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サタンのダメ息子  作者: 糖来 入吐
エクソシスト仕事編
50/106

50話『甘やかされた』

あの村から飛行機で5時間乗せられてサターテはエクソシストの本拠地に着いた。

その間目隠しされた上に耳を塞がれ魔力が漏れないような良くわからない部屋に連れられてそして椅子にくくりつけられていた。


「なあ、何でここまでするんだ」

「いや、お前悪魔なんだから当然だろう? そもそもお前があの村に災いを起こさなければこんなことにはならなかったと思え」

「え、あれだからルシーフェのせいだって言ってんだけど耳が悪いの? バカなの? 死ぬの?」


サターテは見張りをおちょくった。

しかし無視された。

その間ずっと喋らないままボーッと過ごしていた。


「暇だな、アニメないかなー妄想で何とかなるかな?」


そしてサターテは着くまで妄想でしのいだ。




「着いたか、ああ帰りてー働きたくないなーごろごろしたいなー」

「はいはい、そんなこと言える立場ではないでしょうに」


サターテが振り返ると


「ディビーって聖職者の服って着るんだね、なんかあってないって感じがするな、やっぱりマアリがいいんじゃねその服系統は」

「そうだな、それに関しては同感だ、我が姉以上にこの服が似合う人間は存在しないのではないかと思うぐらいに姉の聖職姿はヤバイ」


それを聞いてサターテはディビーに


「え、見たことあるの! 見てみたいんだけど!」


と言ったが


「まあ姉は見た通り聖職者に入るかどうか尋ねられた時に私が着てみてって言ったら着るだけ着てくれたんだ」

「いいなー俺もみたいお」


サターテは羨ましそうに言ったが


「まあ、姉に聞かないと分からないかな?」


とはぐらかされた。

そしてサターテは罰の為雑用をやらされる日々を過ごした。


-----------------------------------------------------------------------------------------------


5日後


「ちゅかれた」

「まだ5日しか経ってないんだけど」

「それでも疲れたんだよ、お願いだよ、アニメ映画だけども見せておくれよ」

「はあ、考えておくよ」

「大阪人の考えておくはほぼ確実に断ってるって聞いたことあるけど大阪人じゃないから大丈夫だよね」


それを聞いて


「大阪人じゃないけど同感な感じになりそうだ」

「……」


それを聞いてサターテは呆けてしまった。


「大丈夫だちゃんと考えておくから」

「本当だな」

「ああ、」


それを聞いて仕事に戻った。

サターテは来る日も来る日も野郎の下着を洗濯させられていた。

サターテにとって苦痛の日々だった。


6日目


「あにめーあにめー……あにめー」


サターテはほとんどアニメの事しか考えてなかったが仕事はきっちりしていた。


「うーん、どうやら少し息抜きさせた方が効率がよさそうだな」

「そうですね、さすがに気持ち悪いですし」


ディビーとユリーは紅茶を飲みながら話していた。

その時


「!! 何か嫌な予感が……」

「感じましたか! 私もです隊長!! どこからか異界の門があくようですね!」


ユリーとディビーは反応のあるところに向かった。


「……この魔力確か」


サターテは魔力に覚えがあった。

の為、こっそりついて行った。


---------------------------------------------------------------------------------


「!! 何だこの穴は!!」

「ヤバイですよ隊長!! これ魔界のもんですよ!!」


そして他のエクソシストもやってきて警戒態勢を取った。

そして何か門から出てきた。


「油断しないで! ちゃんと集中して警戒を解かないように」

「いや、分かってますよ」


お爺さんが言ったがディビーは切り返した。


「ふん、我が可愛い子供を探しにきた、どけゴミどもが」

「何だお前は?」

「いやお爺さんが言ってどうするんですか!!」


挑発するお爺さんをディビーは止めようとしたが


「小癪な餓鬼だ、60年程度のガキは教育が鳴っていないな」


グシャア!!


「「「「!!」」」」


お爺さんは触れられた瞬間チリになった。

そして血しぶきが飛んだ。


「いえ、息子はどこだ」

「息子って、もしかしてサターテの事ですか?」


ディビーはなんとなく聞いてみた。


「いるのか! 会わせろメス!!」


震えながらサターテを呼ぼうとすると


「ままああああー!!」

「ああ!! 我が息子よ!! 会いたかったぞ!!」

「うわ、ママって……」


ディビーはドン引きした。


「ままー、1000万円頂戴」

「いいよー!!」

「えー」


ディビーはなぜサターテがこんなに自己中心的でわがままで天邪鬼で相手をあんなに煽るのかが少しわかった気がした。

母親の甘やかし過ぎだ。


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