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19 女騎士様

「もっとしっかり握るのだ!」


ともっと強く腰に抱きつくように言われた



・・・無理ですって(汗)





いえねドラゴンを倒したからドラゴンスレーヤ―の称号を得たんだよ


そうするとドラゴンまではいかなくてもアラクネだとか変異種のオークだとかの討伐を依頼されるようになった


受けないけどな




 

偉そうな態度で


「討伐してこい」


と言われたら


「だが断る!」


というのがなろう小説読み専の心意気というものだ




右を向けと言われたら損を承知で左を向く


・・・本当に困った人種だこと(笑)





断りまくったらボクがおっぱい星人だという噂が届いたのかやり方を変えてきた


女だけの冒険者チームが交渉の窓口にしやがりましたよ


もちろんリーダーは巨乳




大事なことなので二度言う


皮アーマー越しにも判るほどおっぱいが大きい


・・・胸の形に合わせて皮の鎧を作っているから当然なんだけどな




「イエス、マム!」


思わず直立不動で返事をしたね




・・・その後すぐに蹲った


だってカチカチになったアレがズボンの中で折れたんだもの(涙)




「グググググ」


床の上でのたうち回ったね




と言う訳でアラクネの討伐をすることになった


遠くの森の





そう『遠くの』←ここ重要





車も電車も飛行機もない異世界


遠くの場所に行くにはどうするか?


馬に乗るんだよ





馬車?


魔物アラクネが暴れているというのにそんな速度の出ない馬車もの使えませんよ




当然


「馬には乗れません」


と断ろうとした



一度『諾』とは言ったが乗れないものは仕方がない


「諦めてね(意訳)」


そう言ったんだがリーダーは引かなかった





「私の後ろに乗せてやろう」


元女騎士のリーダーは意外と男前だった



もちろん拒否したんだよ




馬の後ろに乗るというからにはリーダーの腰というか背中から抱きつかなければならない




童貞なろうしょうせつよみせんには無理ですって


大義名分があったとしても女性に触れない人種ですもの




ところがリーダーは強かった


嫌がるボクを愛馬まで引きずって行った




馬に跨った後、ボクに手を差し伸べる


嫌がるボクを残りのパーティの女冒険者達が馬上に押し上げる


かくして馬上の人になりました





大義名分があっても女性に触れない人種ボク


軽くリーダーの腰に手を回したら怒られた


「そんなものでは振り落とされるぞ!もっとしっかり持て!」




・・・ドラゴンを相手にしていた方がなんぼかマシだと思ったね(涙)



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●女騎士(おんなきし)


女性の騎士のこと




異世界において騎士と言うのは全身装着タイプの鎧を着用する


鎧の重さは平均で20kg


当然のことながら騎士は力のある男性の職業である




ところが


王族の女性を守るとか


淑女よりも騎士が良いだとか


貧乏だから悪を切れば手っ取り早くお金が儲かるとか


切実だったり、適当だったりする理由で騎士になる女性がいる





食事はガツガツ食べ


何処でも平気で寝て


湯あみなんてのは1カ月していませんがなにか?


そんな女騎士そんざいに私はなりたくない、ではなくて女を捨てているようになる



・・・男ばかりの騎士に交じっていれば当然なのである




そんな存在ではあるが異世界では大評判である




ゴブリンや盗賊に身を汚されようとする際


「くっ殺せっ!」


と言うからである




かのセリフは、


なろう小説読み専の死ぬまでに言わせたい一言トップ10に入っているとの噂がある





「くっ殺」はいいね


リリンの産んだ文化の極みだよ


と言った存在がいたとか、いなかったとか




『悪魔の辞典@小説家になろう(連載版)@焼ミートスパ著』より

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