203話 戦力確認
「戦力確認ってステータスを見せれば良いんだろ? なら俺から始めるぞ」
そう言って暴食さんはステータス画面をみんなに見えるように設定、薄い青色の板のようなステータス画面が現れる。
名前 グラフェル
種族 大罪の悪魔
職業 暴食
性別 女
レベル 279(−70)
スキル 武術S 剣術A 槍術A 弓術B 斧術A 黎魔法S 冥界魔法S 赫魔法S 空間魔法S 身体超過S 高速治癒S 指揮術S 大食いS 料理術S 鑑定眼S 隠蔽S 偽造S 装甲S 心眼S 空間把握S 危険感知S 演算強化S 禁忌S 殺戮S 惨殺S
固有スキル 悪食 暴食 寄蟲総操 創兵 構築錬成 万物蝕手 凶華月蝕 死屍累々 支配者の命令
称号 裏切りの大罪
「なんかこう……凄いですね」
「は? 何その反応」
「いや何か次元が違うっていうか……これで弱体化してるんですよね……?」
私とかすぐ捻り潰されそうなくらい強靭なステータスだよねこれ、封印の過程で何個か固有スキルも無くなったらしいし……
だとしてもおかしいって強すぎるって!
「この後に続くのなんか嫌なんですけど……ま、まぁ次は僕にしますね」
アルト君が同じくステータス画面を共有しようとした時何かを思い出したように動作を止める。
そして皆の方向を向いた。
「そう言えば言うタイミング無くて言えてなかったんですけど、偽の大天使との戦いで職業進化しました」
名前 アルト・リメルカ
種族 人間
職業 模倣者
レベル 135
スキル 剣術S 魔術A 複製B 白魔法S 炎魔法B 話術B 怪力A 疾風S 鉄壁D 強魔S 魔質強化C 魔力回路強化B 演算強化C 料理術A 友好A 自然治癒S 自然魔力回復S
固有スキル 全魔全智(模倣) 百妖夜行(模倣) 強欲(模倣) 最後の鐘(模倣) 白夜(模倣)
称号 罪を渡されし罪
「お前いつのまにか【強欲】を複製……いや模倣してたんだよ!」
「これも言うタイミング逃してしまって……あはは……」
苦笑いを浮かべるアルトは簡単に職業が進化し【模倣者】になった際の変更点を説明をした。
まず1つはコピーできるスキルの上限が5から10に増えた事、今はまだ5個だが後々増やすことができる。
2つは最低限の威力保証、元々のコピーは自分と対象の強さだけで増減が決まりコピーしたスキルの威力が1000だったとしても使用者が10なら多くても100程度が限界、だが進化の影響で最低元の50%の威力で発動できるようになった。
つまりどんなに強い相手のスキルをコピーしてもその半分の力を扱えることになる。
「それって結構強いんじゃ……?」
「マスターの固有スキル【不死性】だったか、あれをコピーしたらマスターの半分の速度で回復するのだろう? 十分化け物になれるぞ」
「別に化け物は目指してないですけどね……」
もしかしてアルト君って超優秀だったりする?
いやだって私の蘇生の時も【最後の鐘】って言うスキルで確率を上げたり今もしれっと大罪のスキルをコピーしてるし……
大罪をどんどん倒したり仲間にしたらもっと強くなるってことだよね……?
蓮兎君くらい伸び代があるんじゃ?
「次は私だな、実は私も職業が進化した。固有スキルも1つ増えていたな」
名前 シルヴィア・エール
種族 人間
職業 銃王
レベル 162
スキル 銃術S 剣術A 雷魔法S 炎魔法A 怪力S 疾風S 隠密S 自然治癒S 自然魔力回復S 鑑定眼S 空間把握S 危険感知S 暗殺S 整備S
固有スキル 火薬媒体 疾弾迅雷
称号 罪の狙撃手
「おぉなんか強そう!」
固有スキルが増えたのと職業が【銃王】?
どんなスキルなのかも確認したいよね、よし!
今日は寝れないぞ〜!スキル検証だ!
「……なんか蓮兎君みたいなこと言ってるな」
「ん? 何か言ったか?」
「何でも無い! それよりスキル検証しよ!」
その日は本当に誰も寝れなかった。




