57話『爆散』
「おじいちゃん、久しぶり、母さんから聞いてもしかして初代悪魔の液でも心配してるの? 確かに完全無欠の悪魔の液だけどさあ、死んでるやつだよ、そんなにヤバイの?」
「はあ、お前はなぜそんなに能天気なんだ、それに一番ヤバイことをお前がしてしまったことを気づいていないのか?」
サターテは映画から帰るとお爺さんが、来ていた。
サリーナは心配そうに見ていた。
「え、何を? 何の事? よくわかんない」
「お前が瞬殺したと言う邪典の書の悪魔だよ」
頭を抱えながらおじいちゃんは唸っていた。
「はあ、そんなにヤバいのに何で俺に持たせたの?」
「はははは、渡した後にお父様から聞いて」
「なに、いらんことしいの子供みたいなことしてたの?」
サリーナはしょんぼりした。
「わしは封印するために机に置いていたのにそれをサリーナが間違って渡してしまってな、まあ、相当のことがない限り封印は解けないから大丈夫だと踏んでいたのに、まさかお前が持っていて、それを燃やしてしまうとは思わなかったぞ、修学旅行言った後だから手遅れだったが、持って帰ってこなかったのもかなり不安になったし」
サターテは笑いながら
「大丈夫だって!! だってあれだよ、村に悪魔召喚しまくって強くしたぐらいだよ! それにかなり衰弱してたから死んでるって不安になるなって!」
「お前は、本当に邪典を石板に置いただけで、悪魔が無尽蔵に召喚されると思っとるのか、そんなわけないだろ、確かに微力の魔力はそこにはあっただろうがただの邪典の書なら悪魔なんぞ数匹召喚して数日で魔力切れで勝手に死ぬわ、だがあの悪魔は違う、封印されている者がその微力な魔力で悪魔を強くする上に召喚も無尽蔵に行っておったのだろうだから村は200年も苦しんだんだ」
サターテは半分聞いていなかった。
そのため、
「そうなの、すごいんだね」
都しか答えることが出来なかった。
そしてサターテは聞いた。
「で、結局邪典の書に封印されている悪魔ってなんなの?」
「私も世界にとって重要な悪魔としか聞いてませんね」
「お爺さん、どうなんですか?」
「お父様、私も知らないので教えてください」
サターテとディビーとマアリとサリーナは聞いた。
「初代悪魔だ」
「「!!」」
「そうなの?」
サターテは暢気に言った。
「え、どうなるんですか? これから?」
「サターテが本当に完全に殺したと言うなら大丈夫だが、もし生きていたらサターテに眠ってるわずかな初代悪魔の液に反応して潜んでいる可能性がある」
その時、サターテの体から声のようなものが聞こえた。
『えええウェwファhじゃあfhjkdfじゃhうぇふぁういえふぁf』
「?」
サターテは耳を澄ませた。
「何じゃこの声は? まさか!!」
そして声ははっきりと喋り出した。
『はははははははははは!! やっとだ! やっとふっかつできるぞおおおおおおおおおおおお!!』
「まずい!!」
お爺さんは慌てて魔力をサターテに向けたが
『遅い!!』
そしてサターテのお腹が少しふくらみ
「? 何だ……」
ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
「ぐぶえあおいえjふぉあへあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
変な悲鳴と共にサターテの体が爆散した、
そして黒い影がサターテの体の一部一部を持って行ってしまった。
「まっ待てえええええエエエエエエエエエエエエエエ!!」
お爺さんは手伸ばしたがすでに去っていた。
「サタああああああてえええええエエエエエエエエエエエエエエ!!」
サリーナは泣きながら爆発したサターテの近くに言った。
「サターテ君! 大丈夫!」
「ええ!! 嘘だろ!!」
そして煙が去ると
「ウウ……ウウう……」
サターテは顔だけになっていた。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!! 糞おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! 糞おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
サターテは大声で鳴いた。
それを見てディビーもマアリもさすがにかわいそうに思った。
サターテは泣きながら
「俺のチン○があああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
と言った。
「「はあ?」」
2人は顔を引きつらせた。
「糞おおおおおおおおおおおおおお!! どうして俺のチン○までえええええええええええええ!!」
それを聞いてディビーは
「おい! それ以外にもあるだろ!!」
と突っ込んだが
「チン○さえあらば俺は何度だってやり直せる!! それなのに! 俺のチン○をおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
と泣き喚いた。
ディビーは呆れていた。
「まあ、大切ですしね」
マアリはフォローに入った。




