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218話 今後の方針

◇王都セイクリッド・【ツクヨミ】◇

 

ギルドハウスに戻った私たちは今後のことについてを話し合う予定だったんだけど……

 

「なんで勇者さん達が……?」

「すまない光義が……どうしても師匠についていきたいと」

 

申し訳なさそうに私に頭を下げてくる美穂さん、多分この人光義さんに振り回されて大変な人だ。

他の勇者パーティの人たちもなんか色々振り回されてそうだな……本人は無自覚で色々してるらしいし本当に漫画の主人公みたいな固有スキルでも持ってるのかな光義君?

 

「えっとお茶でも出しますか? 勇者様ですし」


アルト君が勇者さん達にお茶を出して歓迎、私も何か動いたほうがいいんだろうけどまだこのギルドハウスに慣れてなくて構造が曖昧なんだよね。

蓮兎君が起きたら教えてもらおう!

 

『そう言えば蓮兎君はいつ起き上がりますかね?』

『ん〜、あと1週間もすれば治るんじゃないか? 起きたら説教だな、あんな無茶許さん』

 

説教が確定した蓮兎君、可哀想だし祈っておこうか!

私天使だし!……なんか自分を褒めてるみたいで嫌だな、事実を言ってるだけなのに変だよ!

 

「まぁ勇者はどうでも良い、今後について話すぞ〜」

「良いんですか?!」

 

勇者さん達がいる中普通に会議を始めようとする暴食グラフェルさん、本当に良いのかな……?仮りにもSランクギルドの今後の方針についての会議なんじゃ……

 

「まず今後の課題、それは圧倒的な戦力不足だ」

「まぁ支配されていない本気の憤怒ラースに負けるのは確実、本気で戦った私にもまだ勝てるか怪しいものね」

 

確かに今回の大罪戦はあっさり終わったけどちゃんと正規の方法で勝てたのは強欲さんだけ、いやそれも理由不明の弱体化を受けていたから倒せた……らしい。

私はその場に直接いなかったから分からないけど色欲ヴィオラさんも蓮兎君に惚れて本気を出してなかったらしいし……

嫉妬なんかしてないよ?ただ少し、ほんの少しだけ気持ちを伝えられるの羨ましいな〜って……

 

「それで戦力増強って何か策はあるのか?」

「あるじゃないかとっておきの戦力増強が」

 

シルヴィアちゃんの問いにニヤニヤと悪い笑みを浮かべる暴食グラフェルさん、何か悪いことを考えてるっぽいけどなんだろう?

 

「Sランクダンジョン【善良なる勇者眠りし墓】、初代勇者が復活したダンジョン、そこで墓荒らしするぞ」

「ほわぁい?」


墓荒らし……?

確かその初代勇者さんのって蓮兎君が依頼されたやつだったよね、それと墓荒らしって本当にそれ言い方合ってる?!


「墓荒らし……? ダメですよ! 勇者である俺が許しません、墓荒らしは悪いことです」

「私も墓荒らしは悪いことかなって……」

「ぼ、僕も悪いかなって……」


勇者パーティ総出で否定されてるけど本当に良いのかな?


「ダンジョンと言っていたし何か理由があるのではないか? 流石に本気で墓荒らしをするわけではないと思うぞ?」

「さっすがえっと名前なんだっけお前、まぁ良いや! そう、俺たちがやるのは意識の無い勇者を叩き起こして仲間にする!」


現在【善良なる勇者の眠りし墓】にて黄泉帰りを果たした勇者は生前の意識は反映されておらず魔物の本能のまま動くものを殺すだけの傀儡、それをもし意識を取り戻させ仲間に引き入れることができたら?

歴代最強である勇者を【ツクヨミ】に引き入れることができたならばそれは大罪戦で有利にことを運ぶことができる切り札となる。


「やるだろ? 墓荒らし」

「……どうせ止めてもやるんでしょう? なら私も出来ることはしますよ!」

「まぁ実行すんのは蓮兎あいつだけどな」


眠ってる間に何か進行してるけど大丈夫だろうか蓮兎君?

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