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20 アラクネ

アラクネという魔物を知っているかい?


腰から上が女性で、下が蜘蛛というアレだ


異世界に来て初めて見た


いや最高だわ!




「さっさと討伐しろっ!」


アラクネをマジマジと見ていたら元女騎士のリーダーから怒られた




・・・帰っていいかな?





リーダーの後ろに乗って馬で移動したんだが3日もかかった


おかげでお尻がボロボロだ




お尻が鞍と擦れたせいだ


早い話が靴ずれのお尻版


そりゃ痛くもなるってものだ




初日は夕方の早いうちに休憩になった


お尻が痛くて馬に乗っていられないからだ





なんとか馬から降りれたものの、あまりの痛さに動けなかった


地面に毛皮やらマントやらを敷いた上にうつ伏せにならせてもらった





そうしていたら焚火やら夕飯の用意を終えたリーダーが来て言った


「ズボンを脱げ」


・・・性的に食われるかと思った




わらわはここではじめてを迎えるのですね


そう言いそうになったけど言わなかったボクを褒めてやりたい




混乱していて


『こんな時どんな顔をしたらいいか判らないわ』


と内心で思っていたらリーダーが


「尻を見せてみろ」


と言ってきた





治療だったのね


ちょっとだけ残念な気持ちになった


童貞を捨てられると期待しちゃったから





女の人と話すことなんてめったにないからまごまごしていた


そうしたらリーダーは実力行使に出た


ボクのズボンを下ろしてきた


そしてお尻がでるようにパンツが少し下ろされた





・・・恥ずかしい


もうお婿に行けない(シクシクシク)




リーダーは血まみれのお尻に薬を塗っていった


恥ずかしいような、嬉しいような不思議な気持ちになった


新しい扉が開いたかもしれない





とまあボクのお尻を犠牲にしてようやくアラクネが出没する森にたどり着いた





・・・もう二度と遠出なんてするもんかと思ったね


もっとも討伐が終わった後、帰りがあるって気が付いた時ガックリ崩れ落ちたけどな




森の手前では冒険者達が野営していた


そこに合流した後、森に入った


それだけアラクネは脅威だった訳だ




アラクネとその手下の蜘蛛達と聞くと余り強く感じない


個々の蜘蛛達は弱いもののアラクネにより統率されると無敵になるんだそうだ


おかげで冒険者達の犠牲が激しい



ドラゴンスレーヤ―が来たなら後は頼む


そう言うことだった




ASAPで森に入ったらすぐにアラクネに出会った


まあ偵察して居場所の目処は立っていたからね





聞いた通り上が女で下が蜘蛛だった





・・・一体どんな理由で哺乳類と甲殻類が合体できるのか?と言いたい


完全に遺伝子を舐めて切っているとしか思えなかった




体長は3mくらい?


体高さも3mくらい?


女性の部分は洋服代りに布を巻いていた


そこまではいい


問題は胸だった




巨乳でした




蜘蛛なので子供に乳は与えないだろ?


それなのになぜおっぱいがでかいんだ?


声を大にして言いたい





おまけに胸を強調するように布が巻かれている


どこかのダンジョン小説のアマぞネスのようだと言えば判るだろうか?


あるいは童貞を殺す服?





・・・帰っていいかな


さすがに、おっぱいにまほうは向けられませんって



おっぱいは次代を育む貴重な存在だ


戦闘なんかで損なっていいものではないんだよ


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●アラクネ(あらくね)


蜘蛛と女性を合体させたモンスター



少し前まではネット小説だろうがラノベだろうがほとんど見かけることはなかった


だが近年に入って大人気である



・・・まるでアマビエのようなのでどこかの誰かが後ろで糸を引いているような気がするのは気のせいだろうか?




人の好みによって評価が別れ


ピカピカの外骨格カッケー、となるか


げっ、キモイ、となるかの二択であった




でもここで第3の選択肢ができた


アラクネ?(巨乳なのが重要なので)何か問題があるのか?




・・・書いていて反省も後悔もしていない




『悪魔の辞典@小説家になろう(連載版)@焼ミートスパ著』より

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