えないし体は痛いしマジで苦痛なんだ。
馬車で空気を消すなんて嫌だ……!
まぁEランク風魔法小音結界を使ったから普通に快眠はできたけどね、頑張れば低級魔法くらいなら発動できるのさ!
「お兄ちゃんあっちに行っちゃうの?」
「私らの仲だそ? こっちのままだよな?」
「蓮兎君ともお話しちゃんとしたい! 私死んじゃったし!」
……それは反則だと思うなぁ俺、こんなの言われたら断れるはずなく無いか?
確かにマジもんの天使と実質天使がいるから天国ではあるんだけどね?
後もう1人が永遠とラミアについて語ってたり背中バンバンしてきたり怖いんだよね、進化もして結構防御力高いはずなのにあの背中叩きはまだ痛いんだ。
「それじゃあ2日目の馬車旅スタートだな」
眠い目をこすりながら昨日と同じ編成で馬車に乗り込んだ。
今日の最終目的地が水上國リフィネア、日本食が食べれる日も遠く無い未来となってにっこりだ!




